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【輝く女性研究者賞】永塚尚子会員が受賞

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雪氷学会の皆さま、

学会員の永塚尚子さんが、第6回輝く女性研究者賞(JST)の科学技術振興機構理事長賞を受賞し、先週日曜日のサイエンスアゴラにて表彰式と受賞講演が行われました。

ジュンアシダ賞: www.jst.go.jp/diversity/about/award/index.html
サイエンスアゴラ: www.jst.go.jp/sis/scienceagora/index.html
表彰式: scienceagora.jst.go.jp/2024/session/27mm13.html

本受賞は雪氷学会(学術委員会・学会賞選考委員会)からの学会推薦に基づいています。外部の組織による褒賞に関して学会からの推薦を希望される方は、学術委員会へご相談ください。

藤田耕史%学術委員長

 

記事の有効期限: 2024年12月14日 土曜日

中谷宇吉郎科学奨励賞・受賞候補者の募集(2023年11月30日締切)

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中谷宇吉郎科学奨励賞・受賞候補者の募集(2024年11月30日締切)

日本雪氷学会員の皆様

中谷宇吉郎科学奨励賞の受賞候補者を以下のように募集いたしますので、ふるってご応募ください。

日本雪氷学会・学術委員長
藤田耕史

***********************************************************************
令和6年度中谷宇吉郎科学奨励賞の受賞候補者自薦の公募について

石川県加賀市では,科学教育の振興を図り,豊かな教養を備えた人間形成に資するため,科学に対する学習意欲が旺盛でその成績が特に優秀な児童及び生徒,並
びに優れた研究成果をあげた大学生等若手研究者に,標記の賞を毎年贈っています.そのうち,雪氷学の分野で日本を代表する大学院生等の若手研究者を毎年1
名,雪氷学会から同市教育委員会に推薦しています.この対象者は,「『雪』,
『氷』の研究に取り組み,国際会議等で優秀な研究発表を行い,将来においても雪氷学の研究に携わる意欲のある大学生等若手研究者」とされています.つきましては,次に該当すると思われる方の自薦を公募します.また,該当者にお心あ
たりのある方は,当人に応募を奨めてください.受賞者は当学会の学会賞選考委員会で選考されます.なお,選考された方は来年2月実施される中谷宇吉郎雪の科学館での表彰式に参加していただくことになっています.

対象者:大学院生,研究生,または学位取得から概ね3年以内の若手雪氷学研究者で,優れた修士論文,博士論文またはそれらと同等の論文,あるいは国際学会等で既に発表もしくはこれから発表する論文を有する方.

応募方法:下記1~4の内容を記述した書類及び5のファイルを2024年11月30日(土)17時までに学会事務局(jssi-post@bunken.co.jp)へ提出して下さい.また,本件の内容の問い合わせは,学術委員長の藤田(cozy@nagoya-u.jp)までお願いします.

1. 応募者情報:氏名(ふりがな),住所,所属,身分,生年月日,略歴(論文
発表・国際学会等での発表,表彰履歴などがあれば含める),学位,応募者についての照会先2名の氏名・連絡先
2.
顔写真(上半身をカラーで撮影したjpeg画像ファイル,受賞決定時の際の加賀市の広報用)
3. 自薦書(400~800字)
4. 該当論文名と論文内容(要旨)の日本語での平易な説明(共著論文の場合,
応募者の役割・貢献を説明する.参考論文があればそのリスト.平易な説明は,加賀市の教育関係者の方にも理解いただけるような文面,用語説明をおねがいします.)
5. 該当論文のpdfファイル

記事の有効期限: 2024年11月30日 土曜日

日本雪氷学会2022年度各賞受賞者

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日本雪氷学会2022年度各賞受賞者

日本雪氷学会2022年度学会賞受賞者

学術賞:八久保晶弘(北見工業大学 社会環境系,博士(地球環境科学))
件名:天然ガスハイドレートの調査研究とガスハイドレートの同位体分別に関する研究

学術賞:飯塚芳徳(北海道大学 低温科学研究所,准教授,博士(理学))
件名:氷床アイスコア掘削プロジェクトの推進および塩微粒子解析に基づく気候変動の研究

学術賞:Greve, Ralf(北海道大学 低温科学研究所,教授,理学博士)
件名:氷床数値モデル開発と氷床変動に関する研究

平田賞:服部祥平(南京大学 国際同位体効果研究センター/地球科学与工程学院,准教授,博士(理学))
件名:安定同位体分析に基づいた雪氷圏エアロゾルに関する研究

平田賞:新屋啓文(新潟大学 災害・復興科学研究所,准教授,博士(理学))
件名:粒子-流体連続解析を用いた吹雪の時空間構造に関する研究

平田賞:大風翼(東京工業大学 環境・社会理工学院・准教授,博士(工学))
件名:風洞実験や野外観測による吹雪現象の解明と数値流体力学に基づく吹雪モデルの構築

技術賞:安達聖(防災科学技術研究所,特別研究員,博士(工学))
件名:雪氷用MRIによる湿雪試料の計測技術の開発と応用

論文賞:室谷浩平(鉄道総合技術研究所・鉄道力学研究部計算力学)
    中出孝次(鉄道総合技術研究所・鉄道力学研究部計算力学)
    鎌田慈(鉄道総合技術研究所・防災技術研究部気象防災)
件名:鉄道車両に用いる着雪シミュレータの開発(その2) ―実験から導き出した着雪発達条件を用いた着雪解析手法の検討―

論文賞:東海林明雄(北海道教育大学名誉教授)
件名:御神渡りの発生と成長発達について

論文賞:丹治星河(北海道大学大学院理学院)
    稲津將(北海道大学大学院理学研究院)
    川添祥(北海道大学大学院理学研究院)
    佐藤陽祐(理化学研究所計算科学研究センター)
件名:2017/2018年冬季における北海道の吹雪発生マップの作成

功績賞:榎本浩之(国立極地研究所及び総合研究大学院大学,教授,副所長,Ph.D)
件名:極地雪氷気候科学研究とわが国の北極研究の推進・国際化に果たした多大な功績

学会賞選考委員会・委員長
竹内 望

中谷宇吉郎科学奨励賞受賞者

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中谷宇吉郎科学奨励賞


雪氷学で多大な功績を残した中谷宇吉郎博士の出身地である石川県加賀市では,科学教育の振興を図り,豊かな教養を備えた人間形成に資するため,科学に対する学習意欲が旺盛でその成績が特に優秀な児童及び生徒,並びに優れた研究成果をあげた大学生等若手研究者に,標記の賞を毎年贈っています.そのうち,雪氷学の分野で日本を代表する大学院生等の若手研究者を毎年1名,雪氷学会から同市教育委員会に推薦しています.この対象者は,「『雪』,『氷』の研究に取り組み,国際会議等で優秀な研究発表を行い,将来においても雪氷学の研究に携わる意欲のある大学生等若手研究者」です.

受賞者一覧

  • 2023(R5) 丹治 星河(京都大学防災研究所 特任助教)
    「吹雪発生可能性の診断と新たな吹きだまりモデルの開発」

  • 2022(R4) 波多 俊太郎(北海道大学低温科学研究所 博士研究員)
    「南パタゴニア氷原 PioXI 氷河における気候以外の要素に影響を受けた末端位置・表面標高・流動変化」

  • 2021(R3) 小野 誠仁(千葉大学大学院融合理工学府 博士課程)
    「日本の積雪中に生息するクマムシとワムシの発見とその彩雪現象との関係に関する研究」

  • 2020(R2) 勝山 祐太(森林総合研究所 研究員)
    「積雪の温暖化影響評価および降雪粒子の観測と解析手法に関する研究」

  • 2019(R1) 大沼 友貴彦(東京大学生産技術研究所 研究員)
    「積雪観測に基づいた雪氷藻類の繁殖とそのアルベド効果のモデル化に関する研究」

  • 2018(H30) 新屋 啓文(新潟大学 特任助教)
    「粒子-流体連続解析を用いた吹雪の時空間構造に関する研究」

  • 2017(H29) 島田 利元(JAXA地球観測研究センター 研究開発員)
    「衛星データを用いたグリーンランド氷床裸氷域および暗色域の時空間変化に関する研究」

  • 2016(H28) 阿部 隆博(北海道大学大学院理学院 博士課程)
    「カナダ・ユーコン地域に存在する静穏期のサージ型氷河の冬期流動加速についての研究」

  • 2015(H27) 猿谷 友孝(国立極地研究所 特任研究員)
    「凍上・アイスレンズ形成のメカニズムの研究」

  • 2014(H26) 永塚 尚子(国立極地研究所 特任研究員)
    「氷河における生物起源有機物の研究」

  • 2013(H25) 永井 裕人(名古屋大学大学院環境学研究科 研究員)
    「ヒマラヤの岩屑被覆氷河の衛星観測による研究」

  • 2012(H24) 津滝 俊(名古屋大学大学院環境学研究科 研究員)
    「氷河前縁湖の形成に起因する山岳氷河の流動変化」

  • 2011(H23) 大宮 哲(北海道大学大学院環境科学院 博士課程)
    「吹雪粒子の帯電特性解明に向けた実験的・観測的研究」

  • 2010(H22) 安達 聖(筑波大学数理物質科学研究科 特別研究員)
    「MRIの雪氷研究への応用」

  • 2009(H21) 倉元 隆之(国立極地研究所 特任研究員)
    「中部山岳地域の源流における冬季の水循環と化学物質動態に関する研究」

  • 2008(H20) 安成 哲平(総合地球環境学研究所 プロジェクト研究員)
    「アイスコア及び気象学的解析を用いた春季黄砂発生と成層圏対流圏輸送の関係についての研究」

  • 2007(H19) 紺屋 恵子(JAMSTEC 研究員)
    「氷河表面融解における空間分布と地形の影響」

  • 2006(H18) 奈良間 千之(名古屋大学大学院理学研究科 学振特別研究員)
    「中央アジア山岳地域における氷河編年研究」

  • 2005(H17) 中澤 文男(信州大学山岳科学総合研究所 奨励研究員)
    「花粉を指標とした中低緯度氷河コアの年代決定に関する研究」

  • 2004(H16) 松岡 健一(総合地球環境学研究所 学振特別研究員)
    「南極氷床内部の多周波レーダ観測とその氷床動力学への応用」

  • 2003(H15) 竹内 望(総合地球環境学研究所 助教)
    「ヒマラヤの雪氷生物に関する研究」

  • 2002(H14) 飯塚 芳徳(北海道大学低温科学研究所 科学研究支援員)
    「東南極宗谷流域の氷床底面状態に関する研究」

  • 2001(H13) 坂井 亜規子(名古屋大学大学院環境学研究科 研究生)
    「ヒマラヤにおける岩屑に覆われた氷河の融解過程に関する研究」

  • 2000(H12) 深澤 裕(物質構造科学研究所 研究員)
    「極地氷床氷および人工氷の原子・分子構造のダイナミクスの研究」

  • 1999(H11) 八久保 晶弘(北見工業大学土木開発工学科 助手)
    「積雪表面霜の形成に関する研究」

  • 1998(H10) 長島 和茂(資源環境技術総合研究所 研究員)
    「氷結晶の一方向成長における形態形成に関する実験的研究」

  • 1997(H9) 藤田 耕史(名古屋大学大学院理学研究科 博士課程)
    「チベット高原氷河の質量収支に関する研究」

  • 1996(H8) 尾関 俊浩(北海道大学工学部 助手)
    「サン・クラストの形成機構」

加賀市 中谷宇吉郎科学奨励賞規則

加賀市 中谷宇吉郎 雪の科学館

日本雪氷学会2021年度各賞受賞者

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日本雪氷学会2021年度各賞受賞者

日本雪氷学会2021年度学会賞受賞者

平田賞:阿部 隆博(三重大学大学院生物資源学研究科,博士(理学))
件名:人工衛星搭載合成開口レーダーによる永久凍土荒廃地域の地形沈降の検出

平田賞:大沼友貴彦(東京大学 生産技術研究所,博士(理学))
件名:氷河および氷床の融解を加速させるバイオアルベド効果とそのモデル化研究

平田賞:大藪幾美(国立極地研究所・研究教育系,博士(環境科学))
件名:氷床アイスコアの微量気体・塩微粒子等の解析に基づく気候変動の研究

論文賞:宮下彩奈(東京大学大学院理学系研究科日光植物園
    南野亮子(岐阜大学流域圏科学研究センター)
    澤上航一郎(東京大学大学院理学系研究科日光植物園
    勝島隆史(森林総合研究所十日町試験地)
    舘野正樹(東京大学大学院理学系研究科日光植物園)
件名:ひずみゲージを用いた積雪期における樹木曲げ応力のモニタリング

功績賞:和泉 薫(新潟大学名誉教授,理学博士)
件名:雪崩防災に関する教育・研究・社会貢献と学会運営に果たした多大な功績

功績賞:高橋修平(北海道立オホーツク流氷科学センター所長,北見工業大学名誉教授,理学博士)
件名:雪氷学ならびに学会誌『雪氷』と学会運営に果たした多大な功績

学会賞選考委員会・委員長
竹内 望

井上フィールド科学研究基金2020年度第2回公募中止のお知らせ

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雪氷学会会員の皆様,関係者の皆様

井上フィールド科学研究基金2020年度の研究活動助成につきまして,第2回公募締め切りが7月末日に迫っているところですが,新型コロナ感染症の世界的な流行の終息が未だ見通せない状況であることから,第2回につきましては公募を中止させていただくことになりました.締め切り直前の案内になり,申請の準備されていた方には大変申し訳ありません.来年度以降,状況が良くなりましたら,研究助成を再開したいと思いますので,その機会にはふるって応募ください.

日本雪氷学会
井上フィールド科学研究基金事業運営委員
竹内 望