飛沫感染予防対策パーテーション sdgs_prevention_partition
ニューノーマルな室内運動環境に必要不可欠
【飛沫感染予防対策パーテーション】
コロナ禍において感染症予防対策は施設管理者にとって最大の関心事になりました。スポーツジムで運動することが「特別なこと」になった今、セノーはスポーツメーカーとしてスポーツの現場を守るためのものづくりに取り組みました。
健康づくりのための環境づくりこそセノーの出番だ
スポーツをする、健康づくりのために体を動かす、という日常がどれほど大切かを思い知らされました。スポーツは不要不急かといわれれば、そんなことはありません。人間の生活において運動することは不要でなく大切な活動の一つです。
しかし、スポーツ全般、特にスポーツジムにおいては感染拡大の危険があるということで今までのような運営ができなくなってしまいました。私たちのお客さまである施設管理者の方だけではなく、サプライヤーの方々からも「セノーで感染症対策の製品を扱えないのか」という相談をいただきました。これは安心・安全を掲げてきたセノーだからこそやらなくてはならないことです。セノーが製品の開発をするときは最低でも一年、長ければ二年以上の時間がかかるのですが、私たちはこれまでのあらゆる開発ノウハウと製品の企画立案、そして製造元との連携によって、数ヶ月で製品を完成させることができました。
コロナ禍でのジムの様子
「セノーだからこそ」と思いを語る尾﨑取締役
飛沫感染予防対策パーテーション
優れた耐薬品性!
一般的な除菌剤(アルカリ性、酸性、塩素系洗剤・エタノール)に溶けたり、膨張したり、反応しにくい素材です。 ※有機溶剤除く ※止め具を除く
自己消火性のある素材!
単に燃え難いという意味だけではなく、万が一、パネルやフレームに火が点いた際にもメラメラ燃え上がらずに、本製品の延焼を最小限に食い止めます。
簡単設置!
組立は土台に主フレームを差込み、止めネジを締め付けるだけの簡単組立です。
スポーツジムで使うものだからこそセノーが開発しなければならない
飲食店をはじめ、席と席との間を区切るアクリルパネルは多くの企業が開発しています。スポーツジムも人数制限やマシンの使用制限を行う中で、息や汗の飛散を防止するためのものを準備できないか、という問合せが増えていました。スポーツの現場が抱える課題を解決することがセノーの使命です。まずはトレーニングマシンの間に置くもの、というコンセプトから企画されました
製品開発に関して語るI氏
用途にあわせて選べるサイズ
これまで全く携わったことのない製品ですので、高い技術力を持つサプライヤーの協力のもと、試作を重ねました。スポーツジムで安全に使っていただくために素材や形状にこだわり、かなり集中して製品開発に取り組みました。セノーが製品化する以上、安全・安心が担保されていることは絶対条件です。安定性を重視した金属製のものと、ストレッチエリアやスタジオエリアで手軽に移動できるプラスチック製のものの2種類をセノーのオリジナル商品として開発しました。プラスチック製フレームはリサイクル原料を採用しておりさらなるリサイクルも可能です。パネル部分はアルコール消毒に耐えうる素材であることはもちろん、自己消火性のあるものを採用することで万一の火災にも延焼を防ぐことができます。
社会不安に対するソリューションを提供できる会社であること
仙台支店営業担当のO氏
2020年の夏には自治体やスポーツクラブへご案内ができる状況になっていました。ランニングマシンの間隔は狭いところが多く、まずは脚の部分だけ差し込んで組み立てがしやすい仕様は高い評価をいただいています。地方のスポーツジムではDIYで対応されているところもあって、この製品をきっかけにセノーとのご縁ができた施設もあります。運動施設自体が利用者に安全・安心を提供するために必要不可欠なものを提供できたと考えています。
大阪支店営業担当のN氏
素材にこだわった安全性、使い勝手の良い安心も相まって、最近ではスポーツ施設以外にも病院や一般企業といったこれまでセノーとの関わりがなかった企業からも問合せをいただく機会が増えています。セノーは運動器具だけを作って売る会社ではありません。スポーツを通じて健康づくりに貢献していくことが基本ではありますが、この製品のようにスポーツの現場から社会不安を解消していくためのソリューションも提供していける会社であることを誇りに思っています。
導入事例
会津若松市河東総合体育館 様
えみくるARIDA(有田市民水泳場) 様