仕事で役立つ – 世界遺産検定

仕事で役立つ

世界遺産の知識は多くの業界で役立つ

世界遺産検定の受検を通じて身に付く知識は、旅行・観光などの業界で実践的に役立つのはもちろん、社会人の基礎教養として多くの業界で活かせます。世界の多様性への理解を深めることは、さまざまなビジネスシーンにおいて今後ますます重要になります。

※掲載している「認定者の声」はプロフィールを含めインタビュー当時のものです

旅行・観光

世界遺産は観光地や定番の旅行先になっているところが多いため、ツアーの企画やお客様へのご案内などで、世界遺産の知識を直接活かせる場面が多くあります。また、世界遺産学習では遺産そのものだけでなく、各国の歴史や地理、文化などを横断的に学べるので、世界や日本のさまざまな土地に対する知識が必要になる旅行・観光業界では多方面で活用できます。 活かせる職種の例:商品企画、コーディネーター、ツアーコンダクター、ランドオペレーター、営業 など
認定者の声
名刺にある「世界遺産検定」の記載が会話のきっかけになることが多いです
検定への挑戦が「自信」やキャリアを広げることにつながったと思います

出版・広告・メディア

報道機関や出版社、広告会社、Webメディアなどで働く際には、世界の歴史・文化に対する見識や、国際情勢の把握が求められます。世界遺産学習では各国の歴史・地理に触れられるのはもちろん、時事問題に接することも多いので、責任ある情報を発信する仕事において必要な、基礎的な教養を身に付けるのに役立ちます。 活かせる職種の例:記者、編集者、ライター、カメラマン、ディレクター、プロデューサー、プランナー、営業 など
認定者の声
「世界遺産」と「国際ニュース」がからみあう報道をしていきたいと思っています
観光局や大使館の方々と文化やツーリズムについて深い話ができるようになりました

商社

海外企業との取引や現地での投資・事業経営など、グローバルにビジネス展開する商社では、市場分析やリスクマネジメントなどの観点で、世界情勢を理解しておくことは必要不可欠になります。世界遺産学習を通じて身に付く知識は、世界を股にかけて活躍するための基礎になります。海外の方との商談において、会話のきっかけが世界遺産になることもしばしばあります。 活かせる職種の例:営業、事業企画、営業事務、貿易事務、法務 など
認定者の声
外国の方との雑談の際、その国の遺産のことに触れると話が弾みます
海外の方と仕事以外の話で盛り上がったことで距離が近くなった気がします

デザイン・美術・芸術

世界遺産学習では美術・建築作品が多く登場し、美術史や建築史にも触れることができるので、デザインに携わるうえで教養として役立ちます。クリエイティブに携わるうえで世界遺産が創作のアイデアになることも少なくなく、遺産をモチーフにした作品も世の中には数多くあります。世界遺産を学ぶことでクリエイターとしての引き出しが増え、クライアントなどへの提案の幅も広げられます。 活かせる職種の例:デザイナー、イラストレーター、建築士、フォトグラファー、学芸員、美術・博物館員 など
認定者の声
世界遺産をはじめとする歴史的建造物のモチーフに接する機会が少なくありません
世界遺産は、「表現者」として必要な多様性を育む手助けをしてくれます

教育・福祉

世界遺産は、地理と歴史を横断的に学ぶのに最適な素材で、SDGsとも深く関わっており、中学・高校の社会や地理歴史において世界遺産を題材にした授業が多く行われています。観光との親和性も高いため、大学の観光系の学部や専門学校でも講義に取り入れられています。世界遺産学習は教員として授業の切り口を広げるのに役立ちます。 活かせる職種の例:学校教員、講師、研究職、学芸員 など
認定者の声
博士号取得の原動力は興味と好奇心。世界遺産から入った学びをまだまだ続けたい
国際線の客室乗務員から教員へ。どちらでも世界遺産の知識が役立っています

航空・交通・物流

従来から海外のお客様と接する機会が多かった航空会社だけでなく、国内の交通・物流においても、インバウンドの拡大で日常的に外国の方と触れ合うようになってきています。世界遺産学習を通じて世界の多様性を理解しておくことは、円滑なコミュニケーションの助けになります。また、国際的なサプライチェーンを企画・設計する際にも、世界の文化を理解しておくことは有意義です。 活かせる職種の例:キャビンアテンダント、グランドスタッフ、運転士、車掌、駅員、配送員、物流管理 など

官公庁・自治体・団体

世界遺産は、公務員や団体職員が扱う公共性が高い事業・課題と高い親和性があります。文化財や自然環境の保全、観光資源の活用、あるいは平和学習など、多くの政策テーマが世界遺産活動の目的や課題と共通しています。また、世界遺産はサステナビリティの考え方と連動して活動が発展してきたため、SDGsを考えるうえでも歴史を押さえておきたいところです。 活かせる職種の例:公務員、団体職員 など

芸能

芸能界で活躍される方のなかにも、世界遺産検定の認定者が数多くいます。知識を活かして紀行・クイズ番組などに出演したり、創作・表現活動のアイデアにしたりと活用方法はさまざまで、タレントとしての個性を彩る一要素にもなっています。局の顔としてニュースなどを伝えるアナウンサー・キャスターにとっても、教養の裏付けや会話のきっかけとして世界遺産検定が役に立ちます。 活かせる職種の例:俳優、ミュージシャン、アナウンサー、モデル、芸人、アイドル、タレント など
認定者の声
世界に思いを馳せることが音楽活動の夢にもつながっていく
アナウンサーならではの言葉と表現で、 世界遺産の魅力を背景とともに伝えたい