付表・データ
社外からの評価
セガサミーグループのサステナビリティ経営は、社外のESGレーティングなどで一定の評価をいただいています。また、個々の取り組みについても表彰の実績があり、取り組みの意義や成果が社会にも認められたものと受け止めています。社外評価の一例をご紹介します。
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主な受賞実績
「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定
セガサミーホールディングスは、経営トップによる健康経営宣言や健康診断結果に基づく健康施策などの取り組みが評価され、「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として、経済産業省および日本健康会議が選出する「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。
「ALB Japan Law Award 2024」においてファイナリストに選出
セガサミーホールディングスは、日本における、法律実務家やチームの功績や業界への貢献を称える「ALB Japan Law Award 2024」において、「Japan In-House Team of the Year」カテゴリーのファイナリスト(TOP7)として選出されました。「Japan In-House Team of the Year」は、25名以上の各地域の法曹界、企業内法務部門、法律事務所、法曹協会、非営利団体から成る審査員パネルにより、部門の専門的業績(広さ、複雑さ、革新性、影響力、重要性)、発展性、社会的影響力などが考慮され評価されます。今回の選出は、グループ内コミュニケーションを通じた各社の法務部門・担当者や従業員の法務に関する意識・マインドを高めるための創造的・積極的活動として評価されました。
仕事と介護を両立できる職場環境のシンボルマーク「トモニン」を取得
2024年、セガサミーホールディングスは仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組んでいる企業として、厚生労働省が定めるシンボルマーク「トモニン」を取得いたしました。
「トモニン」は、厚生労働省が作成した「仕事と介護を両立できる職場環境」の整備促進のためのシンボルマークの”愛称”です。仕事と介護を両立しやすい職場環境の取り組みへの関心と認知度を高め、介護離職を防止するための取り組みに向けた社会的気運の醸成を図るため、仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組んでいる企業は、「両立支援のひろば」に介護休業関係の両立支援の取り組みを登録することで、「トモニン」を使用することができます。
D&I AWARD 2023にて最高位の「ベストワークプレイス」を受賞
セガサミーホールディングスは、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組む企業を認定・表彰するアワード「D&I AWARD 2023」において、最高位の「ベストワークプレイス」を初めて受賞しました。「D&I AWARD」は、株式会社JobRainbowが、ダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)に取り組む企業を認定する日本最大級のアワードです。
林野庁による『グリーンパートナー2023』認定
林野庁が主催する「森林×脱炭素チャレンジ2023」にて、森林整備支援等を通じて脱炭素に貢献する企業として、セガサミーホールディングスが「グリーンパートナー2023」として林野庁ウェブサイト上のリストに社名及びCO2吸収量が公表されました。「森林×脱炭素チャレンジ」は、森林整備を行う企業の取り組みを募集し、それらのCO2吸収量と取り組み内容を総合的に評価し、優れた活動を顕彰するものです。
セガサミーホールディングスは、長野県南相木村における「セガサミーの森」の森林整備活動が評価され、この認定を受けました。
女性活躍推進の優良企業として「えるぼし認定」の最高位3つ星を取得
2023年、セガサミーホールディングスは女性の活躍に関する取り組みが優良な企業として、厚生労働省より「えるぼし」認定を受けました。「えるぼし認定」は、女性活躍推進法に基づいた「女性の活躍に関する取り組み状況が優良な企業」を認定する制度です。認定には、「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の5つの項目の達成状況に応じて3つの認定段階があり、この度、すべての基準を満たし、最高位である3つ星(段階3)と認定されました。
セガサミーグループではダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを経営の根幹に位置付け、全ての従業員が最大限のポテンシャルを発揮できる環境の構築に取り組んでいます。女性の活躍を支援するための様々な施策も実施しており、多様な人財が活躍する職場環境づくりに努めています。
次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定、子育てサポート優良企業として「プラチナくるみんプラス」認定を取得
2023年、セガサミーホールディングスは「次世代育成支援対策推進法」に基づく子育てサポート取り組み企業として、厚生労働省から「くるみん」認定を取得しました。また、子育てサポートにおける優良企業として、サミーは2024年に「プラチナくるみんプラス」認定を取得しています。セガサミーグループでは、誰もが活躍できる基盤を一層強固にすることを目指し、国内主要会社における人財戦略の一つとして「女性活躍(性別に関わらず誰でも活躍できる)」を掲げ、さまざまな取り組みを行っています。採用や制度の充実に加えてこれらの取り組みを進めることで、2030年までに女性管理職比率を2倍程度まで引き上げることを目標としています。
「PRIDE指標2024」において最高位の「ゴールド認定」および「レインボー認定」獲得
「PRIDE指標」は、LGBTQ+の方が誇りを持って働ける職場の実現を目的に、一般社団法人work with Prideが2016年に策定した、日本初の『職場におけるLGBTQ+に関する取り組み評価指標』です。
セガサミーグループは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを経営の根幹に位置づけ、すべての従業員がポテンシャルを最大限に発揮できる環境の構築に取り組んでいます。LGBT+をはじめとする、あらゆる差別を禁止する旨の方針を明文化し対外的に発信しているほか、社員向け啓発活動の実施や社員向け外部相談窓口の設置、イベントへの協賛などにも積極的に取り組んできました。また、2024年は新たな取り組みとして、エンタテインメント関連企業間の連携やノウハウ・ナレッジの共有を目的とした企業横断勉強会の実施、性的指向や性自認に関係なく活躍できる職場づくりに貢献するためのハンドブックの英訳制作およびデータ無償配布を行いました。
こうした取り組みが評価され、2024年11月、セガサミーホールディングス、サミー、セガの3社連名で、「PRIDE指標2024」における最高位の「ゴールド」を6年連続で獲得するとともに、国・自治体・学術機関・NPO/NGOなどセクターを超えた協働を推進する企業を評価する「レインボー認定」を2年連続で獲得しました。
「ハタラクエール2024」で優良福利厚生法人(総合)を受賞
セガサミーホールディングスならびにグループ会社であるセガおよびサミーは、福利厚生表彰・認証制度実行委員会が運営する、福利厚生の充実・活用に取り組む法人を表彰する認証制度「ハタラクエール2024」において、最上位にあたる『優良福利厚生法人(総合)』を受賞しました。
多様化する従業員のライフスタイルに即した働き方をサポートするための各種制度や職場環境を整備したこと、セガサミーホールディングス総務本部内に専門部署を設置し様々な福利厚生制度の新設・充実に取り組んだことなど、時代の変化に伴う人事・労務上の課題を的確に捉え、適宜それに対応する福利厚生制度を活用した取り組みを行ったことが高く評価されたものです。
知財功労賞「経済産業大臣賞」を受賞
株式会社セガは、令和4年度、知財功労賞「経済産業大臣賞」を受賞しました。
セガが令和4年度の「経済産業大臣表彰」を受賞したポイントは、以下の3点です。
・セガの知的財産部の社員がセガサミーホールディングスの知的財産部を兼任することで、グループ全体の商標管理などをより俯瞰的かつ効率的に行える体制を構築している。知的財産部は「ビジネスに寄り添う伴走者」として、新規事業立案からプロアクティブに事業に関与し、商標調査や権利化を行っている。商標業務を内製化しており、大幅なコスト削減と知財スキル強化を図っている。
・レトロゲームを含む重要ブランドについて、グッズ販売やオンラインゲームの提供、映画化など、事業の変化に応じてポートフォリオを強化している(例えば「Sonic the Hedgehog」は90カ国で約 1,900件の商標で保護)。また、「UFO CATCHER(R)」「プリクラ(R)」などの商標が普通名称となることを防ぐため、使用や表記のガイドラインを作成している。
・権利行使を重視しており、侵害品に対しては行政摘発(中国)、警告・訴訟など、アグレッシブに対応している。また重要商標については、他国での異議申立により第三者の登録を防止している。
セガの英国開発子会社Sports Interactive Ltd.が「Environmental Award」を受賞
英国のゲーム業界向けメディアGameIndustry.bizが発表した「Best Places to Work Awards 2022(UK)」(英国で最も働きやすいゲーム会社アワード2022)において、セガサミーホールディングスの海外グループ会社であるSports Interactive Ltd.が、特別賞の「Environmental Award(環境賞)」を受賞しました。
Sports Interactive Ltd.は、『Football Manager』シリーズで、リサイクル可能なパッケージを継続して採用しています。セガ・ヨーロッパが展開する他のパッケージタイトルにもこの取り組みが広がっていることが評価され、気候変動対策に取り組む企業に贈られる特別賞が授与されました。
第2回健康ゲーム大賞で『ぷよぷよeスポーツ』が「ソフト部門」を受賞
「健康ゲーム大賞」は、約1,500人の健康ゲーム指導士によりゲームで高齢者や障がい者を支援している日本アクティビティ協会が、年間で最も活躍したIP(ゲームタイトルやキャラクター)や団体などを表彰する賞です。
「ぷよぷよeスポーツ」は、参加者のレベルに合わせてゲーム内容を調整できる機能が充実していること、初めてコントローラーを使う高齢者や障がい者にも操作しやすい内容が評価され、2022年、「健康ゲーム大賞」で「ソフト部門」を受賞しました。
セガサミー文化芸術財団および「Dance Base Yokohama」が「This is MECENAT 2024」に認定
セガサミー文化芸術財団および運営するダンスハウス「Dance Base Yokohama(ダンスベースヨコハマ)」(以下 DaBY)が、公益社団法人 企業メセナ協議会が定める「This is MECENAT 2024」に認定されました。
「This is MECENAT」は、全国各地の企業や企業財団が取り組む多彩なメセナ活動(芸術文化振興による豊かな社会創造)を『見える化』し、その社会的意義や存在感を示すことを目的として2014年にスタートしました。時代とともに多様化し進化する企業メセナを広く周知するため、『これぞメセナ』と認定された活動にはシンボルである「メセナマーク」が発行され、「This is MECENAT」専用サイトに掲載されます。
このたび、DaBYの理念と、その実現に向けた取り組みが認められ、3年連続の「This is MECENAT」認定となりました。
セガのカナダ開発子会社Relic Entertainment, Inc. が、「Best Places to Work Awards 2022 (Canada)」を受賞
セガサミーホールディングスの海外グループ会社であるRelic Entertainment, Inc.(カナダ)は、英国のゲーム業界向けメディアGameIndustry.bizが発表した「Best Places to Work Awards 2022 (Canada)」において、「Best Places to Work(カナダで最も働きやすい会社に贈られる賞)」を受賞しました。さらに、スタッフが心身ともに健康に働けるよう積極的に取り組む企業に贈られる特別賞「The Health & Wellbeing Award(健康&ウェルビーイング賞)」も併せて受賞しています。
このアワードは、カナダ内の企業を対象に企業自体に関する調査(給与、休暇、福利厚生、社会活動などの項目)とそこで働く従業員を対象とした調査を行い、その総合点が基準点を超えた企業に贈られるものです。2022年度はRelic Entertainment, Inc.を含む16社が受賞しました。
セガの英国開発子会社The Creative Assembly Ltd.が、「Best Places to Work Awards 2022 (UK)」を6年連続受賞
セガサミーホールディングスの海外グループ会社であるThe Creative Assembly Ltd.は、英国のゲーム業界向けメディアGameIndustry.bizが発表した「Best Places to Work Awards 2022 (UK)」が定める基準を満たし、「Best Places to Work(英国で最も働きやすい会社に贈られる賞)」と特別賞「Educational Award (教育賞) 」を受賞しました。
The Creative Assembly Ltd.の「Best Places to Work」の受賞は6年連続で、今年はさらにテクノロジーや教育へのアクセス支援を通じて社会の不平等の解消に向けて取り組む「The Legacy Project(レガシープロジェクト)」が評価され、特別賞「Educational Award」も受賞しました。本プロジェクトでは、2021年にプログラムを通じて30,000ポンド以上の寄付を実施し、英国のティーズサイド大学の学生向け奨学金プログラムをスタートしています。
このアワードは、英国内の企業を対象に企業自体に関する調査(給与、休暇、福利厚生、社会活動などの項目)とそこで働く従業員を対象とした調査を行い、その総合点が基準点を超えた企業に贈られるものです。2022年度はThe Creative Assembly Ltd.を含む17社が受賞しました。
ESG機関からの評価
S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数銘柄選定
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が選定したグローバル環境株式指数である、「S&P/JPX カーボン・エフィシエント指数」の構成銘柄に採用されました。「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」とは、炭素効率性に優れる企業、つまり温室効果ガスの排出量が売上高に対して低い企業、また温室効果ガス排出に関する情報を積極的に開示している企業の投資ウェイトを重視するものです。
ESG指数「Morningstar Japan ex-REIT Gender Diversity Tilt Index」の構成銘柄に選定
セガサミーホールディングスはMorningstar社のESG 指数「Morningstar Japan ex-REIT Gender Diversity Tilt Index(GenDi J)」の構成銘柄に選定されました。当ESG指数は企業のジェンダー・ダイバーシティに関する取り組みを評価したものであり、セガサミーホールディングスは2023年6月現在、5段階中で最も評価の高い「グループ1」に格付けされました。GenDi Jは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が国内株式を対象としたESG指数として2023年4月に新規採用しています。
ESG指数「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定
セガサミーホールディングスは2022年3月、ESG指数「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定されました。
グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築された「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」は、2022年3月30日に提供が開始されたインデックスであり、各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計されています。また低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI(Transition Pathway Initiative)経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみを組み入れています。なお、本インデックスは、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が選定するESGパッシブ運用のベンチマークとして採用されています。
「FTSE Russell (FTSE International Limited と Frank Russell Companyの登録商標)はここにセガサミーホールディングスが第三者調査の結果、FTSE Blossom Japan Sector Relative Index組み入れの要件を満たし、本インデックスの構成銘柄となったことを証します。FTSE Blossom Japan Sector Relative Indexはサステナブル投資のファンドや他の金融商品の作成・評価に広く利用されます。
セガサミーホールディングスの評価「AAAランク」およびMSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数・MSCI日本株女性活躍指数(WIN)銘柄選定
セガサミーホールディングスは、米MSCI(Morgan Stanley Capital InternationalInc.) が選定するMSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数の構成銘柄に2017年6月から組み入れられています。2023年には、ESG評価がそれまでのAAランクからAAAランクに見直されました。
本指数は、MSCIジャパンIMIトップ700指数※の構成銘柄をESGの観点から評価し、業種内で評価が高い銘柄を選定した投資インデックスです。今回のランク見直しは、当社が継続的にESG活動に取り組み、その情報を発信してきたことが評価されたものと受け止めています。
MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数は、親指数(MSCIジャパンIMI指数)構成銘柄の中から、親指数における各GICS®[1]業種分類の時価総額50%を目標に、ESG評価に優れた企業を選別して構築される指数です。
MSCI日本株女性活躍指数(WIN)は、親指数におけるGICS®[1]業種分類の中から、性別多様性に優れた企業を対象にして構築される指数です。
※ MSCIジャパンIMIトップ700指数:日本に上場する大・中・小型株を対象にした投資インデックス「MSCIジャパンIMI指数」のうち、時価総額上位の700銘柄
CDP「気候変動」分野でマネジメントレベルの「B」評価を取得
セガサミーホールディングスは2023年12月、英CDPにより、「気候変動」に関する取り組みと情報開示について、マネジメントレベル「B」と評価されました。CDPは、環境問題に関する投資家の関心に応えることを目的に、企業に対して環境問題への取り組み促進と情報開示を求める国際非営利団体です。気候変動や水資源の保護、森林保全などテーマごとに質問書を発行しており、企業がこれに回答することでDマイナスからAまでの8段階でスコアがつけられます。今回のマネジメントレベルの「B」は、「環境リスクやその影響に対するアクションをとっている」「環境リスクやその影響をトラッキングし、緩和したりなくしたりしようとしている」という評価されたことを示すものです。セガサミーグループではこの評価を参考に、今後さらに取り組みを強化し、ベストプラクティスに近づけていきたい考えです。