CEOメッセージ|サステナビリティ|セガサミーホールディングス

SEGASAMMY

サステナビリティ

CEOメッセージ

「共感されない会社は生き残れない」
この信念のもと、変革と成長を実現します。

セガサミーグループは、2030年3月期をゴールとする長期ビジョンを策定しました。
その中で、果たすべきミッションとして「感動体験を創造し続ける ~社会をもっと元気に、カラフルに。~」を、ありたい姿として「Be a Game Changer」を掲げました。私たちは、豊かな社会の実現と文化の創造に貢献していきます。そのために、サステナビリティを意識した経営を行い、持続的な企業価値向上に取り組んでまいります。

関連情報

2030年のありたい姿に向けて

サステナビリティビジョン策定の背景には、時代の変化や社会的要請など、さまざまな要素があります。まず、上場企業として配慮すべきものが、ステークホルダーと企業の関係を踏まえたコーポレートガバナンス・コードです。これを企業の成長を促す一つと捉え、サステナブルな経営を行うための基本的な指針としています。

また、サステナビリティビジョンを策定するにあたっては、SDGsへの対応も意識しました。従来、社会への取り組みについては「期限は切らずに日々努力しよう」といった方向に行きがちでしたが、私は、「目的に向かって普遍的に努力すること」も重要だと考えています。その点、SDGsのゴールは2030年と明確です。その頃になれば、いまZ世代と呼ばれる環境問題に敏感な人たちが30歳前後になり、ビジネス社会の中軸を担っているはずです。

私たちは、2030年に「どんな会社でありたいのか、あるべきなのか」、持続可能な未来の実現に向けて、具体的に行動を起こすステージに立っています。

 

関連情報

キーワードは「共感」

私の持論として「共感されない会社は生き残れない」という考えがあります。たとえ製品が大ヒットして儲かったとしても、共感されない会社は長続きしません。

会社や仕事を選ぶ際、利益や成功が第一ではなく、社会貢献できる仕事にコミットする時代になっています。社会に役立っている、社会から必要とされている、そういう誇りを持てる会社でなければ共感できない、働きたくないというわけです。

では、「共感」を得るために必要なものは何か。私は、まず人として誠実であること。謙虚であること。この二つだと思っています。かつては利益を上げることが企業の正義でしたが、今やそれだけでは正義とはいえません。社内外から共感され、尊敬される会社でなければなりません。共感こそが、サステナビリティ向上のカギ。私はこのことを第一に考え、しっかりと内外に共感を生むことを決意し、実行していきます。

グループ内に、いかに浸透させていくか

サステナビリティ経営の主意は、一般的にESGの観点において、持続可能な状態を実現することです。もちろん、これらの観点は大事なことですが、一社員にとってはテーマが壮大で自分ゴトに捉えられないこともあります。もっと平たく「会社がつぶれないこと」と自分ゴトで捉えられれば、結果、良い方向に意識と行動を変えることができます。

そのことをグループ内に浸透させるため、私が実践していること。それは「言行一致と率先垂範」です。言行が一致しないリーダーは共感されず、信用されません。「VUCAの時代だから朝令暮改でいい」という意見もありますが、「目的」や「目指すべき姿」など、軸がブレてはなりません。

率先垂範については、「セガサミー・サステナブルウィークス」や「タウンホールミーティング」など、社内のイベントに私自らが率先して参加し、研修の受講、社員との対話を行っています。グループ社員に向けて、「社長も出ているのだから」と参加意識を高める効果もあり、実際前向きな空気が生まれています。また、社内ポータルサイトに「ハルビュー」というコンテンツを立ち上げ、月に一度、私のメッセージを動画で直接的に伝えることで理解を促進させています。外部のステークホルダーへ発信していくことはもちろん大切ですが、まずはステークホルダーでもある社員に当事者としての関心を高めてもらい、行動変容を促していきます。そして、グループ全体の変革へとつなげていきます。

関連情報

ステークホルダーへの配慮と取り組み

当社は自社で排出するGHGの削減のみならず、サプライチェーン全体でのGHG削減に向けて取り組んでいきます。当グループの取引先企業に対しては、一方的な要請ではなく、ノウハウを共有し、協力しながら共に成果を上げられるよう配慮していきます。

人権への配慮については、直接の取引がなくとも、サプライチェーン上において人権侵害が発生していないことを確認するべく、サプライチェーンマネジメントに取り組んでいます。具体的には、エンタテインメントコンテンツ事業のプライズ商品および玩具商品の調達において、主に海外の製造委託先の工場などでの奴隷労働や人身取引のリスク評価を行い、その防止についての取り組みを進めています。たとえば、当グループの主要な取引先である一社は、コンテンツプロバイダである当グループに対して高いレベルの人権対策を求めています。当グループでは、そのレベルに対応できる高度なオペレーションを委託先と連携し実現することにより、豊富な知見・ノウハウを蓄積しています。さらに、他の委託先へ応用することで全体の対応レベルの引き上げにつなげています。また、エンドユーザーの企業を見る目も厳しくなっています。以前は「面白い製品」だけが求められていたものでしたが、「ゲームを作るために人権侵害していないか」といったことも求められるようになりました。株主・投資家に限らず、エンドユーザーまで、会社の考え方や姿勢について研究し、選ぶに足る会社かどうかを判断される。このトレンドが、まさにビジネスの真ん中に来たと感じるとともに、説明責任を果たすことの重要性をあらためて認識しています。

関連情報

グローバル企業としてのダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン

エンタテインメント事業は中長期戦略において「グローバルリーディングコンテンツプロバイダー」を目指しています。昨今、海外、特に先進国の人々はジェンダー、人種、国籍などに対する意識が高いことを実感しており、人権問題に対する意識をいかに定着させ、継続させていくか。そうした働きかけを積極的にしていくことも大切な取り組みだと考えています。

当グループでは、「Black Lives Matter」や「Stop Asian Hate」に賛同し、すべての人種差別と暴力の根絶を支持することを発表しました。この行動に対しては、グループ社員はもとよりゲームファンにも応援いただいています。何らかの意見表明をすれば、何らかの反発が生じるのも世の常ですが、当たり障りのない美辞麗句を並べたメッセージなら公表する意味はないと思っています。批判を恐れず、私たちなりの「色」を出していきたい。その思いもミッションの「カラフルに」という言葉に込めています。

関連情報

負の側面にも正面から向き合う

私たちのビジネスである遊技機やコンシューマゲーム、アーケード向けゲーム機器等は、「喜び」や「驚き」など、お客様の心を豊かにする反面、のめりこみや依存症など社会に対してネガティブな側面も持ち合わせています。当グループはこの問題に正面から向き合い、解決に取り組んでまいります。そのために、この依存症の問題をマテリアリティ(重要課題)の一つとして設定していますが、このような課題を公式メッセージとしていることが当社の独自性です。負の側面に対しても目を背けることなく、課題意識を持ち、解決に取り組んでいることについて、企業として明言すべきという思いがあったため、私がグループCEOに就任したときに決断しました。

また、当グループでは、各業界団体との連携を図り、のめりこみやゲーム障害への対応・予防に取り組んでいます。ギャンブル依存症について京都大学と進めている産学共同研究もその一つです。この研究では、実際に海外のカジノで遊ぶプレイヤーのデータを収集・分析をすることで、人が危険な賭けに至る前の兆候を明らかにし、依存症発症のメカニズムの解明、進行・再発を防止するなど、実践的な活用を目指しています。

私たちは、エンタテインメントの「負」の側面を出来る限りミニマイズしていく一方、それ以上の「正」、喜び、刺激、安らぎといった感動体験を創造していくことで、社会から求められ続ける存在を目指します。

関連情報

夢だけでなく、感情を大切にする

世の中に「夢を提供する」と表明している会社は数多ありますが、当社は「夢」だけでなく「喜怒哀楽を提供する会社」だと思っています。たとえば、パチスロ・パチンコで勝てばうれしい。でも負ければ悔しいですよね。エンタテインメントの基本は、楽しさを提供することですが、当社が提供するゲーム、遊技機、映画、アニメの中には悲しいエンディングもあります。つまり人生は良いことばかりでなく、悲しいことや怒りたいこともある。そのほうがリアルだし、人間らしい。まさに「人間味」ですね。

私たちは、そうした「喜怒哀楽」のすべてを包含する、豊かな人間味のあるエンタテインメントの提供を本質として、感動体験を創造し続けます。喜怒哀楽と多様性は「カラフルに」という言葉に収束する。それこそが私たちのユニークネスです。

関連情報

当社ウェブサイトのCookie使用について選択してください

You can manage your cookie preferences using the Civic cookies tool, or read more about our use of cookies at Privacy Policy.

当社および当社が提携する第三者が提供するCookieは、当該各社のサービス提供、ウェブサイトのカスタマイズ及びマーケティング活動のために利用します。お客様はCookieの設定を変更することができます。なお、当社のCookie使用に関する詳細は当社のプライバシーポリシー(8.アクセスログ、クッキーについて)をご覧ください。

Cookies served by us and our third-party partners help us to deliver our services, provide you with a personalized experience on our websites and support our marketing campaigns.
You can manage your cookie preferences using the Civic cookies tool, or read more about our use of cookies at Privacy Policy.

Close

当社ウェブサイトのCookie使用について選択してください

Your choice regarding cookies on this site.

当社および当社が提携する第三者が提供するCookieは、当該各社のサービス提供、ウェブサイトのカスタマイズ及びマーケティング活動のために利用します。お客様はCookieの設定を変更することができます。なお、当社のCookie使用に関する詳細は当社のプライバシーポリシー(8.アクセスログ、クッキーについて)をご覧ください。

Cookies served by us and our third-party partners help us to deliver our services, provide you with a personalized experience on our websites and support our marketing campaigns. You can manage your cookie preferences using the Civic cookies tool, or read more about our use of cookies at Privacy Policy.

必須Cookie

Strictly Necessary Cookies

当社ウェブサイトをご覧頂くために必要なCookieです。基本的な操作やサインインなどの機能のために必要です。これらのCookieはサイトが機能するために必要であるため、当社ウェブサイトに訪問した時点で有効になっています。
これらのCookieを無効にした場合、当社ウェブサイトの機能に影響が出る可能性があります。
保持期間:最大12ヶ月

These Cookies are required for the operation of our Websites. They enable basic site functionality such as page navigation and access to secure areas, such as when you sign in to your online account. The Websites cannot function properly without these Cookies. Strictly Necessary Cookies are enabled when you visit our Websites. If you block these Cookies, it may impact your experience when using our Websites.
Retention period – max 12 months.

機能性及び解析用Cookie

Functional and Analytics Cookies

これらのCookieは、お客様の当社ウェブサイトの利用に関する情報を収集し、報告することで、当社ウェブサイトの改善に役立ちます。これらのCookieには、ウェブトラフィックの監視と分析、当社ウェブサイトへの訪問者の行動把握および当社のマーケティングキャンペーンや製品の結果分析を可能にする、分析用とリマーケティング用Cookieも含まれます。機能性及び解析用Cookieは、お客様が当社ウェブサイトにアクセスし当社の製品に関する情報を取得する際に、当社がお客様に対し拡張機能およびカスタマイズされた機能を提供することにも役立ちます。当社ウェブサイトにおいて機能性及び解析用Cookieで収集されたデータは、匿名化されています。

Functional and Analytics Cookies help us to improve our Websites by collecting and reporting information on your use of our Websites. This includes analytics and re-marketing Cookies that allow us to monitor and analyze web traffic, understand visitor behaviors on the Websites, and enables us to analyze the success of our marketing campaigns and Products. Functional and Analytics Cookies also enable us to provide enhanced functionality and personalization when you visit our Websites and interact with our Products. Any Functional and Analytics Cookie data that we collect is fully anonymized.
Retention period – max 12 months.

マーケティングcookie

Marketing Cookie

お客様の閲覧に関する情報を収集し、お客様が当社ウェブサイトや他のオンラインサイトを閲覧している間に広告を表示することを可能にします。これらのCookieは、当社及び当社が提携する第三者が、当該各社のマーケティング活動の効果を測定し、マーケティングキャンペーンへのお客様の反応を知ることによって、お客様の興味・関心に沿った広告を提供できるよう、設定されるものとします。

当社ウェブサイト上でのマーケティングCookie、およびお客様がサインアップした電子メールに含まれるCookieには、ピクセルおよびウェブビーコンが含まれる場合があります。これらの技術における一意識別子により、当社は、お客様が当社のEメールを開いた日時、お客様が当社ウェブサイトやEメール上でアクセスしたコンテンツ、お客様のIPアドレスやその他の一意識別子、ならびにお客様が当社のコンテンツへアクセスした日時を認識することができます。当社は、これらのCookieのデータを使用して、当社のEメールでのマーケティングキャンペーンの実施状況に関するレポートを作成します。一意識別子が、お客様のデバイスに保持されている他のCookie情報を含んでいる場合、当社ウェブサイトの利用者を識別するプロファイル作成に使用される可能性があります。当社が利用するトラッキングの詳細については、当社のプライバシーポリシーをご覧ください。

当社ウェブサイトから、プラグインを使用して 「いいね」 または 「シェア」 をクリックすることにより、お客様は、第三者のソーシャルネットワーキングサービスへアクセスしてしまう場合があります。これらの第三者のプラットフォーム(フェイスブックやツイッターなど)がお客様に関するデータを処理する方法、およびこれらのCookieをオプトアウトする方法についての詳細は、当該第三者のプラットフォームのプライバシーポリシーをご参照ください。当社は、お客様による第三者のウェブサイトの使用およびアクセスについて責任を負いません。

保存期間:最大12か月

Marketing Cookies collect information about your browsing habits and enable us to show you adverts whilst you browse our Websites and other online sites. These Cookies may be set by us or our third party partners to understand the performance of our marketing activities, understand the way you interact with our marketing campaigns, and to improve the relevance of the adverts that you receive.

Marketing Cookies on our Websites, as well as those contained within marketing emails you have signed up to, may include pixels and web beacons. The unique identifiers in these technologies enable us to recognize when you open our emails, which content you have interacted with on our Websites and email marketing materials, your IP address or other unique identifier, and the date and time of your interactions with our content. We use the data in these Cookies to create reports about how our email marketing campaigns perform. If unique identifiers are combined with other Cookie information held on your device, it could be used to create a profile that identifies users of our Websites. You can find out more information about tracking used by SEGA SAMMY HOLDINGS INC. (“SSHD”) in our Privacy Policy.

You may be able to interact with third party social networking sites from our Websites, for instance by clicking “Like” or “Share” using the social sharing plugins. You should refer to the privacy policies of these third party platforms (such as Facebook and Twitter) to find out more about how they process data about you, and/or to opt-out from the Cookies that these third parties serve. SSHD shall not be responsible for your use of and/or interactions with third party websites.

Retention period – max 12 months.

Close

Settings