個人投資家のみなさまへ
決算の概況・業績推移・株主還元
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決算の概況(四半期)
2025年3月期
第3四半期
2025年3月期第3四半期連結累計期間は、エンタテインメントコンテンツ事業における売上高、経常利益が大きく増加したものの、遊技機事業において前期ヒットした『スマスロ北斗の拳』の反動減の影響が大きく、前年同期比で減収減益となりました。
なお、第2四半期に実施した海外開発スタジオAmplitude Studios SASのMBO方式での譲渡に伴う事業再編損約61億円を特別損失として計上いたしましたが、前期計上した欧州拠点の事業再編損からの反動や、第1四半期に実施したフェニックスリゾート株式会社の株式譲渡による特別利益の計上等に伴い、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で増益となりました。
(億円) | FY2024/3 第3四半期(前期) |
FY2024/3 第3四半期累計(前期) |
FY2025/3 第3四半期(今期) |
FY2025/3 第3四半期累計(今期) |
---|---|---|---|---|
売上高 | 1,289 | 3,505 | 1,107 | 3,223 |
営業利益 | 151 | 551 | 109 | 437 |
経常利益 | 153 | 573 | 164 | 494 |
調整後EBITDA | 173 | 548 | 197 | 545 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 124 | 355 | 114 | 417 |
第2四半期
2025年3月期中間連結会計期間は、主に前期ヒットした『スマスロ北斗の拳』の反動減により前年同期比で減収となりました。一方で、エンタテインメントコンテンツ事業においてはコンシューマ分野及び映像分野が好調に推移し、遊技機事業においても各タイトルの販売が概ね堅調であったことから、売上、利益ともに期初に想定した水準を上回って推移しております。
また、海外開発スタジオのAmplitude Studios SASをMBO方式で譲渡したことに伴い、当第2四半期に59億円を特別損失として計上いたしましたが、前期第2四半期に計上した欧州拠点の事業再編損からの反動や、第1四半期に実施したフェニックスリゾート株式会社の株式譲渡による特別利益の計上等に伴い、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比で増益となりました。
なお、今期より経営指標としている調整後EBITDAは348億円となり、前年同期の375億円を下回る結果となりましたが、こちらも期初の想定を上回っております。
(億円) | FY2024/3 第2四半期(前期) | FY2025/3 第2四半期(今期) |
---|---|---|
売上高 | 1,134 | 1,069 |
営業利益 | 173 | 135 |
経常利益 | 190 | 112 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 59 | 58 |
第1四半期
2025年3月期第1四半期は、前年同期の『スマスロ北斗の拳』の大ヒットの反動により、前年同期比で減収減益となりました。一方で、エンタテインメントコンテンツ事業においてはコンシューマ分野のフルゲーム新作、リピート販売を中心に堅調に推移し、また遊技機事業においても各タイトルの販売が同様に堅調に推移したことから、前年同期からの経常利益における減益幅は12億円にとどまりました。さらに、今期より経営指標としている調整後EBITDAは、258億円となり、前年同期の247億円を上回る結果となりました。
また、フェニックスリゾート株式会社の株式譲渡により特別利益約84億円を計上したことから、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で増益となりました。
(億円) | FY2024/3 第1四半期(前期) | FY2025/3 第1四半期(今期) |
---|---|---|
売上高 | 1,082 | 1,047 |
営業利益 | 227 | 193 |
経常利益 | 230 | 218 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 172 | 245 |
決算の概況(通期)
2024年3月期
2024年3月期は、遊技機事業や、コンシューマ分野において主に国内・アジア地域での販売が好調に推移したこと、また、新たにRovio Entertainment Corporationがグループ入りしたことにより、前期から大きく増収となりました。また、その結果として、営業利益及び経常利益も前期から大きく増加しております。
一方で、コンシューマ分野において、欧州スタジオを中心とする経営環境の悪化に伴い、構造改革の実施を決定したこと等により約192億円の特別損失を計上しました。その結果として、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比で減益となりましたが、今後の収益性改善に向けた道筋を整えることができたと考えています。
(億円) | FY2023/3 (前期) | FY2024/3 (今期) |
---|---|---|
売上高 | 3,896 | 4,678 |
営業利益 | 467 | 568 |
経常利益 | 494 | 597 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 459 | 330 |
業績推移
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株主還元
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配当方針
当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営の重要課題として位置づけております。
株主還元につきましては、2026 年 3 月期までの中期財務戦略において、資本効率重視の経営による企業価値の最大化を目指しており、積極的な成長投資を進める一方で、適切に株主還元する事としております。株主還元に関する基本方針としては、DOE(株主資本配当率)3%以上、または総還元性向 50%以上のいずれか高い方を採用し、配当または自己株式の取得を通じて株主還元を実施いたします。