コラム
“新生”セガサミーフェニックスのファンネーム披露! Mリーグ2024-25シーズン開幕前ファンミーティング~近藤監督による新戦力分析も~
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2024年9月25日
9月10日、プロ麻雀リーグ『Mリーグ』で戦うセガサミーフェニックスが、翌週に控えた2024-25シーズン開幕を前に、有観客のファンミーティングを開催しました。会場ではシーズン開幕を待ちわびるファンが選手とともに楽しいひとときを過ごし、新シーズンに向けて気持ちを高めました。
今回は、そのイベントの模様と近藤監督のコラム限定インタビューをお届け!監督から見た新選手の持ち味とは!?
シーズン開幕前にチームとファンのみなさんとの絆を更に深めるべく、セガサミーグループ本社内『TUNNEL TOKYO』にて開催されたこちらのイベント。当日はファンやスポンサーの皆様など100名以上が参加しました。MCはMリーグリポーターの松本圭世さんが務め、茅森早香・醍醐大、新加入の竹内元太・浅井堂岐の4選手、そして近藤誠一監督の登場を待ちます・・・!
早速選手たちが登場すると、ファンのみなさんが温かく、そして大きな拍手で迎えます。今シーズンから男性3名、女性1名とチームの男女比が一変したことで、MCの松本圭世さんからは「雰囲気が変わった」とひと言。入場時に男性3名を従える形で先頭を切った茅森選手は「‘姉御(あねご)感’をもっと磨けるよう頑張っていきたいです!」と意気込みます。
新加入の竹内選手は「麻雀は強いので頑張ります!」と、初っ端から強気なひと言!浅井選手は「竹内さんの後に喋るのは大変ですけど、体力だけはあるので、そこを見てください」と、普段からジムで鍛えている肉体・体力面をアピールしました。
その後は近藤監督が音頭を取って乾杯!
和やかな雰囲気の中、続いては選手の『自己紹介』・・・ではなく、自分の隣にいる選手を紹介する『他己紹介』のコーナーがスタート!
茅森選手は醍醐選手のことを「セガサミーフェニックスで一番天然。優しくていつもニコニコしている、穏やかな、登山好き・サウナ好きのおじさんです」と紹介。続く醍醐選手は竹内選手について「麻雀は間違いなく強いですけど、みなさんが思っている30倍くらいお調子者。麻雀以外のことは全て適当です」と新加入の竹内選手のキャラクターを紹介。すると竹内選手は「醍醐さんの説明は‟大誤算“です」と、得意のダジャレで応戦します!
竹内選手は浅井選手のことを「“浅井”だけど麻雀は“深い”」と、これでもかとダジャレを披露し会場を沸かせます。そしてその浅井選手、茅森選手とは過去数回しか会ったことがなかったそうですが「話しやすいし、ひょうひょうとしていて、全然動じなさそう。麻雀でも通じあえるところがあればいいですね」と紹介しました。
続いて、ファンのみなさんに向けて、新ユニフォームのお披露目が行われました。
フェニックス=不死鳥がまとう『炎』を思わせるオレンジのカラーリングがより強調され、力強さが増したように感じられる新シーズンのユニフォーム。
お気に入りポイントについて近藤監督は「燃えている感じがフェニックスにピッタリですね!」と高評価!新加入の竹内選手は「通気性もいいし、1試合集中して戦えそうです」と、その着心地をも大絶賛しました。
続いて、ユニフォームに名を連ねチームを支えるスポンサーの紹介が行われ、ユニフォームスポンサーを務める株式会社縁の寳部勝彦様、株式会社オリエントシステムの山﨑有也様、バレットグループ株式会社の安田一矩様から、激励の言葉が贈られました。
そしていよいよお待ちかね!ファンのみなさんから受け付けていた、セガサミーフェニックスの『ファンネーム』の発表がありました。さまざまな応募をいただいた中で決定したファンネームは・・・ずばり、『wingth(ウイングス)』に決定。
『ファンはチームの翼(Wing)であり、一員である』というメッセージと、共に=with・勝利=winという2つの英単語も内包されています。
なお、変更が検討されたフェニックスポーズは、男性選手も増えたことから、ウインクはしないバージョンで継続することになりました。
シーズン中、Mリーグの控え室に飾る“のれん“も新調!どんな苦労や困難にもくじけない様を表した『不撓不屈』の力強い文字が入ったのれんが披露されました。
ちなみにのれんと選手のユニフォームには、昨シーズンからサプライヤーとしてチームをサポートするファイテン株式会社の特殊技術『ナノメタックスコーティング』※が施されています。
※ファイテン株式会社の水溶化メタル技術により、チタンや金・パラジウムなどの各種金属をナノレベルで水中に分散(水溶化)したもの。水煙化技術により布地に吹き付けたることができ、接触した皮下の筋肉をほぐし、精神的ストレス状態からの回復力向上が期待される
新ユニフォーム披露にファンネーム発表と盛りだくさんのファンミーティング!
最後には選手からそれぞれ意気込みが語られました。
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茅森選手
6年やってきて、一番ポイントを稼いだのが250くらいなので、それ以上勝ってチームに貢献して、優勝したいです。
醍醐選手
去年けっこうマイナスしてしまったので、それを取り戻す以上に勝って、チーム優勝したいです。
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竹内選手
憧れのMリーグに入るために何年かかったか分かりません。せっかくチャンスをつかんだので、悔いのないよう頑張って、みなさんに応援してもらえる麻雀を打ちたいと思います。
浅井選手
僕らはチームを勝たせるために呼ばれたと思っています。僕はトップを獲るのが得意ですし、まずはチームをファイナルに連れて行けるように頑張っていきたいです。
近藤誠一監督 コラム限定インタビュー
この日、チームの近藤誠一監督にセガサミースポーツコラム特別インタビューを行いました!
新選手との交流を通じて見えてきた各々の持ち味を、近藤監督がズバリ分析!
- -いよいよMリーグの新シーズンが始まりますが、今の心境はいかがでしょうか。
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チームメンバーが2人変わりましたけど、4人のうちの2人、半分が変わっていますから、その意味でも新鮮な気持ちで新シーズンに臨みたいですね。あと、ここ2年はずいぶん負けたので、今シーズンは気持ち良く勝ってもらいたいです。
- -選手たちはセガサミーグループ本社内の『部室』で頻繁に練習会をやっているそうですね。
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これまでよりもそういった機会が増えていると思います。以前はスケジュールの問題であまりできなかったんですが、今はメンバー間のスケジュール調整もしやすくなっているのが大きいと思います。
- -新加入の竹内元太選手、浅井堂岐選手について、近藤監督の目から見ての印象を教えていただきたいです。
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先日、チームの決起会があって、色々な話ができました。二人ともけっこうお酒を飲んで、勝手に酔いつぶれていくタイプです(笑)キャラクターで言うと、竹内はけっこうユニークですね。よく喋りますし、何か面白いことをしてやろう、という気持ちを強く感じます。浅井は色々考えながら、こう見られたい、という観点から行動や発言をしていくところがあるようで、見ていてすごく安心感もあります。風貌的にも精悍な顔立ちで、筋肉も鍛えていますので、そういうところはファンの人たちに楽しんでみてもらえたらと思います。
- -二人の麻雀についてはいかがでしょうか。
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竹内は多種多芸と言いますか、たくさんの人の色々 な技をどんどん吸収し、仕掛けていくイメージです。特に『こういうタイプ』というのがないので、対戦相手としてはかなり面倒と言いますか、読みづらいタイプだと思います。
浅井はどうも、私・近藤誠一に似ているらしいです。本人もそう言っていますし、周りでそう言っている人もいました。この間の決起会でも色々話しましたけど、本人が近藤誠一を意識しているわけではないにせよ、もともと一刀両断、高打点を意識していますし、あとは守備面。一刀両断タイプはどちらかというとアガリ率はそこまで高くならないので、守備に回ったり周りを誘導したりということが増えるんですが、そういう部分もすごく突き詰めてやっている感じです。
- -浅井選手も「近藤監督とは麻雀観がすごく合った」ということをおっしゃっていました。
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びっくりするくらい合いましたよ。ここまで合う人とは出会えないと思っていました。
- -近藤監督の役割は昨シーズンと同じようなイメージでしょうか。
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そうですね。Mリーグの監督は他の競技の監督とかなり役割が違って、できることも限られていますけど、雰囲気作りや、個人の内容が悪いように変化しているのを感じたらアドバイスしたいと思います。
- -最後に、ファンの方々に向けてのメッセージをお願いします。
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昨シーズンとはメンバーが2人変わり雰囲気もずいぶん変わりましたが、我々も新たな気持ちで戦いに挑むので、ファンのみなさんには力強く応援していただければと思っています。
9月17日にMリーグの初戦を迎えたセガサミーフェニックス。今シーズンの戦いはまだ始まったばかりです。
新たな体制で戦いに臨むセガサミーフェニックスにぜひご期待ください!
文:東川亮
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