10月17日、2024年度東北大学理学部・理学研究科防災訓練を実施しました。東日本大震災規模の大地震に備えて、緊急地震警報システムの周知、地震、火災からの避難体制、東北大学安否確認システムと衛星電話を使用した安否確認とその情報の集約、災害対策本部設営体制、逃げ遅れ者の確認体制や非常食配布体制の検証、そして、一人ひとり災害発生時に取るべき行動の確認、避難ルート及び緊急時集合場所・備蓄品受け取り場所の確認等を目的に実施しています。
第一部は、平日昼間仙台市内で震度6強の地震の揺れが発生したという設定のもと、「避難訓練」を実施しました。今回の訓練では放送設備が故障した想定で、災害対策本部からの指示はすべて伝令担当者を介して行いました。全ての学科・専攻の安否が確認された後、都築研究科から安否確認報告あり、避難訓練は終了しました。
第二部は、「初期消火訓練」と「発電訓練」を行いました。
いざという時に慌てず、落ち着いて対応できるよう防災訓練に積極的に参加しましょう。今回の訓練で明らかになった課題を改善するとともに、災害発生時の体制を更に強化してまいります。