人口減少や超高齢化が課題となる中、地域経済の活性のために地方創生の政策が重要になっています。日本はそれぞれの地域の集合体です。都市と地方の格差や地域金融機関の役割を含め、持続可能な地域社会の実現に向けて取り組む必要があります。
地域を元気にするために、どうすればよいのか。
元知事や地域活性に一役買った講師が、これからの地方経済や地方創生の行方について解き明かす講演プランをご紹介します。経営者向けセミナーや新春講演会などにおすすめです。
■目次
- 伊藤聡子 『地域から日本を変える!地域をイキイキと輝かせるヒント 』
- 片山善博 『地方の再生と日本の将来 』
- 門倉貴史 『どうなる?今後の日本経済』
- 北村 森 『地域おこしの問題点と打開策』
- 木村俊昭 『元気なニッポンのつくり方~日本を立て直すのは地方の力~』
- 渋谷和宏 『激変する日本経済 輝く地域・輝く人の条件』
- 竹本勝紀 『絶対にあきらめない~地域と共に存続を目指す 銚子電鉄の挑戦~』
- 田中章雄 『地域ブランド戦略~地域の活性化とブランド戦略~』
- 鳥塚 亮 『危機を乗り越える夢と戦略~ローカル線と地域の活性化~』
- 橋爪紳也 『いのち輝く未来社会のデザイン~1970年大阪万博から2025年大阪・関西万博に向けて~』
- 橋本大二郎 『地域自立型の国づくり~未来のあるべき国の形~』
- 東国原英夫 『どげんかせんといかん!この日本!』
- 橋下 徹 『地方から国を変えるということ~橋下改革の実相~』
伊藤聡子 いとうさとこ
フリーキャスター
事業創造大学院大学客員教授
地域から日本を変える!地域をイキイキと輝かせるヒント
講師の伊藤聡子さんは、ニュースキャスターとして活躍する中、東京と地方の格差、地域課題の解決にはビジネスの視点が不可欠と考え、事業創造大学院大学で経営管理修士(MBA)を取得。2010年に同大学の客員教授に就任してからは、地方創生や企業経営をテーマに企業や経営者に取材を敢行し、国の委員会での議論にも積極的に参加しています。本講演で、このような活動から得た知見をもとに、地域をイキイキと輝かせる地域活性のヒントを伝授します。内容は会の趣旨によって調整可能です。
- リーダーシップ 時局・経済 地域活性経営戦略・事業計画
主催者様からの声
伊藤様のご講演は大変好評で、会長、委員長もとてもよかったと申しておりました。
片山善博 かたやまよしひろ
大正大学教授 地域構想研究所所長
地方の再生と日本の将来
総務大臣や鳥取県知事等を歴任した片山善博さん。以前より、地方創生の重要性を訴え、現在は大正大学で地域構想研究所所長を務めています。本講演では、これまでの経験を通じ、国政や地方自治、教育問題などについて幅広く語ります。現政権の是非、鳥取県知事時代の経験、国政の実態、予算の問題、地震対策、メンタルヘルス、行政の本質、行政リーダーシップなど、会の趣旨によって変更可能です。独自の視点で政治や地方社会のあり方について言及。日本の未来について考える貴重な機会です。
- 地域活性時局・経済
主催者様からの声
好評でした。良い話を聞くことができ、みんな喜んでいました。集客状況も満席で、席が足りなくなるほどでした。
門倉貴史 かどくらたかし
エコノミスト
BRICs経済研究所 代表
どうなる?今後の日本経済
感染症の流行や気候変動、急速なIT技術進歩やグローバル化により、「VUCA」と呼ばれる予測不能な時代となりました。VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった造語で、企業は今、急激な変化への対応を迫られています。本講演では、日本経済だけでなく欧米経済、また新興国経済の今後を展望する中で、日本の企業がどのように戦略を立てるべきか、その道筋を考えます。
- 時局・経済
主催者様からの声
新春講演にふさわしく、最新の経済動向を学ぶことができました。
北村 森 きたむらもり
サイバー大学 IT総合学部 教授(商品企画論)
商品ジャーナリスト
地域おこしの問題点と打開策
元『日経トレンディ』編集長で、現在は商品ジャーナリストとして、商品開発を軸とした地域おこしプロジェクトに積極的に参画している北村 森さん。経済産業省や地域団体、大手企業と連携して、地域ブランド創出や商業施設の提案なども行い、地域活性化に貢献しています。本講演では、そんな北村さんの活動を通して、地域おこしの課題とその解決策を専門的な視点から明らかにし、実践的事例を交えて解説します。地域振興や商品開発のヒント満載です。
- その他ビジネストピック 営業・販売・マーケティング
主催者様からの声
内容が事実に基づいてとても分かりやすく、話し方、組み立てがとてもよかったです。話し方も熱意があり、年始の弾みになりました。
木村俊昭 きむらとしあき
東京農業大学総合研究所 教授・博士(経営学)
元気なニッポンのつくり方
~日本を立て直すのは地方の力~
講師の木村俊昭さんは、小樽市・企画政策室在籍時に全国初の歴史的建造物ライトアップや、「ガラスの街小樽」のブランド化に成功するなど、街おこしの手腕が高く評価され、その後は内閣官房・内閣府や農林水産省などで地方再生や地域活性化に従事してきました。本講演では、これまで活動をもとに、地方のパワーが日本全体を再建する鍵であるという視点から、具体的な取り組みや地域活性化の仕組みについて説明します。実践的な視点からのアプローチで、地方から元気な日本の立て直しを図ります。
- 地域活性
主催者様からの声
本会の主旨に合わせて、解説していただき、とても有益な時間となりました。参加者の皆さんからも高評価をいただきました。
渋谷和宏 しぶやかずひろ
経済ジャーナリスト
大正大学客員教授
作家
激変する日本経済
輝く地域・輝く人の条件
「日経ビジネスアソシエ」の創刊、10万部突破の手腕で知られる同誌元編集長の経験から、特にマクロ経済、企業戦略などの分野において深い知識を持つ渋谷和宏さん。鋭い視点、わかりやすい論評が持ち味で、講師としても人気が高い澁谷さんが、 「地方創生」「地方活性化」にスポット当て、激変する日本経済を深く掘り下げて解説していきます。
- 時局・経済営業・販売・マーケティング経営戦略・事業計画リーダーシップ
主催者様からの声
皆さんに好評でした。特に後半の組織を活性化させる上で、頑張ろうという人が中にいる。そんな人に気づくこと、話を聞く事、掘り出してあげることがリーダーの役割というお話が良かったというお声が多かったです。
竹本勝紀 たけもとかつのり
銚子電気鉄道株式会社 代表取締役
絶対にあきらめない
~地域と共に存続を目指す 銚子電鉄の挑戦~
利用者減に加え、コロナ禍等でジリ貧経営を余儀なくされてきた全長わずか6.4kmの銚子電鉄。2012年に顧問税理士から社長になった竹本勝紀さんは、地域住民の足として会社を存続させるべく、自虐ネタのネーミングを用いた商品開発や芸能人や人気コンテンツとのコラボ電車など斬新なアイデアを展開し、赤字打開に奔走。2021年度に黒字を達成しました。本講演では、これまでの様々な取り組みを振り返り、独創的アイデアの生み出し方、今後ますます厳しさを増す地方鉄道経営における銚子電鉄ならでは展開などについて語ります。
- 経営戦略・事業計画
主催者様からの声
話題性のある豊富なアイデアと、常にエンターテイメントを追求し続けた実話をユーモアも含めた話は、時間を忘れて聞き入ってしまいました。
田中章雄 たなかあきお
株式会社ブランド総合研究所代表取締役社長
ギネスワールドレコーズ地域活性化副委員長
地域ブランド戦略
~地域の活性化とブランド戦略~
地域ブランドがますます重要になってきています。しかし、単に地域名をつけた商品を売ることだと思っている人が少なくありません。本講演では、ブランド戦略の第一人者が、地域ブランドとは何か、地域ブランドを構築・管理するにはどうすればいいか、具体的にご説明します。ご要望に応じて、事前にその地域ブランドの現状と問題点を分析し、その内容から具体的な施策やアクションプランに結びつけることも可能です(調査等については実費)。この場合は演習(実習)を組み合わせたセミナーにすると効果的です。
- 経営戦略・事業計画 地域活性 IT・AI・DX顧客満足・クレーム対応
主催者様からの声
具体的な提言をいただき、大変に好評でした。
鳥塚 亮 とりづかあきら
えちごトキめき鉄道 代表取締役社長
前 いすみ鉄道株式会社 社長
危機を乗り越える夢と戦略
~ローカル線と地域の活性化~
鉄道好きが高じ、経営立て直し中のいすみ鉄道の社長公募に応募して採用された鳥塚 亮さん。就任後は、「ムーミン列車」運行、「700万円訓練費用自己負担運転士」募集、「キハ52型ディーゼルカー」の導入など、次々繰り出される独自のアイデアが廃線危機の「いすみ鉄道」を救いました。本講演では、「いすみ鉄道」での奮闘を通して、地域と連携した「まちおこし」の体験的地域ビジネス論についてお話します。
- 地域活性経営戦略・事業計画
主催者様からの声
鉄道と地域活性化について大変参考になる話を頂き、有意義な研修会となりました。
橋爪紳也 はしづめしんや
大阪公立大学 研究推進機構 教授
いのち輝く未来社会のデザイン
~1970年大阪万博から2025年大阪・関西万博に向けて~
科学技術に依拠した「進歩」に加えて、「調和」という価値観を世界に訴えた1970年開催のアジア初「日本万国博覧会(大阪万博)」。2025年大阪・関西万博の構想でも、その精神を継承しつつ、ひとりひとりが人生を充足できる「Society 5.0」のモデルを世界人口80億人がアクセス可能なプラットフォームを媒介とする「共創」によって提示することを目指しています。本講演では、「地方創生」という観点から、大阪・関西万博の目標や共創の考え方、SDGsが達成するための課題など多岐にわたり解説します。
- 国際化・グローバル
主催者様からの声
教授のお話しが大変興味深いものであり今後の経営の参考になったと受講者からの感想をいただいております。非常に有意義であった講演会となりました。
橋本大二郎 はしもとだいじろう
前 高知県知事
地域自立型の国づくり
~未来のあるべき国の形~
NHKの社会部記者を経て、1991年に高知県知事に初めて就任。通算4期務めあげ、高知県の地方創生に力を注いできた橋本大二郎さん。国が地方を統治する中央集権体制から地方に財源と権限を移管し、地方自ら知恵と努力と責任で将来を決められる「地域自立型の国づくり」を推進しています。本講演では、地域自立型の国づくりのため、国は何をすべきか、地方はどう動くべきかについて、自身の経験をもとに解説します。
- 地域活性 経営戦略・事業計画 福祉・介護 文化・教養
主催者様からの声
重要かつ、タイムリーな内容で為になる研修会となりました。
東国原英夫 ひがしこくばるひでお
政治評論家
どげんかせんといかん!この日本!
宮崎県知事選挙に立候補後、無所属での選挙、就任直前の鳥インフルエンザ問題、オール野党の議会、2010年の口蹄疫問題等、様々なピンチを乗り越えた東国原知事。様々な経験で得た生き方・考え方を軸に企業を引っ張るビジネスマンに明日への活力となるようなお話をいたします。講演の内容は、「ピンチをチャンスに変える~国と地方の役割」「新たな視点からの地域振興」「誇りある地域づくりに向けて」等、対象者・主旨・ご要望などに応じて、アレンジ可能です。
- 時局・経済
主催者様からの声
講演は爆笑でした。参加者の方々には喜んでいただけたと思います。
橋下 徹 はしもととおる
弁護士
地方から国を変えるということ~橋下改革の実相~
弁護士から2008年に大阪府知事に立候補し、就任した橋下 徹さん。その後、大阪市長、国政政党代表などを歴任し、2015年に政界を引退してからは、メディアで歯に衣着せぬ発言で国政や行政に苦言を呈しています。大阪時代の経験をもとに、地方から国を変えていくとはどういうことか、今日本に足りないものは何かを鋭く解説。地方が主体となった国政に変えていくためにすべきこと、日本の未来に必要なものとは?
- 時局・経済 教育・青少年育成人材・組織マネジメント 経営哲学
主催者様からの声
聴講者がみな引き込まれていた。大会にふさわしい内容で好評でした。
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