2024年2月、STATE OF ESCAPEは、B-Labの定めた厳しい基準(ガバナンス、社員、コミュニティ、環境、顧客の5つの指標)を満たした企業だけが取得を認められるBコーポレーション認証を獲得しました。
STATE OF ESCAPEは、クラフツマンシップの原則に基づき、環境や社会、ガバナンス(ESG)基準に関して常に意識的な事業慣行に取り組んできました。多くの人々に愛され、女性が経営するグローバル・ビジネスの成功だけでなく、B-Labのスコアにおいても高いスコアを達成。
私たちにとってBコーポレーション認証の獲得は10年間の集大成であり、その間に私たちが目標に対して説明責任を果たさなければならないと認識したことを示すものと捉えています。
今後もSTATE OF ESCAPEは、志を同じくする他のブランドの世界的な運動に加わり、世の中の為に活動し続けていきたいと思っています。
STATE OF ESCAPEの使命は時代を超越した、高品質で汎用性の高い製品を創造することです。
創業以来、受注生産を採用し余剰在庫や過剰生産のリスクを軽減してきました。また、生産地域密着型のオペレーションとサプライチェーン全体において、地域経済成長への積極的な貢献に関して価値観が一致する地元のサプライヤーと共に、環境への影響を最小限に抑えられるよう努めています。
女性が経営する会社であり、多様性、公平性、インクルージョンをビジネスとブランドとしての成功と掲げ、関わる全ての人やものを尊重した協力的な環境づくりを心掛けています。
全製品の生地とロープは、機械による自動裁断ではなく手作業による裁断という入念な工程を経ており、無駄を最小限に抑えています。部品などは、可能な限りリサイクルやリサイクルが可能なFSC、エコテックス認証を受けた素材を使用。製品の一次梱包、二次梱包からバージンプラスチックをすべて排除し、オンラインの発送には堆肥化可能なメーラーを使用しています。
昨年発売したSolsticeコレクションでは、バイオベースのゴムを35％、リサイクルポリエステルを100％使用。ゴムはカキの殻から、ポリエステルは使用済みペットボトルから作られています。また、4月に発売されるAdriftコレクションにおいては、100％アップサイクルのセーリングロープを使用しています。
STATE OF ESCAPEは、倫理的なサプライチェーンデータを共有するための最大の共同プラットフォームであるSEDEX(Supplier Ethical Data Exchange)のメンバーです。SEDEXは国際労働機関(ILO)および倫理的貿易イニシアティブ(ETI)が定める基準に準拠した、国際的に認められた監査プログラムを提供しています。
また、サプライヤーと提携する際は慎重にサプライヤー・スクリーニングに取り組み、バリューチェーンとサプライチェーン全体、とりわけサプライヤーの社会的・環境的影響を確実に把握したいと考えています。
すべての製品は、長寿命で多用途に使用できるように設計され、人と地球に最大限の配慮をし改善し続けています。
耐用年数の終わりとみなされたバッグは、お客様の合意があれば再利用可能な部品を工場に回収する取り組みも行っています。
さらに、シドニーとメルボルンにあるゴムのリサイクル工場と提携し、余分なネオプレン廃棄物のリサイクルを促進し埋め立てを防いでいます。余分なネオプレンや使用済みバッグは、遊び場やジム、馬術競技場などの床材に生まれ変わることができます。
STATE OF ESCAPEは、今後も積極的にプロセスや素材の使用方法を再考、改善しすべての人々に平等な機会を提供する一助となることを願い、地域社会への還元に尽力していきます。 また、持続可能な資質を備えた素材や革新的な技術を調達し続け、環境負荷の低減にも熱心なパートナーを探し求めることを目指していきます。
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【STATE OF ESCAPE HISTORY】
Brigitte MacGowanとDesley Maidmentがオーストラリアのシドニーで始めたハンドメイドバッグブランド。
“ユニークかつエッジーで、美しくデザイン性のあるキャリーオールを作る”というコンセプトのもと、色鮮やかで印象的なバッグを展開している。軽量で柔らかく肌当たりのよいネオプレン素材のボディに、ショルダーとしてセーリングロープを使用した全てのコレションは、超軽量でありながら頑丈で、コンパクトに畳め、水洗いが出来る使いやすさも兼ね備える。
株式会社サザビーリーグ 社長室
Mail：szl_comms@sazaby-league.co.jp
