登録団体活動紹介「中島公園フローレスの会」
10月29日、中島公園フローレスの会の活動におじゃましました。
中島公園では、秋空にイチョウの黄葉やモミジの紅葉が美しく見とれてしまいそうな景色ですが、冬はもうすぐそこまで近づいてきています。
会の活動は10月後半から11月上旬にかけて花壇終いが予定されていて、寒くなる前になるべく早く済ませておきたいところです。
この日の活動では、まず宿根草花壇の片付けを行いました。
花壇では秋の花が花盛り。
シュウメイギクやダリア、シオン、ホトトギスなどがまだたくさんの花をつけていて名残惜しいですが、地際からすべて刈り取ってしまいます。
ダリアは球根を傷つけないように根元から掘り起こして種類別に分け、越冬の準備をします。
花壇には5種類のダリアが植えてありますが、根元にタグが巻いてあり、誰にでもわかるようになっています。
今年はダリアの’黒バラ’の球根が増えたのだそうです。
あっという間に花壇の植物がなくなってゆきました。
次はバラ花壇に移動しました。
一定の高さに枝を切り、葉をむしります。高さは、メジャーや竹の枝を自分の体に当てて確認します。
同じ高さに切ったら、バラの成長を止めるため、また葉に付着している病原菌を次の年に持ち越さないために葉っぱをむしり取って枝だけにしてしまいます。
完成するとこのような感じになります。この後、腐葉土でマルチングをして支柱を立て、ひもで結わえて枝が雪でおれないように囲うのだそうです。
中島公園フローレスの会では、地域のスーパーやマンションの掲示板に会員募集のチラシを掲示したこともあり、ここ数年で新会員が増え、現在19名で活動中です。
バラの管理ははじめてという方も、1つ1つベテランのメンバーさんに確認して教えてもらいながら作業を進めていました。初心者の方でもわかるような工夫が施されていたので、新しく入った方も安心ですね。
中島公園フローレスの会のみなさん、今年度の活動お疲れ様でした。
また来年も、美しい花に出会えるのを楽しみにしています。