人気グループ、嵐が11月9日に皇居前広場で行われる「新天皇陛下の御即位をお祝いする国民祭典」に出席し、パフォーマンスを披露することが13日、分かった。天皇皇后両陛下の前で、来年末に活動を休止する国民的グループが大役を担う。
関係者によると、式典は政財界の有志によって行われ、天皇陛下御即位奉祝委員会(会長=三村明夫・日本商工会議所会頭)、天皇陛下御即位奉祝国会議員連盟(伊吹文明会長)、公益財団法人日本文化興隆財団が主催。皇居前広場一帯で開催され、式典内で天皇陛下がお言葉を述べられる予定という。
1999年11月12日に行われた上皇さまの天皇即位10年をお祝いする「国民祭典」では、X JAPANのYOSHIKIが、自身が作曲したピアノ協奏曲の奉祝曲「Anniversary」をオーケストラとともに演奏した。2009年11月12日に行われた即位20年をお祝いする「国民祭典」では、秋元康氏が作詞した奉祝曲「組曲 太陽の国」をEXILEが歌とダンスで披露。EXILEのボーカル、ATSUSHIがトレードマークのサングラスを外して歌唱する姿が話題となった。
ジャニーズ事務所のアイドルが天皇陛下の前でパフォーマンスするのは嵐が初めて。嵐といえば来年12月31日をもってグループ活動を休止することを発表している。休止前に大役を託され、これで名実ともに国民的アイドルグループに。ネット上には、ファンから「光栄です」「偉大すぎる」「国家的アイドルじゃん」などと歓迎の言葉があふれた。