タレント、中山秀征(57)が6日放送のABCテレビ系「これ余談なんですけど…」(水曜後11・10)に出演。あの大物司会者の裏話を明かす場面があった。今回は中山とタレント、松本明子(58)、お笑いタレント、おいでやす小田(46)がゲスト出演。それぞれの芸能生活を振り返った。
〝昭和のレジェンドMC〟の話になると、数々の司会者と共演している中山は、1996年から97年まで放送されたテレビ朝日系バラエティ番組「大発見!恐怖の法則」を回顧。身近な法則をVTRで検証する同番組。委員長を上岡龍太郎さん(享年81)、司会を中山と加藤紀子(46)が務めていた。
中山は「これ余談なんですけど…」の中で「恐怖の法則」に触れると、「この時は上岡さん…番組を降りたんですね」と意味深発言。MCを務めるお笑いコンビ、かまいたちの濱家隆一(41)から「どういうことですか?」と聞かれると「上岡さんと司会をやらせてもらっていたんですけど。企画内容変更みたいなことがあって、方向転換みたいな時期があったんです」と振り返った。
「で、その収録が始まりました。お客さんも入ってます。で、ある程度まで進行していったときに、上岡さんが『私はね、こんな番組をやるためにこの仕事を受けたんじゃないんだ』って。『私は帰る』って言って立ち上がって帰った。収録中に帰った。お客さんもいるんです」と衝撃的な出来事を語った。
当時、「さすがに戻ってくるだろう」と思った中山。番組をなんとか繋いだが、スタッフ全員が上岡さんを追って出て行った。スタジオに残ったのは、中山とゲストと客だけだったという。中山はその後も繋いでいたが、結局、上岡さんは戻らず。番組も打ち切りになったと明かした。