NHKがコラボに謝罪 メモ流出の取材に協力 - 産経ニュース

NHKがコラボに謝罪 メモ流出の取材に協力

東京・渋谷のNHK放送センター
東京・渋谷のNHK放送センター

NHKの記者の取材メモがインターネット上に流出した問題で、NHK側が14日、取材に協力していた若年女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」(東京都新宿区)の事務所を訪ね、仁藤夢乃代表らに謝罪した。

面談後に取材に応じた仁藤さんによると、NHK首都圏局の幹部が「流出は報道機関としてあってはならず、大変申し訳ない」と頭を下げ、メモに関する企画が放送されないと伝えられた。仁藤さんは「単なる流出ではない。女性支援やコラボへの攻撃の一環で起きたと認識し、検証してほしい」と求めたという。

ネット上に流出した文書は、コラボがインターネット上で誹謗中傷を受けた問題を取り上げる旨の企画概要や、実際に中傷に加わった取材対象者へのインタビューの文字起こしなど。

NHKによると、流出させたのは子会社が契約する30代の派遣スタッフ。取材対象者が中傷に加わったきっかけとして挙げていたX(旧ツイッター)のアカウントに、情報を流したと説明した。

派遣スタッフが「興味本位でやった」と認める

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