米国防総省のカービー報道官は22日の記者会見で、ロシアが侵攻を続けるウクライナの防衛を協議する26日の関係国会合に20カ国以上が参加予定だと明らかにした。会合はオースティン国防長官がドイツ西部ラムシュタイン米空軍基地で主催。北大西洋条約機構(NATO)加盟国以外も含む約40カ国を招待したという。
カービー氏は、緊急の軍事支援だけでなく「戦争が終わった後にウクライナが必要とする防衛」についても協議するとの見通しを示した。
一方、国務省のポーター副報道官は22日の電話記者会見で、グテレス国連事務総長のロシア訪問に関し、ロシアとウクライナの停戦へ何らかの進展の動きが出ることに期待感を示した。グテレス氏はこれまで人道的停戦の実現を呼びかけ、仲介への意欲を示してきた。(共同)