東京の練馬区でひきこもりの相談、訪問支援をおこなっているカウンセリングサロンぱすてるです。
ぱすてるでは、ひきこもりのご本人とそのご家族への訪問相談をおこないながら、ひきこもり状態から踏み出すための継続的なサポートをカウンセラーがおこなっています。
ぱすてるの訪問支援は、カウンセリングを軸としてご家族との対話を続けていきながら、ご本人との信頼関係の築き上げに時間をかけ、寄り添い続けることで、ご本人に何より安心感を持ってもらうことを一番大切にしております。
ずっと同じカウンセラーがご本人とご家族に長くかかわり、担当が替わることことなく、継続してお付き合いしていくことができます。
個人で活動していても、そこで完結するのではなく、社会資源であるさまざまな機関、居場所、家族会と連携し、状況に応じて、社会参加、就労支援に関する情報の提供、紹介をしていきます。
ひきこもり支援の活動は、ご本人の目線に立ってみると、小回りの利く個人に向いていることがとても多くあります。
ひきこもりのとても重要なテーマが、親や兄弟姉妹のご本人へのかかわり方です。
ぱすてるでは、まず親御様とのカウンセリングにじっくりと時間をかけて向き合います。ご兄弟姉妹がいれば、お会いしてお話をお聴きすることもあります。
継続した十分な時間をかけたカウンセリングが、ご家族の気づき、自己洞察、行動の変容にとても大きな役割を果たし、ご本人へのかかわり方に変化をもたらしていきます。
ご家族とのカウンセリングを続けながら、少しずつご本人との接触をはかっていきます。
無理な介入は決してせずに、ご本人の個性を尊重し、ゆっくりと時間をかけたアプローチをしていきます。
ご本人とお会いできるようになると、カウンセリングにとらわれず、ゆるやかな対話も大切にしていきます。
雑談、趣味の話、やがて家を出られるようになれば、一緒に散歩をしたりといった外出同行をさせていただくこともあります。
私が訪問支援を始める大きな動機となったのが、引き出し屋と呼ばれる、悪質業者によるひきこもり当事者への強引な連れ出し、自立支援施設での暴力、強制的な労働といった許しがたい行為への怒りです。
当事者から告発されるような信じがたい業者がたしかに存在しており、ご本人の尊厳を踏みにじるその蛮行に対する憤りが、訪問支援を個人事業としておこなう原動力になっています。
ひきこもりは、決してご本人とその家族の問題だけではなく、その根底には、今の日本社会のさまざまな問題も深く関係しています。
悩み苦しんでいるご本人とご家族に寄り添い続けることで、ご本人がひきこもりの状態からやがて一歩を踏み出し、いまの社会の中で少しでも生きやすく、その人が心から望む生活が送られるようになること。
そして、ご家族とともに日々の暮らしに幸せを感じながら、活き活きと豊かに生きていけるようになることが、私の心からの願いであります。
カウンセリングサロンぱすてる
行動支援カウンセラー 喜々津 博樹
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