スリランカ国内を公共交通機関で移動して知ったこと(その4) - 役に立つかは別として

役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

スリランカ国内を公共交通機関で移動して知ったこと(その4)

この続き。

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列車の話で1つ書くのを忘れたことがあった。書くほどの話じゃないかもしれないけど、自分的には面白かったから書いとく。

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列車でコロンボに到着して改札に向かおうとしたとき、人の波は階段を登っていく人たちと階段を無視してホームをそのまま突き進む人たちに分かれた。しかも後者の方が多かった。

これが日本だったら、改札口が複数あるパターンや、エスカレーターがある階段やエレベーターを探して行くパターンがあるから不思議じゃないんだけど、ここはスリランカ。コロンボは都市ではあるけど、鉄道駅には改札口が複数あるようにもエスカレーターやエレベーターがあるようにも到底見えなかったから、え、みんなどこ行くの??と戸惑った。

どう見ても改札口は隣のホームの向こう側だから、ここは階段を登るのが正解な気がする。でも荷物を背負ってるから、登らなくていいなら登りたくない。

……と迷って立ち止まっていたら、ランブッカナ駅のホームで話しかけてくれた人*1が「あっ!いた!」とあたしを見つけてくれた。

それで「これはどっちに行けばいいの?」と聞くと「ん?どっちでもいいよ」と言う。え、そうなの??

不思議に思いつつも「大丈夫」とニコニコしている彼についてホームを突き進んで行ったら、なんとホームは線路に降りられるようスロープになっていて、人々はそこから普通に線路上を横切っていた。

ホームを降りて線路を横切る。跨線橋って何?な風景(左)
一応踏切のような歩道にはなってたけど、遮断機はなかった(右)

なんなん、これ?どうしてこうなるん?笑

昔は跨線橋がなくてホームから一旦線路に降りて線路を横切るのが普通だった、のちに跨線橋を作ったけど昔からの習慣はなくならなかった、みたいな話だろうか。

いや、たとえそうだとしても、跨線橋を作った時点でホームからは線路に降りれないようにすべきでしょ、なんのために跨線橋作ったのさ。

ほのぼの通り越しておおらかすぎだよ、あんたたち。

あたしは面白かったけど。階段登らずに済んだし。

*1:彼は3等車だったから乗車したときに別れていた。一方、列車内で話しかけてくれた人は1つ前の駅で降りてしまっていた。