メインブログでこんな記事書きました。良かったら読んで下さい。
以上、宣伝でした。
さて、ちょっと前にこの記事を読んだ。
寿命の長さを表していると言われるテロメアの長さを運動量のレベル別に見てみたら相関関係があった、という話。
実際の研究の概要はこちら。(PDFが開きます)
テロメアっていうのは細胞の染色体を末端で保護している構造なんだけど、これは細胞が分裂していくにつれて段々短くなっていく。そして最低限の長さになってしまうとその細胞はそれ以上分裂できなって老化が進む、というわけ。
同じ年齢の人でもテロメアの長さが違うことはあるから、テロメアだけで寿命が決まるわけじゃないと思うけど、指標にはなるんだと思う。
で、ここでは6,000人近くの大人に運動量についてのアンケートに答えてもらって被験者を運動量が「多い」「普通」「少ない」「ほとんどない」という4つのグループにわけ、実際にテロメアの長さを測って相関関係を分析した。
その結果、運動量が「多い」グループのテロメアは「普通」「少ない」「ほとんどない」のグループより有意に長かったとのこと。
具体的には、運動量が多い人は運動をほとんどしない人より生物学的に9歳分若く、運動が少ない人より8.8歳分若く、運動量が普通の人より7.1歳分若いという計算になった。
かなりの差。
そして、運動量が「普通」「少ない」「ほとんどない」の3つのグループ間では有意な差が見られなかった。
つまり、エクササイズってのは、やるからにはキッチリやらないと意味がないってことなんであーる!
ちなみに「運動量が多い」の定義はここでは「30分(女性)または40分(男性)のジョギングを週に5日以上行う」とされている。
運動量が「普通」「少ない」「ほとんどない」が具体的にどう定義されてたのかは概要を読んだだけではわかんないけど、要は週に5日以上30分~40分のジョギングレベルの運動をしないのであれば、それ以下は大差ないということ。
あたし、ジョギングするときは30分くらいは走ってるけど、頻度は1日おきくらいだよ……。「それ以下の大差ないグループ」だよ……。
もう少し頑張ろうかなぁ……。
あっ、テロメア的には週に5日以上エクササイズしないと差は出ないんだけど、生活習慣病とかそれ以外の寿命を縮める要因はたぶん「普通」「少ない」「ほとんどない」でも差がでるはずだから、「そこまでしないとダメならもういいや」みたいなこと言わないで少しでもエクササイズしましょうね~。
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