何もわかっていない外国人が想像したいけばな - 役に立つかは別として

役に立つかは別として

頭の中にあるゴチャゴチャを出しとけばスッキリするかも

何もわかっていない外国人が想像したいけばな

この間、家の籠もってるの楽しいと書いたばかりなんだけど、ぼちぼち外にも出ている。

その1つが、な、な、な、なんと、いけばな教室なのである。

いや、あたしも自分で信じられないんだけどさ。

 

外出自粛になる直前、外出予定がどんどんキャンセルになって外に出たい欲求が高まっていたとき、偶然いけばな教室の体験募集を見て参加したのがきっかけ。

あたしはアコさんの大ファンで、

eco-flowerlife.hatenablog.com

前から「お花がある生活って素敵だなぁ」と思っていた。

それにあたしは、このブログのサイドバーをわざわざお花畑にするくらいはお花が好きなのだ。

だけど、自分がいけばなをやりたいと思ったことは今まで1回もなかった。なんでだろう?よくわからない。

でも、たまたま体験教室に参加して、

「わ、全然思ってるように挿せないわ、美的感覚以前に技術が要るんだ、これ」

「何この『挿してから傾ける』っていうやり方は?」

「えっ?正面とかあんの?」

みたいな発見をしたら、俄然やりたくなってきて、その場で正式に申し込んできた。

 

でもその直後に外出自粛になって、1回も出席しないうちに教室もお休みになってしまった。

……ので、自粛期間は家で勝手に自己流で花を活けていた。

3月の終わりから5月の初めくらいまでは家の庭でいろんな花が咲いてたから、それを切ってきては適当に。

で、さすがのあたしでもちょっと恥ずかしいから写真を載せるのはやめとくけど、ここで面白かったのは、あたしが活けると何をどう頑張っても「何もわかってない外国人が想像したいけばな」みたいな仕上がりになるということだった。

だから、毎回自分なりに真剣に考えて花を活け、その後、やっぱりコレジャナイ感満載の作品で笑う、というパターンで遊んでいた。

いやでも、普通の日本人には「何もわかってない外国人が想像したいけばな」なんて作品作れないんじゃない?そういう意味ではすごくない?(←違う)

 

そして、この間ようやく再開講になったから、初めて正式に教室に行ってきた。

で、これが帰ってきてから家で復習がてら作った作品。↓

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ちゃんと水際が1本になってなってないし、たぶん他にもツッコミどころ満載なんだろうけど、正直、今のあたしは何がダメなのかもよくわかっていない。

今も改めて写真見て思ったんだけど、だいたい、この花器ってこんな向きでいいの?凹んでるところが正面?それとも高くなってるところが正面?

こんなレベルだから、教室でも「ここはこうするとこうなるでしょ?」とか「ほら、こうすると綺麗でしょ?」とか指導されても半分くらいは「???」という感じで、「わかった?」と聞かれても「うーん……わかったような、わからないような……」と答えちゃう始末だった。

先生のお手本を見せられて「これが美しい形です」と言われても「わーホントだ、きれい~」じゃなくて「へぇーそうなんだ~」とか思っちゃったしさ。

 

でも理解したい気持ちはあるし、面白いなと思うから、3ヶ月はやってみようと思う。

どうなるのかはよくわかんないけど。


 

 

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