【ダイジェスト保存版】最高の人生を実現する方法 - 経済的自由のススメ ~そのあと~

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【ダイジェスト保存版】最高の人生を実現する方法

こんにちは~、今村です。

ちょっと前にこういうツイートをしたんですが、

そのとき改めて自分の記事を読み直して、

  • 数年に渡ってバラバラの記事で説明してきたせいで、全体像がわかりにくい
  • それぞれの記事も長いので、読む前に挫折しそう

と思っていました。ツイートへの反応が少なかったのもそういうことなんだろう、と。

ただ、今村自身はこのやり方で人生が良くなったと実感していてオススメしたいので、「最高の人生・最高の年を実現させる手順」として例を出しながらダイジェスト的に1つの記事にまとめ、少しでも始めやすいようにしておこうと思います。

一から「やりたいことリスト」と「体験したいことリスト」を作って優先順位を考える最初の作業が大変なのは確かですが、これらのリストは必要に応じて随時加筆修正していく前提なので、大体できていれば大丈夫です。また、一旦原型的なものを作ってしまえば、その後の加筆修正は難しくありません。

毎年作るシナリオとスケジュールも初年は慣れないかもしれませんが、一度やれば要領がわかって翌年は簡単になります。そして早ければ1年、遅くても2、3年続ければ違いが実感できるようになります。

……てことで、よければ読んで2024年から試してみてください。

(参考記事へのリンクも貼っておきますが、これらを全部読まなくても本文だけで一通り始められるように説明したつもりです。参考記事は一旦やってみてから補足で読むという形でオッケーです。)

最高の人生を実現するシステムの全体像

まず全体像を見ておきましょう。それぞれのパーツが全体としてどう働けば良いのか理解してから実践すると、人生を上手く回しやすくなります。

①目的:体験したいことリスト

自分はどんな体験をしたくて生まれてきたのかという、根本的な望みをリスト化したものです。

ここで言う体験は、喜び、感動、達成感など内面的な反応で、人生の目的という位置づけになります。

②手段:やりたいことリスト

体験したいことを体験するためにやりたいことのリストです。

内容的には、俗に言う「死ぬまでにやりたいこと」や「Bucket list(バケットリスト)」と同じです。違いは、やりたいことが目的なのではなく、体験したいことの手段にすぎないと認識する点と、自分は何を体験したくてこれをやりたいのかを考える点です。

③手段:来年やりたいこと

②のやりたいことリストから選んだ(またはそれをもとに作った)来年実行したいことのリストです。

新年の抱負に似ていますが、違うのは「今年はこうしたい」と新年になってから言うのではなく、前年のうちにちゃんと考えて「来年これを実行する」と自分と約束する点です。「◯◯したい」ではなく、あくまでも「〇〇する」です。

ちなみに、自分と約束するというのは自分に嘘をつかないということで、何が何でも絶対にやるという意味ではありません。自分なりに精一杯やるという意味です。

④:自分との約束

厳密に言うと、来年やりたいことはすべて自分との約束ですが、ここで言う「自分との約束」は、来年やりたいことを宣言する行為です。

これはしてもしなくても構いません。

ただ、宣言しておくと自分との約束がうやむやになりにくく、外部から助けやヒントがもらえることもあるのでオススメです。

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ちなみに、宣言するのは何かを始めてやり遂げる秘訣の1つですし(第4条)、上で述べた「自分に嘘をつかない」というのも、何かを始めてやり遂げる秘訣の1つです(第7条)。

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⑤ビジョン:シナリオ

実行すると決めたこととそれによって体験できるであろうことを思い描いて、来年がどんな年になったかを既に起こったこととして文章化したものです。

シナリオを書くことによってイメージを膨らませることができ、モチベーションや成功率が向上します。イメージトレーニングと同じですね。

また、ここで作成したシナリオを目につく場所に置いておくことで、日々忙しくしていてビジョンのことを忘れそうになっても読み返せるようになります。

⑥手順:スケジュール

シナリオを具体的な予定として落とし込んだものです。いつまでに何をやるのかスケジュール帳に記入して、他の予定が入る前に時間を確保してしまうのが目的です。

また、やりたいことをする予定を入れるには具体的な手順を考える必要がありますが、この過程で自分の計画が実際に無理なく実行できるものなのか確認できます。さらに、手順と時間が明確になるので、思い描いた最高の年を実現させやすくなります。

⑦実践:日記

定期的に進捗を見直して、必要に応じてシナリオやスケジュールを修正するためのツールです。

厳密に言うと、同じ目的を果たせるのであれば日記でなくても構いませんが、今村がオススメするのは、

  • スケジュールを書き込めて、
  • シナリオを挟んでおけて、
  • 3年に渡る自分の成長を追うことができる

3年日記で管理する方法です。

 

では、実際に一から始めるとして、まず何をすべきかをダイジェスト的に説明しましょう。

体験したいことリスト、やりたいことリストの作成

まず、マクロ人生管理法とも言える「体験したいことリスト」と「やりたいことリスト」を作ります。

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ちなみに、「体験したいことリスト」と「やりたいことリスト」の作り方を説明したもともとの記事はこちらです。

www.saki-imamura.com

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「詳しい説明なしでとりあえずリストを作ってもらい、リストの手直しをする過程で自分を知ってもらう」という形にしたので、若干難しかったかもしれません。

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「体験したいことリスト」より「やりたいことリスト」を先に作った方がわかりやすいので、こちらから手をつけましょう。

やりたいことリスト

できそうかどうかはとりあえず置いておいて、死ぬまでにやりたいことをできるだけたくさん書き出してください。

家族、仕事、学習、健康、友達、住まい、趣味、お金、社会貢献など、項目を作るとやりたいことのアイデアが出しやすくなります。

リストを作るときのポイントは以下の通り。

  • 「◯◯したい」ではなく「〇〇する」という書き方で書く
  • 何がどうなればできたと言えるのかわかるよう、具体性を持って書く(例:痩せる→今の体重から5kg痩せる)
  • 具体性がなくどこまでも高みを目指せるものの場合、マイルストーンをいくつか付け足す(例:英語をマスターする→TOEICで◯◯点とる、洋書を◯◯冊読む、英語圏に1人で旅行する等)
  • 何かを継続したい場合など、達成ラインがないケースでは「できている・できていない」がわかるように書く(例:ジョギングを習慣化する→週に2回はジョギングする)

やりたいこと(項目)の例:

  • 家族でキャンプに行く(家族)
  • 親友と富士山で日の出を見る(友達、趣味)
  • 毎月どこかに寄付する(お金、社会貢献)
体験したいことリスト

まずは、自分のやりたいことリストを見て、何を体験したくてそれらをやりたいと思ったのか考えてみてください。

上で説明した通り、ここで言う「体験」は内面的なものです。何を体感したいかだと考えてもらっても構いません。

何に関連する体験かという意味で、自分、人(家族、友人、職場仲間など)、世界と項目を設けて考えるとアイデアが出しやすくなります

前項に出したやりたいことの例に対応する体験したいこと(項目)の例:

  • 家族との絆(人)、子供の成長を感じる喜び(人)、大自然の中で眠る開放感(自分)など
  • 苦労したあとに美しいものを見る感動(自分)、チャレンジを共有できる友人がいるという喜び(人)、見たことがない絶景を見る驚き(世界)など
  • 寄付する余裕があるという感謝(自分)、社会貢献しているという喜び(自分)、世界を良くしようとする人たちからもらう刺激(世界)など

一通りできたら、次は、自分のやりたいことリストから導けること以外にも体験したいことはないかを考えて書き出してください。

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なぜ「自分は人生で何を体験したいのか」を考えるのが大事なのかについては以前こちらで書きました。

www.saki-imamura.com

詳しく掘り下げたい人は是非読んでみてください。

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これでリストの下書きができました。次は2つのリストを突き合わせて手直しします。

加筆・修正

まずは、やりたいことに関係なく出てきた体験したいことを見ながら、何をしたらそれが体験できそうか考えて、やりたいことリストに書き加えてください。

ここでポイントなのは、体験したいことを体験する手段はなんでもいいということです。例えば、家族との絆を感じる手段が「家族とキャンプに行く」である必要は全くありません。こういうところで自分の個性を発揮して楽しいアイデアを出すのが人生の醍醐味なので、自由に考えてください。

次に、体験したいことと関連付けられなかったやりたいこと(=「周りがしているからやっておいた方がいいのではないか」とか「周りが期待しているからしなくてはならない」等の理由でやりたいことリストに入れていたもの)を減らす・なくす検討をしてください。人生は有限ですし、そのようなものが多いと幸せになれません。

優先順位付け

最後に「体験したいことリスト」と「やりたいことリスト」の優先順位付けをそれぞれしてください。

何をどのくらい優先したいかは人それぞれなので、判断基準はなんでも構いません。優先順位自体も「高=すぐにとりかかるべき」「中=早めにやるべき」「低=いずれやるべき」くらいのざっくりしたもので構いません。

ざっくり優先順位をつけておくと、来年着手すべきものがわかりやすくなります。また、コロナで自粛になった、家族が病気になった等、コントロール不可で想定外のことが起こって計画が保留になった場合、代わりに何をするかが決めやすくなります。

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ちなみに、毎年リストの内容と優先順位付けを見直していると、「リストにしぶとく残っているが優先度はずっと低いまま」という、いつまで経っても着手できないものが出てきます。そういうものは、優先度は無視して「ちょうどいい機会だから」とか「煮詰まっていて他のことをした方がいいから」のような形でやるのがオススメです。

www.saki-imamura.work

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これで一通りリストができました。

次はマイクロ人生管理法であるシナリオ、自分との約束、スケジュールに移りましょう。

シナリオ、自分との約束、スケジュールの作成

来年やりたいこと、自分との約束

まずは自分の「やりたいことリスト」から来年やり始めたいことをピックアップしてください。このとき、1年で終わりそうにない・終わらせる必要がないものについては、来年中にどこまで進めたいか考えて明文化してください。

例:

お遍路で四国八十八ヶ所を制覇する → 区切り打ちを最低2回して行けるところまで行く

いくつピックアップしても構いませんが、ここでのポイントは欲張らないことです。

自分と約束するわけですから、守れなさそうな約束をして結局破るなどという、自分を落胆させる行為は控えてください。逆に、簡単過ぎて最初の2ヶ月で全部できてしまう、みたいな自分をバカにする約束もダメです。それなりに頑張る必要があるがやればできるという匙加減で約束するのが、自分を喜ばせる秘訣です。

自分との約束(宣言)

自分との約束は宣言してもしなくても構いませんが、する場合は誰に何を宣言するか考えて宣言してください。

そもそも全てを宣言する必要もないので、特定のことだけ応援してくれそうな人に言う形でもよいと思います。逆に、内緒にしたいこと以外全てをブログやSNSで不特定多数に言ってしまう形でもよいと思います。

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ちなみに、今村は自分との約束の一部を毎年ブログで発表しています。去年書いたのはこちら。

www.saki-imamura.com

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シナリオ

来年やりたいことが決まったら、そこから体験できるであろうことと併せて来年がどうなるのか想像してみてください。そして、想像通りになった年を振り返っているかのように、過去形で何をしてどうなったか作文してください。基本的に「やりたいことをやったら体験したいことを体験できた!嬉しい!」というサクセスストーリーになるはずです。

例:

今年は念願のお遍路をとうとう開始!自分と約束した通り、四国に2回通って区切り打ちした。足にマメができたりしたけど、頑張って10番まで完了して感無量。お接待にはめちゃくちゃほっこりしたし、お遍路宿ではいろんな人と会えて、かなり面白かった。黙々と歩く体験でもいろいろ発見があった。自分に挑戦できて嬉しい。来年も続けるぞ!

ここでのポイントは、読むとワクワクしてくるようなシナリオを書くことです。大げさな表現をどんどん使って「日々の忙しさに流されそうになっても、これを読めば今の気持ちをすぐ思い出せる」というシナリオにしておいてください。

実際にシナリオ通りになるかは心配しなくて大丈夫です。やりたいことを精一杯やれば、シナリオと全く同じでなくてもそれ相応の体験になります。あえて言うと「◯◯したら◯◯が喜んでくれた」のような、人の反応は入れない方が良いです。人がどう反応するのかは自分でコントロールできないので。

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ちなみに、時間の割り振り方と先にシナリオを書くというコンセプトについては、かなり前にここで書きました。

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できたシナリオは日記帳にしおりとして挟んでおいてください。日記を使わない人は、トイレの壁に貼るなど、毎日目につく場所に置いてください。

では次は、来年やりたいことをスケジュールに落とし込みます。

スケジュール

まず、来年やりたいことを実現させるまでのステップをそれぞれ書き出してください。

例:

  1. お遍路に必要なギアについて調べて揃える
  2. 1回目の日程を決めて宿や交通手段を予約する
  3. 1回目を決行する

(今村はお遍路をしたことがないしする予定もないので、いい加減な想像で書いています…)

実現させるステップがわからない場合は、「どういう方法があるのか調べる」「◯◯さんに相談する」など、わからないことに対応するステップを書いてください。残りはやりながら来年決めれば大丈夫です。

これらのステップを何月にやるか決めて、月間スケジュールのTo Doリストとして鉛筆で書き込んでください。鉛筆で書き込むのは必要に応じて変更できるようにしておくためです。

この時点で日付も決められるものは、その日の予定として書き込んでしまいます。日付が決められない場合や、数日かけてやる場合は、To Doリストだけでオッケーです。

ちなみに、今村は 高橋書店の3年卓上日誌 というスケジュールも書き込める3年日記を使っていて、To Doリストは要記セクションに、予定は月間予定セクションに書き込んでいます。

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ちなみに、シナリオ、スケジュール、日記についてはかなり前にここで書いています。

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さあ、これで一通り準備ができました。

あとは、これらを来年どう実践・管理するかです。

日記で進捗を管理

まず、月初めにその月のTo Doリストを見て何をするか確認してください。

そこからはその月にやると決めたことをこなしていきます。やっているうちに出てきた新しいTo Doや予定は、どんどんその月なり次月なりに書き込んでいってください。

3年日記の意義はもともと自分の成長を記録して根拠のない自信を育てるという別のところにあるので、日記自体には何を書いても構いません。日記を利用して進捗管理を行う理由は、ひとえに毎日広げる日記帳にスケジュールとシナリオがあると便利だからです。

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ちなみに、3年日記を使って自分の成長を追うと根拠のない自信を育てることができるという話は昔ここでしました。

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一石二鳥なので、ぜひ試してみてください。

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日々忙しくなってやりたいことを見失いそうになったときには、日記にしおりとして挟んであるシナリオを読み返してください。

月末には、To Doリストに✔を入れつつ、自分にとってどんな月だったかを振り返ってください。そして日記の各月の最後にあるMemoのページに次月に向けて自分に向けたコメントを書くなどして、次月に向けて備えてください。

コントロール不可、想定外のことが起こってシナリオが変わる場合は、その都度書き直してスケジュールも修正してください。

また、何か思いついたらその都度「やりたいことリスト」と「体験したいことリスト」も加筆・修正してください。

あとは、同じ手順を繰り返しつつ、人生を濃くしていくだけです。

まとめ

なるべく要点だけに絞ってまとめたつもりですが、レイヤーもパーツも多いので、やっぱりちょっと長くなってしまいましたね。

実際、一度に全部始めるのはハードルが高いと感じた人もいるかもしれません。でもそういう場合は、

  • マイクロ人生管理法であるシナリオとスケジュールだけを今年中に作り、
  • 来年はそれらを3年日記を使って実践し、
  • 要領がわかったところでマクロ人生管理法のやりたいことリストと体験したいことリストを始める

のような感じで、段階を踏んで始めても良いと思います。

人生には意図が必要です。意図を持って生きるのと流されて生きるのでは、人生の濃さに大きな差が出るからです。せっかくですから、濃い人生の方が良いですよね。

意図自体は人それぞれ自由です。どんな意図を持って何をするかを自分で選ぶことによって、人はそれぞれ唯一無二の自己表現をしているわけです。それが人生です。

でも意図さえあればいいのかと言うとそうではなく、優先順位付けも必要です。人生は短く、人は老いるからです。

今回ここで改めて紹介した最高の人生を実現する方法は、人生の意図と方法を順序立てて考え、実行し、見直す枠組みです。

良い人生を。

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心を込めて、