Financial AlgoTech カンパニー長メッセージ | 両備システムズ

Financial AlgoTech カンパニー長メッセージ

カンパニー長 鈴木 恭輔
カンパニー長鈴木 恭輔

メッセージ

私は日系と外資系金融機関で18年間、主に外国為替のディーリングや営業活動を通して、金融業界の内外で、とても多くの方々とお付き合いをさせて頂きました。

その現場で日々感じていたことは、既に欠かすことの出来ないAI技術の実装が、日本の金融機関のみに限らず、非金融機関(上場・非上場企業、財団法人、学校法人等)においても今も尚発展途上にあるという大きな課題でした。
2010年代からは第3次AIブームと呼ばれておりますが、世界に目を向けてみますと米国の金融機関のITエンジニア従業員比率は30%に達して構造変化が進み、欧米では金融とテクノロジーの融合が速いスピードで進んでいます。その一方、日本の金融機関での同比率は僅か5%にも満たない状況で、世界の変化の波に十分に乗れていません。

もし、私が長年培ってきた金融アドバイスや取引戦略を、お客様ご自身で必要に応じて易しく使えるAIツールとして提供が出来たのなら、どれほどの多くの方々に喜んで頂けるだろうか。
両備システムズが築き上げてきたテクノロジーの力を結集させて、金融事業を通して幅広く社会に貢献が出来ないか。
こうした双方の熱い想いから、両備システムズでのFinTech(フィンテック)事業を主導するFinancial AlgoTech Company(FATC)が新たに誕生し、共にチャレンジをさせて頂くこととなりました。

FATCでは、変化の激しい金融市場と常に対峙しながら最先端のAIアルゴリズム開発を進め、まず初めに自社でのAIアルゴリズムの実装を行います。そして、実装から開発・改良を重ねてトラックレコードを構築し、その実績と成果に裏打ちされた確かな技術力のみを、お客様のニーズに沿う形で世界中にご提供することで、世の中に幸せを増やすお手伝いが出来ることを目指してまいります。

略歴

2003年4月〜
住友信託銀行(現在の三井住友信託銀行)入社。
本店(大阪)にて法人営業(主に新規顧客開拓)。
2005年、社内公募制度で市場本部へ異動、外国為替ディーラーとしてのキャリアをスタート。
2006年12月〜
BNPパリバ証券会社 / BNPパリバ銀行 東京支店
2011年11月〜
ソシエテ・ジェネラル銀行 東京支店
2013年4月より為替資金営業部長、日本における外国為替・資金関連ビジネスを推進

専門分野

外国為替ディーリング、金融市場分析
統計学・計量経済学(神戸大学大学院 国際協力研究科 国際開発政策専攻(経済学修士))

メディアでの活動

Newsモーニングサテライト(地上波:テレビ東京系列)レギュラーコメンテーター
日本経済新聞、日経ヴェリタス、日経QUICKニュース、Bloomberg News、Thomson Reuters、Dow Jones等での市場動向、相場見通し解説