学環の概要 | 群馬大学 医理工レギュラトリーサイエンス学環
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国立大学法人医理工レギュラトリーサイエンス学環
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学環の概要Outline

学環の概要

重粒子線医理工学の分野横断的連携を基盤に、高度職業人の育成を目指す

本学環は、研究科等連係課程実施基本組織として、群馬大学大学院医学系研究科と群馬大学大学院理工学府との緊密な連携及び協力のもとで編成する修士課程です。本学における重粒子線医理工学の分野横断的連携を基盤として、生命医科学、医学・医療及び理工学における学際的学問領域の研究を主体的に担うことができ、リーダーシップを発揮できる研究者・教育者、社会のニーズに対応できる高度職業人の育成を目指して設置されました。

本学では、これまで、医理工生命医科学融合医療イノベーションプロジェクトにより、新しい医療技術・医療機器開発の研究を行ってきたため、医用工学に関する教育研究の土壌が形成されており、本学環での教育にも取り入れます。レギュラトリーサイエンス教育と融合した教育を受けることにより、医療機器メーカーにおいて新しい医療技術・医療機器を市場化することができる人材となることが期待されます。

また、将来的には、医理工学とレギュラトリーサイエンスを横断した広範な教育を生かして、レギュラトリーサイエンスの視点から電子機器開発に貢献する人材、原子力・核融合分野で放射線影響・防護のエキスパートになりうる人材、宇宙システム産業が拡大するにつれて、宇宙において人体や半導体を利用した電子機器に対する影響に関する指針等を構築できる人材、などの育成が期待されます。

新しい医療技術と医療機器開発や
革新的加速技術の創出を目指し医理工の連携した教育を行う

また、重粒子線治療に向けての新たな加速器の開発、例えば第5世代であるレーザー加速と超伝導ガントリーを有する革新的省電力・小型加速器の開発と、その技術を活用した社会インフラ設備の非破壊検査手法の開発が可能な人材育成を行います。
このように重粒子線治療に関連した医学物理・放射線生物学の教育を基盤としますが、新しい医療技術・医療機器開発とその社会実装、革新的原子力・核融合技術の社会実装、宇宙システムに関連した俯瞰的・創発的な学理の創造、革新的加速器技術の創出をめざした医学・理工学の連携した教育も行います。

重粒子線医理工学プログラム

育成する人材像

重粒子線医理工学の分野横断的連携を基盤として、生命医科学、医学・医療及び理工学における学際的学問領域の研究を主体的に担うことができ、リーダーシップを発揮できる研究者・教育者、社会のニーズに対応できる高度職業人を育成します。また、医学物理士も育成します。

課程:修士課程 / 学位:医理工学

修了後の主な進路

産業用電気機械器具製造業(医療機器、電子応用装置)、医薬品製造業、大学・研究機関、医療機関、医学物理士

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