「2050年までにカーボンニュートラルを達成する」という国際的な目標到達を目指して、サプライチェーンも含めた温室効果ガス排出量を把握するニーズが多くの企業の間で高まっています。こうした動きに応え、リコーではエコリーフの基準に則り、製品別にライフサイクル全体のCO2排出量(CFP: Carbon Footprint of Products)を算定・公開し、「見える化」を実施することにより、継続的に環境負荷を下げるものづくりへ取り組みを進めています。例えばRICOH IM C6010はCFPを前身機より約27%削減しており、RICOH IM C7010製品群*全体の販売により年間約9万tのCO2排出量削減を見込んでいます。また、複合機のライフサイクルで排出するCO2量を実質ゼロにする「RICOH カーボンオフセットサービス」もご活用いただけます。
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RICOH IM C7010/C6010/C5510/C4510/C3510/C3010/C2510/C2010
CFP(カーボンフットプリント)って、なに?
製品の原材料調達から廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して分かりやすく表示した数値です。環境負荷を定量的に算定するため、CFPが分かると、例えば新しい複合機が前身機と比べてどのくらいCO2排出量を削減できるかが具体的に分かります。
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算定ルールが異なりますので、他カテゴリーの製品同士を比較することはできません。また複合機同士であっても、リコーと他社とでは算定ルールが異なりますので、製品のCFPを比較することはできません。リコー製品同士のみ比較することが可能です。
「RICOH カーボンオフセットサービス」って、なに?
「RICOH カーボンオフセットサービス」*とは、リコー複合機がライフサイクルで排出してしまうCO2量を、他の方法で削減したCO2量で埋め合わせて、実質的にゼロと見なせる状態にするサービスです。
「J-クレジット」制度を通じて取得した排出権を活用し、CO2排出量を埋め合わせます。本サービスを申し込むと、リコージャパンよりカーボンオフセット証明書を発行します。お客様の脱炭素貢献につながります。
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J-クレジット制度について詳しくはホームページをご確認ください。
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その他詳細については、販売担当者にご確認ください。
エコリーフって、なに?
ISO14025に準拠して製品の全ライフサイクルにわたる環境負荷を定量的に開示する、日本生まれの環境ラベルです。
リコーは、社内で算定・検証・登録公開申請を行うシステムを構築し、システム認証を受けたうえで、製品の評価を行い、「エコリーフ・CFP宣言製品」として、SuMPO環境ラベルプログラム*のWebサイトにて情報を開示しています。
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製品・サービスの資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体における環境負荷について、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、定量的開示を行う、一般社団法人サステナブル経営推進機構のプログラムです。