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9/22(金)-23(土)は高槻市の安満宮山古墳で「墳活」しよう!

担当者の推しバナシ


歴史関連のイベント情報をお伝えするコーナーです。「週末、楽しいことはないかな?」と探している歴史人キッズへ親子で一緒に遊びに行きたくなる最新情報をお届けします!


 

安満宮山古墳(提供:高槻市観光協会)

■安満宮山古墳ってどんな古墳?

 

安満宮山古墳(大阪府高槻市)は、3世紀半ばに造営された古墳で、青銅鏡をはじめ装飾品や刀など多くの副葬品が出土しています。

 

中でも有名なのは、「青龍三年」の銘をもつ青銅鏡。青龍三年とは、中国・魏の当時の年号で西暦235年を表し、この鏡は国内で発見された年号付きの鏡の中では最古のものといわれています。

中国・魏の歴史書『魏志倭人伝』に「魏から邪馬台国の卑弥呼に銅鏡100枚を送った」とあり、安満宮山古墳から出土した銅鏡は、そのうちの1枚と考えられていて、同古墳に眠る人物は卑弥呼と関係のある重要な人物とされています。

 

 

■高槻市文化財スタッフの会ボランティアガイドツアーが開催!

 

来週9月22日(金)と23(土)の両日、安満宮山古墳の特別ガイドイベントが開催されます。

 

ガイドを務めるのは、高槻の見どころをまわる各コースを案内している高槻市文化財スタッフの会のボランティアガイドの方々!

 

この2日間、事前申込不要、現地集合で、5面の青銅鏡のレプリカをご紹介するほか、この古墳の魅力について案内して頂くことができます。

安満宮山古墳周辺地図(提供:高槻市観光協会)

安満山は、平安時代から春日神社(現・磐手杜(いわてもり)神社)の神域として守られてきた聖なる山で、南に生駒山、西に六甲山、東には男山丘陵南部から遠く南山城まで望める景勝地。天気の良い日には、とても気持ちのいい景色を望めます。

 

邪馬台国と卑弥呼、そして古代三島のロマンを安満宮山古墳で存分に体感してみませんか♪

【イベント概要】

日時:令和5年9月22日(金曜日)、23日(土曜日)※雨天中止

   9時30分から11時30分まで(ガイドの説明時間は15分程度)

会場:安満宮山古墳(大阪府高槻市安満御所の町。高槻市墓地公園内)

アクセス:高槻市営バスの墓参バス利用

     JR高槻南6番乗り場乗車、終点の公園墓地下車

     阪急高槻6番乗り場乗車、終点の公園墓地下車

申込:申込不要。当日直接会場へ

料金:無料

 

■もっと満喫!安満宮山古墳エリア

 

安満遺跡公園(提供:高槻市観光協会)

令和3年3月にたかつきのランドマーク「安満遺跡公園」が誕生!

約22ヘクタールの広大な緑のセントラルパークは、国史跡に指定されている歴史的価値が高い弥生時代の大集落跡を整備した公園で、古代と現在が心地よく調和しています。歴史館はもちろん、食事やアウトドアーを満喫できるので、1日中歴史推し活を楽しみたいキッズたちにはピッタリなスポットです!

 

イベントなど詳細は、高槻市観光協会公式サイト「たかつきマルマルナビ」をご確認下さい。

 

 

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歴史人Kids編集部(れきしじんきっずへんしゅうぶ)
歴史人Kids編集部れきしじんきっずへんしゅうぶ

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