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腕時計のベゼルとは?意外と知らない意味や多彩な種類をまとめてみました!

最終更新日:

腕時計の「ベゼル」の意味・役割をご存知でしょうか。

もちろん大切な「デザインコード」でもあります。でも、実はそれぞれに実用面での意味を持ちます。一見何の変哲もないベゼルも、存在意義があります。

これから購入する、あるいは既に所有している時計についたベゼルの意味を知れば、よりその一本を愛することができるでしょう。

この記事では、腕時計のベゼルの意味や多彩な種類15個を徹底解説いたします!

ロレックス ベゼル

 

ベゼルとは?

ベゼルは英語でbezelと表記します。腕時計の風防(ガラス)周りのリング状のパーツを指しますね。

もともとは「斜面の溝」「溝ぶち」などの意味を持っており、時計の風防をはめる溝部分、といった役割でした。

ちなみにベゼルは時計のみならず、ジュエリーの宝石をはめる部分にも用いられてきた用語です。

 

役割としては風防の固定です。ただ固定するだけでなく、水分やホコリが入らないようにと言った気密性の面でも重要です。また、フチ部分は欠けたりそこから亀裂が入ったりして割れやすいので、保護する目的もあります。

そのため近年では液晶ディスプレイの額縁部分もまたベゼルと呼ぶようになりました。

時計 ベゼル

※写真の赤い部分がベゼル

 

一方で多くのブランドから多彩な機能を持った製品が出回るにつれて、ベゼルは「固定」「保護」の役割に留まらないこととなりました。

例えばメモリをプリントしたベゼルを回転させることで計時したり、あるいは装飾兼光の反射を抑えることを目的としたり・・・

それぞれの役割や意味を知るには、ベゼルにどのような種類があるか知らなくてはなりません。

多彩な種類のベゼルを次項でご紹介いたします。

 

なお、ベゼルの「意味」を考えるうえで、どのような素材が使われているかも大切な要素です。

基本的にはケース・ブレスレットと同素材が用いられることが多いですが、こと機能性ベゼルとなると事情が変わってきます。

ロレックス GMTマスター ベゼル

左:アルミベゼル / 右:セラクロムベゼル

たとえばロレックスのGMTマスターを始め、近年ではカラフルなベゼルが増えています。基本の黒、青、赤、緑などなど・・・こういったカラーベゼルは昼夜表示といった機能面ではもちろんのこと、デザインアクセントにもなりますね。

かつてプラスティックやアルミが主流でしたが、傷や退色に弱いことが欠点でした。ベゼルは時計の中で最も衝撃や日光にさらされやすい部分です。

もっとも、こういったベゼルの経年変化が「ヴィンテージ感がある」「味わいがある」などとして、アンティークロレックスなどではプラスのポイントなのですが・・・

こういった背景を経て、近年注目されているのが「セラミック」素材です。

もともとセラミックはシャネルが2000年に発表したJ12以来、代表的な時計素材として浸透していきました。

また、ロレックスが2005年にGMTマスターII 116718LNや2008年のサブマリーナ 116619LBなどで搭載させた「セラクロム」ベゼルによって、機能面のみならずデザインとしてもフォーカスされるようになります。と言うのも、ロレックスはただセラミック素材を用いるだけではなく、プラチナコーティングを施すことで独特の光沢を醸し出すことに成功したのです。

金属ではないので、アレルギーの方でも安心して身に着けられるのが嬉しいですね。

ただ、セラミックは割れやすい点にだけ注意しましょう。

 

このようにベゼルの持つ意味が多様化するに従い、素材やコーティングなどもまた多彩になっていくこととなりました。

 

 

色々なベゼルの種類~機能編~

本項では、機能性豊かな腕時計のベゼルの種類をご紹介いたします!

 

①タキメーターベゼル(クロノグラフ)

ロレックス デイトナ 116500LN タキメーターベゼル

クロノグラフ(ストップウォッチ)機能を搭載した腕時計に用いられるベゼルです。

細かなメモリこそが「タキメーター」。

タキメーターとは主にモーターレースに用いられてきた測定機器で、走行時速を測ります。よく印字されている「UNITS PER HOUR」からも容易に想像できますね。

クロノグラフには必ずタキメーターベゼルとともにクロノグラフ針が搭載されます。この針が一秒ずつ進んでいくこととなりますが、1km走行した時点でストップを押します。その時にクロノグラフ針が指し示す数値が、「1時間当たりの走行距離、つまり平均時速」となります。

例えば1km走った時に100を示していれば「1kmあたりに35秒」で走っていることとなり、平均時速は100kmです。

なお、多くのタキメーターベゼルの測定可能範囲は60秒以内/1kmです。

さらに、多くのクロノグラフには「インダイアル(またはサブダイアル)」と呼ばれる小さな文字盤がついていて、これらは「60分積算計」「12時間積算計」です。クロノグラフ針が一周すると60分積算計の針が一つ進み、60分積算計が一周すると12時間積計が一つ進みます。

そのためゆで卵を作る時ですとか、日常の計時にも役立ちますよ!

とは言え今ではレーシーなデザインを出すために使われることが多いです。

代表モデルはロレックスのデイトナ、オメガのスピードマスター、タグホイヤーのカレラなどです。

②逆回転防止ベゼル(ダイビングベゼル)

ロレックス サブマリーナ 116610LV ダイバーズベゼル

ダイバーズウォッチに用いられるベゼルです。カウントアップベゼルと呼ばれることもありますね。

目的はダイビングタイムの計測です。

人間は水中では呼吸もできませんし陸上では考えられないような水圧がかかっています。そのためダイビングタイムをきっちり計測することはきわめて重要ですね。

ダイビングベゼルには60までのメモリが入っていることが一般的です。

使う際は分針(長針)の位置にベゼルの頂点(逆三角形になっていることが多い)を合わせます。すると、分針が指すメモリがダイビングの経過時間、ということがわかります。

 

なお、決まった方向(多くが時計回り)にしか回転しない仕様なのは、安全のためです。もし進めてしまったとしても想定するダイビングタイムが短くなるだけですが、逆行させてしまうと「想定よりもまだ進んでいない」と勘違いしてしまい、長時間ダイビングを行ってしまうことになりかねません。こういった誤作動を防ぐために、逆回転防止装置が付いていることは現在ではダイバーズウォッチ規格で標準化されています。

 

ダイビングベゼルも現在ではデザインアクセントとして用いられることが多いですが、実際の計時にも役立てることが可能です。

代表モデルとしては、ロレックスのサブマリーナやチューダーのブラックベイ、オメガのシーマスターなどが挙げられます。

③両方向回転ベゼル

ロレックス ターノグラフ 両方向回転ベゼル

こちらは時計回りにも反時計回りにも回転する仕様のベゼルです。

同じく時間計測のために用いられる仕様で、前項の逆回転防止ベゼルと使い方も一緒。とは言えダイビングほどの厳密さはありません。

ただ、両方向回転ベゼルは普通名詞のようなもので、ひとくちに言っても色々な用途に分かれることがあります。

例えばロレックスのヨットマスターやターノグラフは時間計測がメインですが、両方向に回転します。

また、ジンなどミリタリーウォッチを販売しているブランドなどは、「カウントダウンベゼル」といって砲撃などのタイミングを測るため、カウントダウンを目的に搭載した両方向回転ベゼルをリリースしています(見た目・機能ともに上記計測と仕組みは変わらない)。

ジン カウントダウンベゼル

さらに、後述するGMTベゼルのような、特殊機能のためにあえて両方向回転ベゼルを搭載するものも存在します。

このように「両方向回転ベゼル」といっても様々な意味を持つため、何か特別な機能を指している、というわけではありません。

なお、ロレックスのサンダーバードに取り付けられた両方向回転ベゼルは、特別に「サンダーバードベゼル」と呼ばれます。

 

④GMTベゼル

GMTマスターII 126710BLRO

GMTとはGreenwich Mean Timeの略で、「グリニッジ天文台における平均太陽時(標準時)」を意味しますが、時計界では「今自分がいるローカルタイムの他に、第二時間帯・第三時間帯を表示するための機構」を指します。

前述のように両方向回転することが一般的で、また昼夜を明確にするため24時間表記であることが一般的です。ロレックスなどはお昼帯と夜中帯とで別々にカラーリングしていることもありますね。

GMT搭載の腕時計はGMT針が付いていることが多く、GMT針で第二時間帯を、さらにGMTベゼルを用いて第三時間帯を表せます。

 

こちらの画像では、ローカルタイムが長針・短針で表す10:10、GMT針も10時を示しますが、ベゼルを回転させて第三時間帯を表示させることも可能です。例えばベトナムは-2時間ですので、ベゼルを2時間分時計回りに進めると午前8時であることがわかりますね。

なお、ロレックス エクスプローラーIIのように、このベゼルが固定されていてGMT針で第二時間帯までを表すモデルも存在します。

⑤インナーベゼル

IWC アクアタイマー インナーベゼル

「両方向回転ベゼル」のように、何か個別の機能を指すのではなく、文字盤外周部が回転する仕様の時計をインナーベゼルと呼びます。「ベゼル」が時計の風防を固定・保護するためのものだとしたら、もはやベゼルとは呼べないかもしれませんが・・・

そのため用途は様々です。

例えばダイビングタイム計測のための逆回転防止ベゼルが搭載されたもの。IWCのアクアタイマーやオーデマピゲのロイヤルオーク オフショア ダイバーなどが挙げられます。

あるいはクロノグラフのタキメーターが印字されたもの。こちらは回転しませんが、IWCのポルトギーゼやウブロなどが採用します。デザイン性のためにベゼルを別途取り付けるのではなく、あえてインナー仕様にしているのでしょう。確かにベゼルとして搭載させるより、シンプルでスタイリッシュな印象になりますね。

パテックフィリップ ワールドタイム

また、パテックフィリップのワールドタイムは専用プッシャーを押すたびに都市名がプリントされあtインナーベゼルが回転し、各地の自国を知ることが可能です。

⑥リングコマンドベゼル

ロレックス スカイドゥエラー 326934

ロレックスのヨットマスターIIやスカイドゥエラーなどで採用されているベゼルです。

これはベゼルと言うよりも機構の一種で、ムーブメントの特殊機能とリンクさせ、ベゼルの位置によってリューズ操作の目的を変えるようなものを意味します。

例えば上記スカイドゥエラーでは、ベゼルを反時計回りに一つ移動させると「月日の設定」、もう一つ移動させると「ローカルタイムの設定」、さらに一つ移動させるとホームタイムの設定を行うことが可能です。

きわめて高度な時計製造技術が必要なため、製造できるブランドは限られています。

色々なベゼルの種類~デザイン編~

次に、デザインアクセントとして用いられているベゼルの種類をご紹介いたします。

 

①スムースベゼル

エクスプローラーI 214270

表面がなめらかで、装飾のないポピュラーなタイプのプレーンベゼルです。

実は決まった呼び方はなく、単にベゼルと呼ばれたり、鏡面仕上げが施されたものをポリッシュベゼルと呼んだりします。

前述の通り、ダイバーズウォッチやクロノグラフでもスッキリとした外観を保つため、あえて外装はスムースベゼルにして、機能面ではインナーベゼルを採用するブランドも少なくありません。

なお、この部分をきわめて薄くして視認性を確保したり、上品なイメージにしたりしているのがIWCやノモスです。

IWC ポルトギーゼ スムースベゼル

逆に個性を際立たせるためにあえて太めにしているウブロやオーデマピゲなどもあり、ブランドのアイデンティティが出やすい部分でもあります。

 

 

②フルーテッドベゼル(ロレックス)

ロレックス デイトジャスト

主にデイトジャストやデイデイトなど、ロレックスのドレスウォッチに用いられるベゼルです。
「フルーテッド」とは縦じまを意味しており、ギザギザした切込みが規則的に入れられていることが特徴的。

現在ではスカイドゥエラーなどスポーツモデルにも採用されるようになりましたが、基本的にはゴールド素材にのみ見られるハイエンド仕様。そのためスカイドゥエラー 326934などはケース・ブレスレットはステンレススティールですが、フルーテッドベゼルだけはホワイトゴールドが用いられています。

 

③エングレーブドベゼル(ロレックス)

ロレックス デイトジャスト 1603

こちらもロレックスのドレスウォッチに用いられるベゼルです。とは言え使用は2006年頃までで、現行品にはありません。

フルーテッドベゼルのようにギザギザの縦じまが入っていますが、フルーテッドベゼルよりも細かくまたエッジも控えめ。また、フルーテッドベゼルとは逆にステンレススティールで形成されていることから、スポーティーな印象をも与える装飾ベゼルとなっております。

そのため使用はデイトジャストのみで、デイデイトなどハイエンドラインにはありません。

 

④エンジンターンドベゼル

ロレックス デイトジャスト エンジンターンドベゼル

航空機のエンジンが回転している様子から着想を得た、というロレックスのベゼルです。とは言え「エンジンターン」に飛行機のエンジンは関係なく、幾何学的なパターンをエングレービングする装飾技法全般を指します。

一見するとエングレーブドベゼルやフルーテッドベゼルのようにも見えますが、凹凸がもっと控えめでギザギザ感はありません。平面の切れ込みが規則的に並んでいる、といった様相となります。また、5分毎にポリッシュ加工が施された面があしらわれています。
また、こちらはステンレススティールモデルに主に使われてきました。

「ロレックスのベゼル」と称しましたが、この装飾はもともとアンティークジュエリーや万年筆などに用いられました。ただ、他ブランドでこう呼ぶことはあまりありません。
ロレックスでも現行モデルにはもう使われておらず、2000年代以前のエアキングやオイスターパーペチュアルに用いられました。

ただし、ロレックスのエンジンターンドベゼルの中には「ファインリーエンジンターンドベゼル」と呼ばれるものがあります。
エンジンターンドベゼルを進化させたもので、切込み面積が大きくなり、より繊細な模様となっています。通常のエンジンターンドベゼルよりもシャープな印象が強くなりますね。

 

⑤バークベゼル(ロレックス)

ロレックス デイトジャスト 18308

バークとは「樹皮」という意味です。
フルーテッドベゼルやエンジンターンドベゼルは切込みが規則的でしたが、こちらは不規則な様がまるで樹木の皮のようであることから、こう呼ばれます。
1990年代前半より前に製造されていたデイデイトやデイトジャストに見られるベゼル装飾で、独特のクラス感が漂います。

なお、バークベゼルを搭載したロレックスウォッチは、ブレスレットのセンター部分も同様の仕上げが施されていることが多いです。

 

⑥コインエッジ

フルーテッドベゼルのように規則的な切込みが入れられたベゼルですが、「ギザ10(サイドがギザギザした10円玉)」のように丸みを帯びた模様であることが特徴です。

天才時計師ブレゲによって考案された装飾技法で、見た目の高級感だけでなく、光の反射を防いで視認性を高める効果をも持ち合わせます。

ただ、ベゼルではなくケースサイドに装飾されるケースが多くなります。

 

⑦クル・ド・パリ

鋲打ち模様のように繊細な掘り込みが入れられているベゼルです。

ただ、こちらもコインエッジ同様、ベゼルというよりも文字盤にあしらわれるギョーシェ彫などの方が一般的に用いられます。

ただ、パテックフィリップのカラトラバの歴史的モデルなどでよく見られるベゼルでもあり、時計愛好家にはたまりません。

⑧ビス止め

ロイヤルオーク 15400

オーデマピゲやウブロなどでよく見られる仕様で、ベゼルに等間隔にビスを留めたデザインのベゼルです。

ちなみにこれは「舷窓をイメージ」している、など、ブランドによって何かしらのコンセプトがあります。

また、ビスの位置などにもこだわりがあり、ただベゼルを固定しているだけに留まりません。

 

⑨宝飾ベゼル

ベゼルにダイヤモンドやサファイア、ルビーなど貴石をセッティングしたデザインです。

面白いのが、ダイヤモンドのカッティング一つとっても様々な種類があること。例えばバゲットカットやブリリアントカット、エメラルドカットなどでまた違った表情を見せますね。

ハリーウィンストン オーシャン

また、色石によってカラフルにしたりと、ブランドによって「顔」を楽しめます。

ロレックス デイトジャスト

見た目にも非常にゴージャスで楽しいベゼルと言えます。

 

時計のベゼルが回るのはなぜ?どういう意味がある?

前項では、ベゼルにはさまざまな種類があることをお伝えしましたが、ここでは「回転ベゼル」と呼ばれるベゼルの役割についてご紹介したいと思います。

回転ベゼルとは、主にダイバーズウォッチ(潜水時計)に使用されるベゼルの一種で、数字や目盛りがデザインされているのが特徴です。

ベゼルの目盛りのゼロ地点を現在の分針の位置に合わせることで、分針がそこからどれだけ進んだかを計れるようになり、ストップウォッチの役割を果たしてくれます。

回転ベゼルの使い方にはさまざまなものがあり、例えばダイビングの際には自分が潜り始めてから何分経ったかを計れるので、酸素ボンベが後何分持つかを知ることができ、酸素切れを防げます。

また、GMTウォッチ(グリニッジ標準時ウォッチ)の場合は、ベゼルに24時間の表記があり、GMT針(24時間で一回転する針)と併用することで現在地以外のもう一つのタイムゾーンの時間を表示できます。

さらに、クロノグラフによく使用されるタキメーターベゼルなら、速度や距離を計測できますし、カウントダウンベゼルと呼ばれる、60分の位置からスタートして目盛りの数字が減っていくモデルは、イベントの開始前または開始後の残存時間を計る際に便利です。

ベゼルはなぜ必要?

ベゼルは本来、風防を固定させるためのパーツとして用いられていました。

  • 風防・・・文字盤を覆い、外部からの衝撃や傷から保護するパーツ。

ベゼルは最初、この風防を文字盤上に固定するために使用されていたのです。

とくに、スポーツウォッチやアウトドアウォッチにおいては堅牢さが重要となるため、より頑丈なベゼルが採用される傾向にあります。

しかしそれだけでなく、ベゼルはその素材やデザインによって、時計の全体的な印象を大きく変えるため、近年では時計のデザイン性においても重要な要素であると考えられています。

このように、最初は時計の保護を果たすパーツだったベゼルですが、最近ではデザイン面でも重要な役割を担っているのです。

ベゼルの数字の意味

ベゼルにデザインされた数字にはさまざまな種類があり、それぞれにどのような意味があるのか、気になりますよね。

おそらく多いのは、0から60までの目盛りが刻まれているタイプと、0から24までの目盛りが刻まれているタイプではないでしょうか?

0から60までの目盛りは分数を表しており、ダイバーズウォッチなどに使用されているベゼルはこのタイプが多いです。

また、0から24までの目盛りは時刻を表しており、主にGMTウォッチに採用されているベゼルに使用されています。

タキメーターベゼルの場合は、さらに細かい数字や目盛りがデザインされており、速度や距離などさまざまな数値を計測できるようになっています。

まとめ

腕時計に使われるベゼルの意味と、多彩な種類についてまとめてみました!

意外と色々あって、驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。

これから高級時計を購入する方も、既に所有している方も、ぜひベゼルについてチェックしてみませんか?

当記事の監修者

南 幸太朗(みなみ こうたろう)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ

学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。

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