「ロレックスはあくまで実用時計だから、ガンガン使うべきだよな……」
「とはいえ、傷がついたり資産価値が下がったりするのは嫌だな……」
ロレックスの愛用者であれば、誰しもこんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。
ロレックスはガンガン使えば、未使用の状態よりも多少資産価値が下がってしまうのは仕方がないことです。
ただ、中古市場でも常に需要があるロレックスは、ガンガン使っても「驚くほど買取価格が高い」といったケースも少なくありません。
この記事ではロレックスをガンガン使うデメリットに加え、メリットについても詳しく解説します。
ロレックスをガンガン使う上での注意点も解説しているので、「ロレックスがある毎日を思う存分楽しみたい」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ロレックスはガンガン使える時計?
高級品でありながら実用時計でもあるロレックスは、プライベートからビジネスまであらゆるシーンで毎日のように使用できます。
ロレックスの時計が持つ堅牢性は高級時計の中でも頭一つ分くらい秀でているといっても過言ではありません。
まず分かりやすい部分として、ロレックスの象徴であるオイスターケース。これは1926年に世界初の防水ケースとして誕生しました。
このケースはねじ込み式の裏蓋とリューズ、そして一体型のミドルケースによって、優れた防水性と耐衝撃性を実現。
加えてオイスターブレスレットも頑丈さを誇り、快適さと耐久性を両立しています。
オイスターブレスレットはしっかりと腕にフィットし、滑らかな肌触りを体感できるのも魅力。
さらにこれらの構造によって、ロレックスの時計は日常の衝撃や水分、ホコリに対して高い耐性を持ち、毎日の使用にも耐えうるタフさを備えています。
機械式時計に限っては、ロレックスほどガンガン使えるブランドは、そうそう他には見つからないでしょう。
スポーツモデルは特にガンガン使える堅牢性がある
ロレックスの時計は「プロフェッショナルモデル」と「クラシックモデル」の大きく2つに分かれており、前者はスポーツモデルとも呼ばれます。
その呼び名からも想像できるように、特にガンガン使える時計が揃っているのはスポーツモデルの方です。
どのスポーツモデルにも屈強なオイスターケースが採用されており、その防水性能は最低でも100m(10気圧)。
300m防水の「サブマリーナ」や1220m防水の「シードゥエラー」もあれば、なんと11000m防水を誇る「ディープシーチャレンジ」というモデルまであります。
ブレスレットは一部のモデルにジュビリーブレスレットが採用されていますが、多くのモデルにはより頑丈なオイスターブレスレットが採用されており、これが時計全体の堅牢性を高めているのは間違いないでしょう。
ムーブメントは精度、耐久性、耐磁性、耐衝撃性など、あらゆる面で他ブランドを圧倒しており、これはスポーツモデルとクラシックモデルに共通していることです。
ロレックスの時計は構造的に修理やオーバーホールがしやすいのも特徴で、メーカーや街の修理店で広くメンテナンスを受けられます。
そのため、50年やそれ以上愛用することも決して難しくありません。
ロレックスをガンガン使うメリット
圧倒的な品質と性能を誇るロレックスの時計は、ただ飾っておくだけでは本当の魅力を引き出せません。
むしろ、日常的に使い込むことで真の価値に気付き、より愛着も深まるでしょう。
「ロレックスは使ってなんぼ」という声も、愛用者の間ではよく聞かれます。
というわけで、ここからはロレックスをガンガン使うメリットについて解説します。
ガンガン使うことで味が出る
ロレックスの時計は、高品質なステンレススチールやゴールドなど耐久性に優れた素材でできています。
そのため、多少の傷や使用感が生じても、時計そのものの美しさが損なわれるどころか、むしろ深みが増していきます。
特にケースやブレスレットにできた傷は、はじめこそオーナーに精神的ショックを与えるかもしれませんが、考え方によっては「愛用の証」としてポジティブに捉えられるでしょう。
アンティークモデルは、使い続けることで針やダイアルの経年変化、ベゼルディスクの退色などが進んでいきます。
そんな「劣化」さえも「味」として楽しめ、さらに時計としての価値が高まるというロレックスマニアも少なくありません。
つまり、ガンガン使うことでロレックスは唯一無二の存在となり、それぞれのユーザーにとって特別な意味を持つ「人生の相棒」へと変化するのです。
自動巻き時計としての機能が保たれる
ロレックスを含む機械式時計は長期間使用せずに放置しておくと、それが遅れや進みの原因になることがあります。
その主な理由として、まずあげられるのは潤滑油の劣化です。
機械式時計のムーブメントには多くの精密な部品が使われており、それらがスムーズに動くためには、内部の潤滑油が重要な役割を果たしています。
長期間動かさないでいると、潤滑油が硬化したり劣化したりする恐れがあり、そのせいで部品の摩擦が増え、時計の精度に悪影響を及ぼすことがあります。
もう1つの理由は、ゼンマイの状態です。
ロレックスのような自動巻き時計は、日常的な動作によってゼンマイが巻かれ、エネルギーが供給される仕組みになっています。
これが長期間放置していると、時計のゼンマイは完全に解けた状態で停止し、再び動かす際に緊張状態や巻き具合が不均一になることがあります。
また、温度や湿度も軽視できない要素です。
時計を使用せずに保管している間、保管場所の環境(温度や湿度)によっても影響を受けることがあります。
特に極端な環境下に長期間置かれた場合は、内部のパーツや油の状態が悪化する可能性もあります。
そのため、ロレックスはずっと仕舞っておくよりは、日常的に使ってムーブメントを稼働させた方が精度は安定しやすいでしょう。
使用頻度が高いほど、不具合が発生した際もすぐに気付くことができます。
常に身に付けることでロレックスの存在感を示せる
ロレックスの時計が持つ圧倒的なオーラと細部に至るまでの美しい仕上げは、身に付ける人の高揚感を刺激します。
一目でわかる独特のデザインと存在感は、他の時計ブランドとは一線を画しています。
日常的にロレックスを身に付けることで、周りから羨望の眼差しを受ける機会も増えるでしょう。
「モテる時計」ともいわれるロレックスは、身に付けるだけで同性からも異性からも注目されやすくなります。
また、「成功者」や「価値がわかる人」といった印象を持たれることも。
時計に無知な人でもロレックスには興味を示し、自然と声をかけてくるケースも考えられます。
そのため、ロレックスは単なる時計ではなく、立派なコミュニケーションツールといっても過言ではありません。
「ロレックスを身に付けるようになって、多少なりとも人生が変わった」
愛用者の中には、そう感じている人も多いのではないでしょうか。
ロレックスが腕になじんでくる
ロレックスの時計は、使用するたびに腕になじんでくるような感覚を味わえるでしょう。
これは、ケースとブレスレットの設計および素材が大きく影響していると考えられます。
特にブレスレットは人間工学に基づいた設計・開発がなされており、腕の形状や自然な動きにフィットするよう仕上げられています。
ダイバーズモデルに関してはグライドロックと呼ばれる微調節機能が備えられており、ブレスレットの長さを最大2cmまで2mm間隔で調節可能。
これは本来、ダイビングスーツの上からでも簡単に装着できるようにするためのものですが、普段使いにおいても便利な機能です。
例えば、体調の変化などで腕がむくんだときには、即座に調節を行うことで心地よいフィット感を得られるでしょう。
また、ロレックスが使用する904Lステンレススチールや各種ゴールド素材は、肌との親和性が高く、金属アレルギーを引き起こしにくいことでも知られています。
きっと時計を腕の上で滑らせるたびに、心地よい肌触りを体感できるでしょう。
この感覚は、何度味わっても飽きないものです。
ロレックスをガンガン使うデメリット
ロレックスを日常的に使う上では、いくつかデメリットも想定されます。
使用により傷がつくことで価値が下がったり、物によってはブレスレットに不具合が出たりする場合もあります。
あまり想像したくはありませんが、ある日突然紛失してしまう可能性も無きにしも非ず。
ということで、ここからはロレックスをガンガン使うデメリットを3つ解説していきます。
傷などがつくと資産価値は落ちる
ロレックスをガンガン使えば、当然ながら傷や打痕のリスクが高まり、特に売却を検討する際はその影響を無視できません。
未使用品や美品に比べると、使用感のあるロレックスは確実に買取価格が低くなります。
特に深い傷や打痕など、研磨で取り切れないダメージがある場合、買取価格は大幅にダウンしてしまうでしょう。
浅い傷なら職人が行う研磨で新品のようになる場合もありますが、修復にも限界があるため、ダメージは小さいに越したことはありません。
とはいえ、ロレックスは中古市場でも非常に人気が高く、傷だらけでも高値がつくケースは少なくありません。
そのため、過度にダメージを気にするのではなく、使用後のクリーニングなど無理のないケアを心がけるのが良いでしょう。
ブレスヨレなどが生じてくる
ロレックスのブレスレットは、長期間の使用によってヨレやノビが生じることがあります。
特に5桁以前のモデルについては、ブレスレットのコマが中空であるため、使用するたびにコマ同士の接続部分が摩耗しやすく、ブレスレットが緩くなりがちです。
ガンガン使えば、その分そういった症状が早く出てしまう可能性もあります。
ブレスレットのヨレやノビは、オイスターブレスレットよりもジュビリーブレスレットに発生しやすい傾向があります。
ジュビリーブレスレットは細かいコマが多く柔軟性が高い一方で、使用による摩耗の影響を受けやすいためです。
ただ、現行品をはじめ6桁のモデルではブレスレットのコマが無垢であるため、耐久性が大幅にアップしています。
そのため、比較的新しいモデルなら、ブレスレットのヨレやノビはあまり気にしなくても良さそうです。
ジュビリーブレスレットでもオイスターブレスレットでも、長く安心して使えるでしょう。
紛失リスクが高まる
ロレックスを日常的に使用する際、紛失リスクが高まるのは1つの大きなデメリットです。
高価な上に手に入れるのに苦労したのであれば、紛失してしまった場合に経済的損失を被るのはもちろん、心理的にも相当なダメージを負うことになります。
特に出先で腕時計を外す癖がある人は要注意です。
例えば、スポーツジム、高級レストラン、ホテルなど一時的に外す場面では、つい置き忘れてしまうことも少なくありません。
こうした状況でロレックスを紛失すると、見つけるのは非常に困難。
腕から外した瞬間に紛失リスクは飛躍的に上昇するため、外す際には決まった場所に保管するなど、何かしらの対策が必要でしょう。
具体的には常に携帯用の時計ケースを持ち歩き、それに入れたらすぐにカバンの中にしまうなどです。
携帯用の時計ケースは安価な物であれば1,000円程度で手に入るので、1つや2つ持っていても損はないでしょう。
普段からガンガン使えるロレックスのおすすめモデル
ここからは数あるロレックスの中で、特に普段使いに最適なモデルを厳選して紹介します。
どれも「超」がつくほどの人気モデルで、ロレックスを代表するような逸品ばかり。
すべて100m以上の防水性能を誇り、ステンレススチール製のオイスターブレスレットは傷が目立ちにくいサテン仕上げです。
各モデルの魅力についても深堀して解説します。
時計画像 | |||||
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モデル | ロレックス サブマリーナ デイト 126610LN ブラック ランダム番 中古 メンズ | ロレックス エクスプローラー40 224270 ブラック ランダム番 中古 メンズ | ロレックス エクスプローラーII 226570 ホワイト ランダム番 中古 メンズ | ロレックス オイスターパーペチュアル36 126000 グリーン ランダム番 新品 メンズ | ロレックス エアキング 114200 ブルー 369ホワイトバー G番 中古 メンズ |
ムーブメント | 自動巻き / Self-Winding | 自動巻き / Self-Winding | 自動巻き / Self-Winding | 自動巻き / Self-Winding | 自動巻き / Self-Winding |
ケース径 | ケース:直径 41mm (リューズ含まず) | ケース:直径 40mm (リューズ含まず) | ケース:直径 42mm (リューズ含まず) | ケース:直径 36mm (リューズ含まず) | ケース:直径 34mm (リューズ含まず) |
腕周りサイズ | 腕周り:19.5cm | 腕周り:19cm | 腕周り:19.5cm | 腕周り:17.5cm | 腕周り:18.5cm |
重量 | 159g | 159g | 163g | 123g | 118g |
ケース素材 | ステンレススティール / SS | ステンレススティール / SS | ステンレススティール / SS | ステンレススティール / SS | ステンレススティール / SS |
ベルト素材 | ステンレススティール | ステンレススティール | ステンレススティール | ステンレススティール | ステンレススティール |
付属品 | 外箱 / 内箱 / 保証書(発行日付 2024年4月) | 外箱/内箱/取扱説明書/保証書(発行日付 2023年9月) | 外箱 / 内箱 / 取扱説明書 / 保証書(発行日付 2023年5月) | 外箱/内箱/取扱説明書/保証書(発行日付 2024年7月) | 外箱/内箱((ダメージ有)、、)/保証書(発行日付 2013年8月) |
価格 | ¥2,088,000 | ¥1,395,000 | ¥1,798,000 | ¥1,620,000 | ¥898,000 |
会員限定価格 | ¥2,025,300 (会員限定) | ¥1,353,100 (会員限定) | ¥1,744,000 (会員限定) | – | ¥871,000 (会員限定) |
商品詳細 | こちらをクリック | こちらをクリック | こちらをクリック | こちらをクリック | こちらをクリック |
ロレックス サブマリーナ デイト 126610LN ブラック ランダム番 中古 メンズ
素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 41mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
付属品: 外箱/内箱/保証書(発行日付 2024年4月)
1953年に誕生したサブマリーナは、世界初のダイバーズウォッチとしても知られる歴史的なコレクション。
その進化版としてデイト機能を搭載し、1969年に登場したのがサブマリーナデイトです。
ダイバーはもちろん、冒険家やアスリートなど、過酷な環境に挑む多くの人々にも愛用されているサブマリーナデイト。
プロ仕様のダイバーズウォッチでありながら、そのシンプルで洗練されたデザインによって、カジュアルからビジネスまで様々な服装にマッチするのも魅力の1つです。
こちらは、2020年に登場したサブマリーナデイトの現行モデル。
前機種(Ref.116610LN)から見た目はほぼ変わっていませんが、ラグが細くなってシャープな印象に仕上がっています。
ケースは40mmから41mmにサイズアップしたことで、さらに存在感が増したようです。
ムーブメントもこれまでのCal.3135からCal.3235に変更されたことで、より精度、耐久性、パワーリザーブが向上しています。
ロレックスの定番にして、腕元にインパクトのあるモデルが欲しいときは、サブマリーナデイトは最高の選択肢です。
ロレックス エクスプローラー40 224270 ブラック ランダム番 中古 メンズ
素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
付属品: 外箱/内箱/取扱説明書/保証書(発行日付 2023年9月)
エクスプローラーは、世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家たちの偉業を受けて、1953年に登場したコレクションです。
ブラックダイアルに浮かぶ3・6・9のアラビアインデックスが、一目でそれとわかる普遍的なデザイン。
性能面においては、過酷な環境でも信頼できる防水性、耐久性、耐衝撃性を兼ね備えています。
エクスプローラーといえば、36mmの小ぶりなケースをイメージする時計ファンは多いでしょう。
現行品ではその36mmのモデル(Ref.124270)と、こちらの40mmのモデル(Ref.224270)を選ぶことができます。
※36mmにはコンビモデル(Ref.124273)も存在します。
こちらは、ケースが大型化されたことで存在感も視認性もアップ。
エクスプローラーならではのタフな性能やシンプルなデザインはそのままに、プライベートからビジネスまであらゆるシーンで使い回しが効く1本です。
ロレックス エクスプローラーII 226570 ホワイト ランダム番 中古 メンズ
素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 42mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
付属品: 外箱/内箱/取扱説明書/保証書(発行日付 2023年5月)
エクスプローラーIIは、エクスプローラーの上位モデルとして1971年に登場。
24時間表示のGMT針と固定ベゼルによって昼夜の判別をしやすくするなど、暗所や極地で活動する冒険家や洞窟探検家をサポートするために、多くの機能が盛り込まれました。
定番のブラックダイアルと、プロフェッショナルモデルでは珍しいホワイトダイアルの2種類がラインナップ。
伝統的なスチール製のベゼルを備え、その無骨なスタイルが時計マニアを中心に根強い人気を誇っています。
こちらは、2021年に登場したエクスプローラーIIの現行モデル。
前機種(Ref.216570)同様に42mmの大型ケースが迫力十分で、オレンジ色のGMT針が放つポップな雰囲気も他のモデルにはない魅力といえます。
見るからに頑丈そうなオイスターケースとオイスターブレスレットは、まさにガンガン使うにはうってつけ。
特にスチールベゼルは、使い込んで傷が増えるたびにカッコよさも増していくでしょう。
ロレックス オイスターパーペチュアル36 126000 グリーン ランダム番 新品 メンズ
素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 36mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
付属品: 外箱/内箱/取扱説明書/保証書(発行日付 2024年7月)
オイスターパーペチュアルは、ロレックスの魅力がシンプルに詰まった原点のようなコレクションです。
1926年に世界初の防水ケース「オイスター」を発表し、1931年には自動巻き機構「パーペチュアル」を組み合わせたことで、高い防水性と自動巻きの利便性を両立しました。
オイスターパーペチュアルは、機能デザイン共に一切の無駄を省いたロレックスのエントリーモデル。
そのため、生粋のロレックスマニアはもちろん、高級時計初心者にとってもベストな選択肢の1つです。
こちらは2020年に登場したオイスターパーペチュアルの現行モデルで、ケースサイズは男女ともに使いやすい36mm。
ダイアルカラーは現在以下の7種類がラインナップされており、その中でもグリーンはロレックスのコーポレートカラーとしてより特別感を味わえるでしょう。
- グリーン
- ブラック
- シルバー
- ブルー
- ターコイズブルー
- キャンディピンク
- セレブレーションモチーフ
オイスターパーペチュアルはクラシックモデルという位置付けですが、使い勝手の良さは抜群。
シャツの袖にもすんなり収まり、さり気なく身に付けたいときには最適な1本です。
ロレックス エアキング 114200 ブルー 369ホワイトバー G番 中古 メンズ
読み込んでいます…
ケース:直径 34mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
付属品: 外箱/内箱((ダメージ有)、、)/保証書(発行日付 2013年8月)
1940年代に登場したエアキングは、第二次世界大戦中に英国空軍に使用された実績を持つなど、航空分野と深い結びつきのあるコレクションです。
現存するロレックスの中で最も古いペットネームと呼ばれ、ダイアルに記された「Air-King」の文字が、長きにわたってロレックスファンの間で親しまれています。
3針ノンデイトのシンプルな機能とリーズナブルな価格設定が、ファーストロレックスとしても最適。
こちらは2007年~2014年まで製造されていたモデルで、34mmのケースサイズが小ぶりな時計を好む男性や女性にもおすすめの1本です。
3・6・9のアラビアインデックスは、カジュアルにもフォーマルにもマッチする絶妙なデザイン。
サンレイ仕上げのブルーダイアルは、光の当たり具合によって様々な表情を見せてくれます。
既に廃盤から10年近くが経過しているだけに、おそらくコンディションの良い個体は市場から減っていく一方でしょう。
手に入れるなら、早めに検討した方が良いかもしれません。
ロレックスをガンガン使う際に気を付けること
耐久性や堅牢性に優れるロレックスは、ガンガン使っても基本的には問題ありません。
ただ、無頓着に使用するのと適切にケアしながら扱うのとでは、時計のコンディションや寿命に大きな差が生まれるでしょう。
ここではロレックスを末永く愛用するために、日々の使い方で注意すべき4つのポイントを解説します。
防水性は必ず確認しておく
防水性の高いモデルが多いロレックスですが、中にはそうではない時計も存在するので注意が必要です。
まず、オイスターケースのモデルについては、最低でも100m以上の防水性能を備えているため、普段の生活では何ら水のことを気にしなくてもOK!
例えば、シャワーや手洗いの際も安心して使えるでしょう。
一方、「チェリーニ」や「1908」など、いわゆるノンオイスターケースのモデルについては、水への耐性がそれほど高くありません。
どちらも防水性能は50mですが、できるだけ水に濡らさないように気を付けた方が良さそうです。
また、オイスターケースでもアンティークモデルなどは、経年劣化によって防水性能が低下している可能性があります。
そのため、古いロレックスは、ちょっとした水しぶきや汗ですら避けた方が無難です。
さらに、どの時計でも共通して気をつけたいのがリューズの締め忘れです。
リューズがきちんと閉まっていないと水没の原因となり、ケース内部に深刻なダメージを与えてしまう恐れがあります。
水没はよくあるトラブルなので、毎回使用する前にはリューズをチェックする習慣を身につけましょう。
手巻きで巻きすぎない
ゼンマイを手で巻く際、巻きすぎには注意が必要です。
ゼンマイを巻く回数は、20~30回程度が目安。
通常この回数で十分に動作しますが、フルに巻き上げたい場合は40回ほど巻けば、最大のパワーリザーブに達するでしょう。
ロレックスのムーブメントにはスリップ機能が付いているため、仮に巻きすぎてもゼンマイが切れる心配はありません。
この機能がゼンマイを保護し、巻き上げの際に負荷がかかりすぎない仕組みになっているからです。
とはいえ、過剰に巻くのは決して好ましくありません。
スリップ機能が働き続けると、内部の部品を傷めてしまう恐れがあります。
巻くスピードも早くなりすぎないように、やさしく丁寧な扱いを心がけましょう。
ガンガン使うのと乱雑に扱うのは全く違う
いくら頑丈なロレックスとはいえ、「ガンガン使う」の意味を「乱雑に扱う」とはき違えてしまっては、悲惨な結果になりかねません。
日々使用することはムーブメントに良い影響を与え、油の循環が促進されて精度を保つ効果があります。
しかし、雑に扱ったりテキトーに扱うのは全くの別問題です。
例えば、無造作に机に置いたり、硬い物にぶつけたりする行為は、時計の外観やムーブメントにダメージを与えるリスクがあります。
特にムーブメントは精密な部品で構成されているため、とてもデリケートなものと認識するくらいが丁度いいかもしれません。
時計をしたままゴルフや野球など打撃系のスポーツを行うのも、ムーブメントに強い衝撃や振動が伝わる恐れがあるため、避けるようにしましょう。
ガンガン使っても、常に取り扱いは丁寧に。
そう心がけることで、ロレックスの性能と美しさはきっと長く保たれるでしょう。
ゴールドやプラチナモデルは傷がつきやすいので注意
ロレックスのゴールドやプラチナモデルは高級感があり、実に魅力的な質感と輝きを見せてくれます。
ただ、これらの素材は特有の性質を持っているため、ステンレススチールよりも取り扱いには注意が必要です。
具体的には、ゴールドやプラチナは比較的柔らかいため傷がつきやすく、何かにぶつけた際に凹みができてしまうこともあります。
どちらも日常的な摩擦やちょっとした衝撃でさえも、多少の傷がついてしまうのは避けられません。
また、長期間の使用によって傷や汚れが蓄積すると、そこにくすみや変色が発生しているように見えることがあります。
そのようなちょっとしたトラブルを防ぐには、単純ですが作業やスポーツの際に外すのが最も効果的な方法です。
また、時計を保管する際に柔らかい布で包むなど、他の物との接触を避けることで傷を防ぐこともできます。
そこまですれば、おそらく傷対策としては十分でしょう。
あとはあまり神経質にならないように、多少の傷もその時計の歴史や思い出として、楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
堅牢性が高く実用時計でもあるロレックスは、ガンガン使用するのに適した時計です。
ロレックスは、ただ飾っておくだけでは本当の魅力を引き出すことは不可能。
むしろ、日常的に使い込むことで真の価値に気付き、より愛着も深まるでしょう。
正しく扱えば、ロレックスはガンガン使ってもあまり買取価格が下がらないのも魅力の1つです。
ガンガン使えば唯一無二の味も出るので、ロレックスのある生活を思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか。
当記事の監修者
池田裕之(いけだ ひろゆき)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン 課長
39歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。 同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴17年