腕周りの正しい測り方とブレスレットのサイズについて | 腕時計総合情報メディア GINZA RASINブログ
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廣島浩二, 腕時計修理・メンテナンス大全, その他

腕周りの正しい測り方とブレスレットのサイズについて

最終更新日:

憧れの時計を購入! そうしたら、腕のサイズにちょうどよく着用して気分よく過ごしたいですよね。

GINZA RASINでは、お買い求め頂くお時計のブレスサイズ調整も無償で承っています!(※コマの追加が必要な場合、追加コマ代は有償となります。)

店頭でのお買い上げ時もしくは通販ご注文時のご依頼が基本となりますが、通販ご利用の場合、自分の腕周りのサイズが正しく測れているか不安……というお声も聞かれます。

というわけで、今回は通販ご利用予定の方に向けて、正しい腕周りのサイズ測定の仕方、それからブレスサイズについて知っておいていただくと少し便利な情報をご紹介致します!

 

 

腕周りサイズの測り方

まずは、当店WEBページにて腕周りサイズ測定用に提供しております「定規印刷用ファイル」を使った測定方法をご案内します。

※Google chromeでの印刷を推奨いたしております。

 

1.ご利用案内「サイズ調整について」を開き、ページ内にある「定規印刷用ファイルをダウンロード」というボタンをクリック。

 

2.右上のプリンターマークをクリックして、印刷メニューを開きます。

 

3.印刷設定を確認し、印刷します。

・「詳細設定」を開き、用紙サイズが「A4」になっていることを確認。

・倍率設定の「ページサイズに合わせる」という項目のチェックは外す。

・上記確認できたら、上の「印刷」ボタンを押す。

 

【印刷時の倍率設定について】

ご利用環境により、WEBページ印刷時の倍率設定が上手くできない場合がございます。定規ファイルを印刷したら、A4コピー用紙の短い辺を測定線にあて、「21cm」となるかどうか確認してからご使用ください。

A4用紙の短い辺が違う長さに合ってしまう場合は、印刷時に自動で縮小されており正しく測定できませんので、下部でご案内しているお手持ちのメジャーや紐での測定をお試しください。

 

 

4.定規部分を切り抜き、測定線に切り込みを入れてください。

定規の線に沿ってハサミで切り取り、↑のような形になったら……

左端の広い部分を↓のように折り曲げて、測定線に定規が通せる幅の切り込みを入れます。

 

5.手首に定規を巻き付け、先端を測定線に通します。

 

6.食い込まない程度にぴったりに合わせて、測定線と重なった値をチェック!

この数字が腕周りサイズになりますので、ご注文時にご入力ください。

(写真の場合は腕周り14cmです。)

※意地で14cmぴったりにしたくて少しきつく巻きすぎてしまいました……実際は↑ほど食い込まない程度でOKです。

 

 

プリンターをお持ちでない方は・・・

■お手持ちのメジャーを利用

斜めになったり緩んだりしないよう正確に測定していただければ、市販のメジャーでの測定でも問題ありません。

■腕に紐や紙を巻きつけて、平らにして長さを測ってもOK!

紐やチラシの端紙を細くしたものを腕に巻いて、ちょうど一周するところで切ったり折り目をつけておき、その長さを定規で測っても測定可能です。

 

測定についてご不安な点がございましたら、お気軽にメールやお電話にてお問い合わせ頂ければと思います!

 

サイズ指定のコツやよくある質問

■「腕周り」? 「時計内寸」?

当店でのご注文時には、フォームにお客様自身の「腕周り」の測定サイズをご入力いただき、そちらに合わせて時計内寸のほうは5mmほど余裕をもたせたサイズになるよう調整しております。

そのため、はじめから「時計内寸」を17cmにしたい(おそらく腕周りは16.5cm程度)という場合は、「時計内寸17cm程度希望」のようにご入力いただけますと幸いです!

上記のケースで「17cm」だけご入力されますと、腕周りが17cmと判断し、時計内寸は17.5cmに調整してしまいますので、だいぶ緩くなってしまう恐れがあります。

 

■「腕周り15~16cm」のような大雑把な指定だと・・・

上でご説明したとおり、お伝えいただいた腕周りサイズでちょうどよく着用できるよう調整しておりますので、腕周りサイズ自体が大雑把ですと、調整時に大変悩みどころとなります(泣)

お客様の手首ぴったりに調整させていただきたく思いますので、サイズのご入力はなるべく詳細にいただけますと助かります!(15.7cm などのご入力大歓迎です)

 

■「持っている時計と同じサイズにしてほしい」という場合・・・

お持ちの時計の内寸を正確に測定されて、「内寸16.2程度希望」のようにご指定いただけましたらなるべく近づけるよう調整いたします!

ただし、「使っているGMTマスターが12時側〇コマ、6時側〇コマなので同じようにしてほしい」などのご指定をされますと……ロレックスの中でもモデル毎、また同じGMTマスターでも型番や年代によってケースやコマやバックルのサイズ、そしてバックルのアジャスターの仕様が違う点、等々……により、お客様にぴったりのサイズが特定できかねてしまいます(涙)

サイズのご指定は、なるべく腕周りもしくは時計内寸の測定サイズでいただければと思います!

 

■あともうちょっとだけ緩く、もしくはきつくできればいいのに・・・

基本的にブレスサイズ調整はコマの抜き差しとアジャスター(ついている場合)の調節のみで行うので、mm単位での細かい調整にはご対応ができません。

また、ブレスレットのコマの中でも外すことができる数が限られていますので、腕周りが細い方ですと全ての抜けるコマを抜いてアジャスターを最小にしても緩い、という場合も(稀ですが……)。

レディースで13~15cm、メンズで15.5~18cmくらいでしたら大体問題ないかと思いますが、不安な場合はご検討商品のお問い合わせコードを添えてお気軽にご相談くださいませ!

当記事の監修者

廣島浩二(ひろしま こうじ)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチ コーディネーター
一級時計修理技能士 平成31年取得
高級時計専門店GINZA RASIN 販売部門 ロジスティクス事業部 メンテナンス課 主任

1981年生まれ 岡山県出身 20歳から地方百貨店で時計・宝飾サロンで勤務し高級時計の販売に携わる。 25歳の時時計修理技師を目指し上京。専門学校で基礎技術を学び卒業後修理の道に進む。 2012年9月より更なる技術の向上を求めGINZA RASINに入社する。時計業界歴19年

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