出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
「オメガの東京五輪限定モデルって何がすごいの?」
「スピードマスター プロフェッショナル 東京 2020 リミテッド エディションズについて詳しく知りたい」
2020年東京オリンピックで、29回目のオフィシャルタイムキーパーとなったオメガはオリンピックに着想を得た5本のモデルを発売しました。
その名も「スピードマスター プロフェッショナル 東京 2020 オリンピック リミテッド エディションズ」。
ムーンウォッチとして知られるスピードマスターにオリンピックならではの個性を加えたユニークなコレクションです。
カラーバリエーションは5輪カラーをイメージした青、黄、黒、緑、赤の5種類。
そんなスピードマスターの2020年東京五輪限定モデルについて知りたいという人は多いのではないでしょうか。
各モデルは僅か2,020本の日本限定販売となっています。
この記事ではスピードマスター プロフェッショナル 東京 2020 リミテッド エディションズを、GINZA RASINスタッフ監修のもと紹介します。
同時発売のスペシャルセットについても紹介しますので、スピードマスターの購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
目次
オメガ 東京 2020 オリンピック リミテッド エディションズ:ブルー
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シーマスターを連想させる爽やかなブルーモデル。アルミニウム製ベゼルとサンブラッシュ仕上げの文字盤がブルーで統一されています。今回発売された東京オリンピックモデルにおいて最もインダイアルと文字盤のコントラストが強いモデルでもあり、視認性は抜群です。
まるで月から見た地球のようなイメージを与えるブルーは今作の1番人気となる予感がします。
ケースは42mm径ステンレススティールケース。ケースバックにはTOKYO 2020の刻印、文字盤12時位置のオメガロゴは18Kホワイトゴールドによって作られています。
定価は約63万円。性能とデザイン性を考慮すると非常にリーズナブルな価格だと思います。
オメガ 東京 2020 オリンピック リミテッド エディションズ:イエロー
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イエローという名が付けられていますが、実際はブラックと18Kイエローゴールドのコンビモデルといったところ。
煌びやかな18Kイエローゴールドが針・インダイヤル・インデックスに配されたブラック文字盤は、スタイリッシュかつゴージャスな雰囲気を醸し出します。
ベゼルサイドやリューズもゴールド素材が使われているため、どこから時計を覗いてもゴールドの輝きを楽しむことが出来ることも魅力的です。
定価はステンレスモデルより15万円高い約78万円となっています。
オメガ 東京 2020 オリンピック リミテッド エディションズ:ブラック
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最もベーシックでシンプルなデザインとなっているブラックモデル。使いやすさでは間違いなくNO.1モデルであるといえるでしょう。
ブラックのアルミニウム製ベゼルにオパリンシルバーの文字盤、インダイアルには漆黒に煌くブラックカラーが採用されています。
今作のバリエーションの中では最もクラシックな雰囲気を備えるモデルです。どんなシーンでも使いやすく、ブルーと並ぶ人気作になるでしょう。
定価は約63万円です。
オメガ 東京 2020 オリンピック リミテッド エディションズ:グリーン
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グリーンモデルは今作のバリエーションとしては一番個性が強いモデルといえるでしょう。イエローモデルと同じくコンビ仕様となっているモデルですが、文字盤ではなくベゼルがグリーンとなっていることが特徴です。
サンブラッシュ仕上げのグレーダイアルに馴染むように配された18Kセドナゴールド製の針・インダイヤル・インデックスは上品さがあり、コンビモデル特有のいやらしさがありません。
派手な見た目ではありますが、身に着けやすい雰囲気があると思います。
定価はイエローと同じく約78万円。
オメガ 東京 2020 オリンピック リミテッド エディションズ:レッド
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最後に紹介するのはレッドカラー。一見派手はイメージを想像するカラーリングですが、実際レッドカラーが配されているのはベゼルだけであり、他のデザインは実にシンプルなデザインとなっています。
特に注目してほしいのはインダイヤルです。他のバリエーションとは異なり、レッドモデルはインダイヤルとメインダイヤルにコントラストがありません。針やインデックスもシルバーカラーで配されており、文字盤全体とベゼルでコントラストを作っています。
定価は約63万円です。
搭載ムーブメント 手巻きCal.1861
「スピードマスター プロフェッショナル 東京 2020 リミテッド エディションズ」には手巻きムーブメント Cal.1861が搭載されています。
Cal.1861は現行スピードマスターにも搭載されるオメガの定番ムーブメントであり、月に到達した当時の面影を残すヴィンテージ感が魅力です。
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Cal.1861は、オールドムーブメントの特徴を受け継ぐ美しいムーブメントです。レマニア社のCal.321をムーンウォッチ用に組み直したクロノグラフムーブメントとして、高い精度と美しさを誇ります。
また、Cal.1861のポイントは現在では珍しい「手巻きクロノグラフ」機構であること。手巻きするのは煩わしいという意見もありますが、逆にそれを味に思う方もいます。
パワーリザーブは48時間。クロノグラフの駆動方式はカム式です。
スペシャルセットも同時発売!
60周年記念モデルが発売された時と同じく、今作も特別なスペシャルセットが発売されています。
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この贅沢な5本セットは日本限定発売となっており、55セット限定で発売されました。
スペシャルセットの最大の特徴はシリアルナンバーが個別「XXXX/2020」表記ではなく「XX/55」表記となっていることです。このシリアルナンバーによってスペシャルセットでしか手にすることのできないプレミアム感を味わうことができます。
ただ、その分価格は高価となり、個別に揃えるよりも50万円以上高い約405万円にて販売されています。替えのアリゲーターストラップが同梱されているとはいえ、スペシャルすぎる価格ですね。
当記事の監修者
南 幸太朗(みなみ こうたろう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ
学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。