ハリーウィンストンといえば、「世界五大ジュエラー」にも数えられ、厳選されたストーン、特にダイヤモンドに対する徹底的なこだわりを持つブランドとして有名です。
「ふたつとして同じダイヤモンドはありません。全てのダイヤモンドはそれぞれが異なる性質を持っています。だから、ダイヤモンドひとつひとつに対して、人間ひとりひとりを扱うように接しなければなりません。」
とは創設者ハリー・ウィンストンの言葉。
選び抜かれた1粒のダイヤモンドに向き合い、その魅力を最大限に発揮させようというブランドの姿勢が感じられます。
また、「芸能人が選ぶ婚約指輪」としてのイメージも定着しており、2016年には、歌手のDAIGOさんが女優の北川景子さんへ贈った大粒ダイヤモンドの結婚指輪が話題となりました。
他にも、小倉優子さん、山田優さん、松嶋菜々子さん、スザンヌさんなど、多くの有名人がハリーウィンストンの結婚指輪を受け取っており、今や多くの女性たちが憧れるブランドのひとつとなっています。
今回は、そんなトップジュエラー、ハリーウィンストンの扱う「唯一無二」のダイヤモンドについて、また、そのこだわりが凝縮された時計についてご紹介していきたいと思います。
大切な女性へのプレゼントをお選びの男性の方々も、是非ご参考にしてみてください。
目次
ダイヤモンドの「4つのC」について
ダイヤモンドを語る上で欠かせないのがこの「4つのC」と呼ばれる要素。
それぞれ「カラット(Carat)」「カラー(Color)」「クラリティ(Clarity)」「カット(Cut)」というもので、ダイヤモンドの価値を決める国際基準となっています。
ハリーウィンストンのジュエリーが超高額な理由は、この4つのCすべてに対して最高級のものだけを使用しているからです。
「ダイヤモンド」と聞くと高価なイメージを受けますが、ダイヤモンドにもランク分けがあり、その品質はピンキリです。数千円のジュエリーに使われることもあれば、ダイヤ1個で数百万円になることもあります。
この「4つのC」がそれぞれどのランクに属しているのか、その組み合わせによってダイヤの価値が変わるのです。
カラット -Carat-
ダイヤモンドのサイズの事。大きさではなく重さで測定されます。
1カラット=0.2グラム に相当し、この数値が大きくなるほど価値は高くなります。
目安としては0.1カラットで直径約0.6mm〜0.8mmの差が出ると言われ、カラット数が2倍になると価格は4倍、3倍になると価格は9倍以上になると言われています。
大手ブライダル雑誌の調査結果によると、日本の婚約指輪で最も多く選ばれているダイヤモンドは0.2〜0.3カラット。
DAIGOさんが北川景子さんへ贈ったハリーウィンストンの結婚指輪は2.0カラットと言われていますので、その贅沢さが窺えます。
カラー -Color-
ダイヤモンドの色合い(黄色み)を表します。
ダイヤモンドというと、特殊なピンクダイヤやブルーダイヤを除いて無色透明というイメージがありますが、実際にはほんのりと黄みがかっているものが殆どです。
中でも無色に近い最上位のものが「D」ランク、続いて「E」「F」ランクまでのトップ3が「カラーレス」と呼ばれ、最も希少で価値が高いとされています。
アルファベット順に「Z」まで23の等級がありますが、ハリーウィンストンの使用するダイヤは、「カラーレス」の「D・E・F」ランクのみ。
徹底的に、無色透明の美しい原石にこだわり抜いていることがわかります。
クラリティ -Clarity-
ダイヤモンドの透明度を表します。
ダイヤモンドの表面や内部には微細な傷や結晶、曇りがあり、専門家が10倍のルーペで拡大し確認した結果により以下11段階のクラスに分けられます。
内部、外部共に無欠点とみられる最高クラス「FL(Flawless)」
内部に無欠点とみられるクラス「IF(Internally Flawless)」
10倍鏡で内包物の発見が困難であるクラス「VVS(Very Very Slightly)1」及び「VVS2」
10倍鏡で内包物の発見がやや困難であるクラス「VS(Very Slightly)1」及び「VS2」
10倍鏡で内包物の発見が容易だが肉眼では困難であるクラス「SI(Slightly Included)1」及び「SI2」
肉眼で内包物の発見が容易であるクラス「I(Imperfection)1」「I2」「I3」
ハリーウィンストンで扱われるダイヤは、「FL」から「VS2」のみとなり、高い透明度を誇ります。
カット -Cut-
ダイヤモンドの「形」についての基準です。
適切な比率、対称性、優れた研磨技術が合わさったとき、内部に差し込む光を最大限に反射して輝く、最上級のダイヤモンドを生み出すことができます。
せっかく大粒で高品質(=カラット・カラー・クラリティが上位)な原石でも、カットのグレードが低ければその美しさが発揮されません。
こだわりぬかれたハリーウィンストンのダイヤモンドは、たとえカラット数(サイズ)を小さくする結果になったとしても、美しさを最大限に引き出すために最適なカットが施されているのです。
ダイヤモンドがあしらわれた腕時計の数々
さて、そんなブランドのポリシーに従って厳選された美しいダイヤモンドたち。
それらが熟練のデザイナーによって巧みに配置され、上品ながらも可愛らしさを残したハリーウィンストンの世界観を創り上げています。
人気のモデルを中心に、いくつかご紹介致します。
アヴェニュー クラシック オートマティック AVEAHM21WW001
アヴェニュー クラシック オートマティック AVEAHM21WW001
定番の「アヴェニュー」シリーズ。ニューヨーク5番街にある、ハリーウィンストン本店の玄関ドアがモチーフとなっているケースデザインが特徴です。
こちらはホワイトゴールド製のケースに大粒のダイヤモンドがセッティングされたゴージャスな1本。
クォーツのレディースウォッチが多い中、自動巻きムーブメントを搭載しているところも女性としては個性を感じられるポイントとなりますね。
ザ・アヴェニュー エリプティック AVEQHM21RR112
ザ・アヴェニュー エリプティック AVEQHM21RR112
「アヴェニュー」シリーズのローズゴールドモデル。こちらはクォーツムーブメントを搭載しており、使い勝手の良さが魅力です。
ホワイトシェル製の文字盤に施されたオーバルのデザインが女性的で上品な印象。敷き詰められたブリリアントカットのダイヤモンドが無数の輝きを放っています。
レディー アヴェニュー ドロップス ベゼルダイヤ AVEQHM21RR119
レディー アヴェニュー ドロップス ベゼルダイヤ AVEQHM21RR119
ダイヤモンドが降り積もるような贅沢極まるデザインが最大の特徴。
ローズゴールド製のケースに、砂目のような特殊な素材のブラウン文字盤が相まって落ち着いたリッチな印象を与えています。
エメラルド EMEQHM18WW002
ダイヤモンドの「エメラルドカット」という形状をモチーフにしたコレクション。シックなブルーの文字盤上の3、6、9時位置にセッティングされたダイヤモンドが可愛らしく、シンプルながら洗練されたデザインを叶えています。
ホワイトゴールド製のミラネーゼブレスレットを採用し、手首へのフィット感も◎。
アヴェニュー スクエアード A2 ベゼルダイヤ 350/LQTZRL.MKD2/D3.1
アヴェニュー スクエアード A2 ベゼルダイヤ 350/LQTZRL.MKD2/D3.1
「キング・オブ・ダイヤモンド」の名に相応しいエレガントなデザインが特徴的なモデルです。ムーブメントには2つのクォーツムーブメントを採用し、2つのタイムゾーンが美しく表現されています。
最後に
ハリーウィンストンのダイヤモンドは「4つのC」全ての項目において最高クラスのモノだけが使われています。
この優れたダイヤモンドが使われているからこそ、ハリーウィンストンはキングオブダイヤモンドと呼ばれ、世界中のセレブから愛されているのです。
ハリーウィンストンの時計は自分へのご褒美としては勿論のこと、プレゼントとしても最適です。
是非一度ご検討くださいませ。
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