出典:https://www.patek.com/en/home
2020年の新作発表は見送りかと言われていたパテックフィリップ。
しかしながら公式ホームページ上でついに公開に至りました!時計愛好家の諸氏にとっては、嬉しいところですね。
しかも、驚きの限定モデルが6月にローンチ!続く7月には、パテックフィリップのお家芸にも当たる三つのグランドコンプリケーションモデルが登場しました!
この記事では、パテックフィリップ 2020年新作モデルをご紹介いたします!
目次
2020年 パテックフィリップ新作 永久カレンダー クロノグラフ 5270J-001
出典:https://www.patek.com/en/home
スペック
外装
ケースサイズ: | 直径41mm×厚さ12.4mm |
素材: | 18Kイエローゴールド |
文字盤: | シルバーオパーリン |
ムーブメント
駆動方式: | 手巻き |
ムーブメント: | Cal.CH 29-535 PS Q |
パワーリザーブ: | 最大65時間/最小55時間 |
機能
防水: | 30m |
定価: | 20,251,000円(税込) |
古くからのパテックフィリップファンにはたまらない、イエローゴールド製の永久カレンダー×クロノグラフ Ref.5270J-001が登場しています!
出典:https://www.patek.com/en/home
「永久カレンダー×クロノグラフ」-このグランドコンプリケーションの歴史は、1941年に始まりました。
初代Ref.1518から続いてRef.2499,Ref.3970,Ref.5970と続き、2011年に誕生したRef.5270でパテックフィリップによる完全自社製ムーブメントが搭載されることとなります。
意外に思うかもしれませんが、実は5270系が誕生する以前、パテックフィリップではクロノグラフに関してはヴィクトラン・ピゲ製、その後レマニア製の汎用ムーブメントが用いられいました(もっとも、いずれも名機であることに違いはありませんが)。
この歴史を経て2005年、「世界最薄」としてリリースされたコラムホイール式スプリット秒針クロノグラフCHR 27-525 P Sをついにローンチ。これは、パテックフィリップ初の完全自社製ムーブメントでした。
その後矢継ぎ早にクロノグラフ機構を打ち出していき、ついにバーゼルワールド2011において、永久カレンダー クロノグラフ Cal.CH 29-535 PS Qを搭載させた5270系の発表に至ります。
ただし、2011年と開発は今から9年程も前。
そのため見方によっては「バリエーションが追加された」だけ、とも言えます。
しかしながらファン待望と言える理由は、5270では初となるイエローゴールドモデルの追加であるためです!
出典:https://www.patek.com/en/home
パテックフィリップのグランドコンプリケーションには、いつもイエローゴールドの存在がありました。
実際、永久カレンダー×クロノグラフのRef.3970や5970では、イエローゴールドが最もアイコニックなモデルかもしれません。
一方で5270については、2011年の誕生当時にホワイトゴールドが(こちらは2017年に廃盤)。その後ローズゴールドが追加され、さらに2018年にはプラチナケースが追加となりました。ちなみにこのプラチナケースのRef.5270Pはサーモンピンクの文字盤が大きな話題となり、当店のバーゼルワールド2018速報記事でも、大きく取り上げさせていただきました。
※バーゼルワールド2018でリリースされたRef.5270P
つまり、一度もイエローゴールドモデルが登場したことはなく、2020年を以て堂々登場した、というわけです。
ムーブメントはそのままCal.CH 29-535 PS Qが搭載されていますので、機構自体や文字盤配置等は素材による違いはありません。
外周のタキメーターにツーカウンターダイアル,12時位置の曜日窓に月表示窓、6時位置のムーンフェイズとポインターデイト,下部のうるう年、昼夜の窓表示・・・これだけ情報があるにもかかわらず端正さをも持ち合わせるのは、長年コンプリケーションを手掛けてきたパテックフィリップならではでしょう。
出典:https://www.patek.com/en/home
さらに2020年新作では、華やかなイエローゴールドにシルバーオパーリン文字盤が組み合わさることで、往年の風格を備えることとなりました。
アプライドされたインデックスや針はケースと同様にイエローゴールドトーンで、ぱっと見てとても美しい顔立ちであることがわかります。
ちなみに曜日と月を表す窓枠等の随所にも、イエローゴールドのトーンが採用されることとなりました。
出典:https://www.patek.com/en/home
従来の5270(および5970)同様に、シースルーバックとなり、パテックフィリップ渾身のマニュファクチュールムーブメントをご堪能いただけます。
もともとエボーシュ時代からムーブメントパーツの丁寧な仕上げは自社で行っていたため過去モデルも相当美しいものがありますが、やはりマニュファクチュールは別格。
これだけ複雑であるにもかかわらず厚みはわずか7mm、ケース厚も12.4mmに抑えられました。
恐らくほとんどのグランドコンプリケーションモデルと同様にめったに市場には出回らないでしょうが、間違いなく今後のパテックフィリップを代表する名作と言えるでしょう。
22020年 パテックフィリップ新作 スプリットセコンドクロノグラフ 5370P
出典:https://www.patek.com/en/home
スペック
外装
ケースサイズ: | 直径41mm×厚さ13.56mm |
素材: | プラチナ950 |
文字盤: | ブルーエナメル |
ムーブメント
駆動方式: | 手巻き |
ムーブメント: | Cal.CHR 29-535 PS |
パワーリザーブ: | 最大65時間/最小55時間 |
機能
防水: | 30m |
定価: | 31,526,000円(税込) |
もう一つ、クロノグラフの傑作機が輩出されました!
パテックフィリップの完全自社製ムーブメントCal.CHR 29-535 PSを搭載させた、プラチナ製Ref.5370Pです!
パテックフィリップが「憧れの的」と自負する5370Pの、ブラック文字盤モデルがリリースされたのはバーゼルワールド2015でのことです。
エナメルで作られた漆黒の美しさが大きな話題となり、数あるコンプリケーションモデルの中でも、特に欲しいと思っていた方は少なくないでしょう。
しかしながら2020年2月、当モデルがパテックフィリップのカタログから姿を消し、生産終了が判明していました。
そして、新たにブルーのグラン・フー・エナメル文字盤をまとってやってきた2020年新作が、こちらとなります。
出典:https://www.patek.com/en/home
グラン・フー・エナメルは、エナメル装飾の最高峰にしてパテックフィリップのお家芸ともいえる手法です。
通常のエナメル文字盤が800度近くの熱によって焼き上げることに対し、グラン・フー・エナメルでは1000度の熱を用います。ちなみに「フー」とは炎を指すフランス語です。その仕上がりは大変美しい一方で、温度調整や管理が難しく、とても高度な製造技術を要します。
そんなグラン・フー・エナメルですが、そこはパテックフィリップ。一切のムラやゆがみのない、パーフェクトなブルー文字盤を作り上げています。
ちなみに6時位置の「EMAIL」のロゴは、エナメル製であることを意味します(MAILがフランス語でエナメルであるため)。
出典:https://www.patek.com/en/home
この美しき文字盤に加えて、重層的なケース構造も5370を象徴する一つです。
ケース直径は41mm、厚みは13.56mm。立体的となったベゼルやケースバックの間を走るケースサイドには仕上げが丁寧に施されており、360度どこから鑑賞しても美しさをキープしています。なお、ラグサイドにはカボションがあしらわれました。
また、ブレゲ数字と針にホワイトゴールドが用いられることで、上品ながらラグジュアリーテイスト満載の一本ともなっています。
搭載するムーブメントは往年の手巻きクロノグラフ。
出典:https://www.patek.com/en/home
先ほどパテックフィリップの自社製ムーブメントについて言及しましたが、こちらの新作に搭載されたCal.CHR 29-535 PSもまたマニュファクチュール。同社初の自社製スプリットセコンドクロノグラフとして誕生しました。
スプリットセコンドクロノグラフとは、二本のクロノグラフ針によってラップタイム(途中計時)を計測できるクロノグラフを指します。ラトラパンテとも呼ばれますね。
そのため2時位置のプッシャーでスタート・ストップを、4時位置のプッシャーでラトラパンテ針のスタートとストップを、そしてリューズと同期された専用プッシャーでリセットを行う仕様となりました。
こちらもなかなか市場で見かけることは少ないコンプリケーションモデルですが、一度は実機を手にしたいものですね。
22020年 パテックフィリップ新作 ミニッツリピーター トゥールビヨン 5303R-001
出典:https://www.patek.com/en/home
スペック
外装
ケースサイズ: | 直径42mm×厚さ12.13mm |
素材: | 18Kローズゴールド |
文字盤: | スケルトン |
ムーブメント
駆動方式: | 手巻き |
ムーブメント: | Cal.R TO 27 PS |
パワーリザーブ: | 最大48時間/最小40時間 |
機能
防水: | 非防水 |
定価: | 要問合せ |
昨年、シンガポールで行われた「ウォッチアート・グランド・エグジビション シンガポール2019年」。
ウォッチアート・グランド・エグジビションとは、パテックフィリップ・ミュージアムに所蔵される銘タイムピースを展示し、パテックフィリップの高度な時計製造技術を楽しませるための催しです。
過去、2012年開催のドバイを始め、ドイツ ミュンヘン,ロンドン,ニューヨークで行われてきた特別なエグジビジョンですが、2019年のシンガポールは過去最大級。そこでは数々の歴史的な傑作が紹介されました。
そんなエグジビジョンで発表されたミニット・リピーター・トゥールビヨン5303R-010。
わずか12本限定で発売された当グランドコンプリケーションが、文字盤デザインを変えて2020年に蘇ることになりました!限定モデルではなく、レギュラーモデルということです!
出典:https://www.patek.com/en/home
シンガポールで世界初の公開が行われたミニット・リピーター・トゥールビヨンモデルは、同国の国旗をイメージした赤が随所に使用されていました。また、外周メモリのスターもシンガポール国旗から引用したものとなります。
この特別仕様はなくなりましたが、アイコニックなスケルトン文字盤は継承されることとなりました。
文字盤側からはミニット・リピーターの醍醐味でもあるストライク機構のハンマーおよびゴングが覗いており、時計愛好家には堪らないデザインに。
さらに永久カレンダー,クロノグラフ,ワールドタイム,そしてトゥールビヨンを搭載させた、まぎれもないグランド・コンプリケーションとなっております。
ムーブメントの要所ようしょが透かし彫りされていることで、この複雑な機構の奥までも垣間見ることが可能です。
出典:https://www.patek.com/en/home
なお、トゥールビヨンは裏蓋側から、よりはっきりと確認することができます。
さらにケースもまた、当新作の特筆すべき点です。
18Kローズゴールドで製造された優美なケースはしっかりとしたベゼルを備えており、腕元で抜群の存在感を放つこととなりました。
また、ケースサイドとラグサイドにホワイトゴールド製パネルが組み込まれているという、遊び心も加わっています。
ちなみに9時位置のミニットリピーターの制御スイッチもホワイトゴールド製となりました。
出典:https://www.patek.com/en/home
「限定ではない」とは言え、ほぼ受注生産のようなものでしょう。
これまた、「一度は見てみたい!」至高のパテックフィリップと言えますね。
2020年 パテックフィリップ新作 カラトラバ 6007A-001 世界限定1000本モデル
出典:https://www.patek.com/en/home
スペック
外装
ケースサイズ: | 直径40mm×厚さ9.07mm |
素材: | ステンレススティール |
文字盤: | グレーブルー |
ムーブメント
駆動方式: | 自動巻き |
ムーブメント: | 324 S C |
パワーリザーブ: | 最大45時間 |
機能
防水: | 30m |
定価: | 3,090,000円(税抜) |
販売予定: | 販売中 |
2020年新作として6月18日、その第一陣が発表されました!
パテックフィリップの代表作・カラトラバから。しかも、当新作は色々と驚かされることが多いのですが、まずもってステンレススティール製という珍しさが挙げられるでしょう。
ステンレススティール製カラトラバと言えば、2019年バーゼルワールドにてラインナップに加わった「ウィークリーカレンダー Ref.5212A」が挙げられますね。二代目カラトラバRef.565以来、約半世紀ぶりの「金無垢以外の」カラトラバであり、世間を騒がせたことは記憶に新しい方もいらっしゃるでしょう。
※バーゼルワールド2019で発表されたSS製カラトラバ 5212A
ただ、当新作では5212Aの系譜を引いているわけではなく、全く異なるデザインコードを有しています。
また、レギュラーモデルというわけでもなく、新工場の竣工祝いとして世界限定1,000本で打ち出された形となります。
そう、実はパテックフィリップは、2015年から新工場の建設に着工していました。
スイス ジュネーブ近郊に位置するプラン・レ・ワットに建設された工房は、長さ200m、そして10階建ての高層ビル!新型コロナウイルスの影響で多くの時計メーカーが工場での生産をストップさせていましたが、だんだんと復興しており、パテックフィリップも無事竣工に至ったのでしょう。
新作カラトラバ Ref.6007-001は、このプラン・レ・ワット新工場で製作されたとのことです。
出典:https://www.patek.com/en/home
2020年新作カラトラバのデザインの秘密とは?
そんな記念すべきストーリーを携えた2020年新作カラトラバは、素材のみならずデザインにもまた目を惹かれます。
優美なラインで形成されたケースフォルムや大きめに取られたベゼルが、「由緒正しいカラトラバ」の中ではユニークな個性を放ちます。
文字盤もまた独創的で、アプライドされたアラビア数字がモダンな印象ですね。さらに文字盤センターには市松模様がエンボス加工されており、新作カラトラバを一段特別なものに押し上げます。
一見すると、現行カラトラバとは全く異なるテイストが見受けられるように思いますね。
でも、よくよく調べてみると、実は「過去の特別モデルの集大成」的な側面が見えてくるってご存知でしたか?
出典:https://www.patek.com/en/home
一つには、2017年にカラトラバのバリエーションに加わったRef.6006GのDNAを受け継いだと思われます。
Ref.6006Gはパテックフィリップが誇る超薄型キャリバー240の誕生40周年を祝して発表された一本で、新作カラトラバと同じく特徴的なアラビア数字のインデックスを有します。
※カラトラバ Ref.6006G(画像出典:https://www.patek.com/en/home)
しかしながら、当店のバイヤーの話によると、どうもマニアの間では別のモデルがデザインコードのオリジナルとして取沙汰されているようです。
それは、ある二本の特別モデル。「オンリーウォッチ」として、世界で各一本ずつのみ輩出された、きわめてレアな個体です。
その一つが、「エターナルアワー Ref.5208 T-010」。
出典:https://www.watchonista.com/articles/auctions/patek-philippe-ref-5208-t-010-only-watch-eternal-hour
確かに文字盤の市松模様が酷似していますね!
このモデルを簡単に解説すると、2017年、パテックフィリップが「オンリーウォッチ」オークションのために製造・出品した製品です。
オンリーウォッチはチャリティーオークションの一種で、二年に一度、時計メーカーが高度な時計製造技術を駆使して唯一無二の時計を出品する、まさに「世界で一つだけの時計のためのオークション」となります。さらに落札によって得られた収益は、モナコ筋ジストロフィー協会(難病の筋ジストロフィーの罹患者を支援する協会)に寄付されるところがミソ。
ちなみに2017年は、11月11日にスイス ジュネーブで開催されました。
出典:https://www.patek.com/en/home
パテックフィリップには珍しいチタン製で(もっとも、オンリーウォッチオークションにおいて、同社はチタンモデルを積極的に提供しているようですが)、さらに特筆すべき点はミニッツリピーター,パーペチュアルカレンダー,ムーンフェイズ,クロノグラフといった機構を備えたグランドコンプリケーションモデルであること!
2017年の該当モデルは、世界で最も高名なシンガーソングライターの一人、エド・シーラン氏が所有しているといった情報も存在します。
そしてもう一つが、同じくオンリーウォッチオークションの、2013年開催時にパテックフィリップより出品された「チタニウム 5004T-001」です。
出典:https://www.ablogtowatch.com/patek-philippe-titanium-5004t-for-only-watch-2013/
同じくチタン製モデルで、パーペチュアルカレンダー,スプリットセコンドクロノグラフを搭載したグランドコンプリケーションとなります。
こちらはややレーシーな印象が強くなりますが、市松模様の文字盤がベースとなっており、特別感溢れる一本に仕上がっていますね。
話は2020年に引き返しますが、今回のカラトラバ新作が、上述したオンリーウォッチから着想を得ているのではないか、とパテックフィリップマニアは語るとか・・・
だとしたら、まさに過去のパテックフィリップの「特別」を詰め込んだ、新工場竣工にふさわしい一本と言えるのではないでしょうか。
出典:https://www.patek.com/en/home
もちろんあくまで「噂」です。また、出自がどうあれ、素晴らしい新作であることには変わりないでしょう。
なお、さらに驚くべきことに、このインデックス・時分針には夜光塗料が塗布されています。
出典:https://www.patek.com/en/home
従来、カラトラバのようなドレスウォッチには夜光は採用されてきませんでした。
カラトラバにSS×夜光という組み合わせは、何か示唆的なものを感じます。パテックフィリップが、カラトラバをも「ラグジュアリー・スポーツ」として扱うことはまずないとは思いますが、実用面を考慮したのでしょうか。ただ、過去いくつかのコンプリケーションモデルやカラトラバのパイロット トラベルタイムにも夜光が採用されてきた事実はあります。
また、前述したオンリーウォッチオークションでの特別モデル二本にも夜光が塗布されていたようなので、そのフィーチャーだとしたら全く不思議はありませんね。
ムーブメントは「クンロク(カラトラバの中でも、Ref.96の系譜を引くモデルをこのように呼ぶことがある。直近だとRef.5296等)」モデルにも搭載されてきた自動巻きCal.324SCを搭載。シースルーバックから鑑賞することができますが、同時にカラトラバ十字と「New Manufacture 2019」の碑文が記されました。
出典:https://www.patek.com/en/home
ステッチが加わったピンバックルスタイルのカーフスキンベルトは文字盤と同系色のグレーブルーに彩られており、あしらわれたエンボスも文字盤センターの市松模様とマッチしている一方で、これまでにはないカラトラバを感じさせもしますね。
定価は税別で309万円。
ステンレススティール製でこの価格帯はさすが雲上ブランドと言うべきでしょうが、わずか1,000本の少数生産であることを鑑みれば、ノーチラス・アクアノートとともに「定価はあってないような」プレミア相場を築きそうですね。
なお、現時点ではまだ新作は一つの発表です。
続報が入り次第、当記事にてお知らせしていきたいと思います!
2020年新作 速報ページはこちら
当記事の監修者
南 幸太朗(みなみ こうたろう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ
学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。