足長は、1歳から2歳半までは半年で約1㎝、それ以降、成長期を終えるまでは、半年で約0.5㎝のペースで大きくなると言われています。夏の時期に足長が伸びやすいという報告もあり、春に買った靴が夏には合わなくなる、といったこともあるようです。
サイズが大きいと、ゆとりがあるので、前に足がずれてしまいますよね。そうすると、足の指に力が入ってしまったりして、足の指の動きを制限してしまいます。それが、足裏の筋肉をしっかり使わないことにつながり、土踏まずの筋肉の発達も妨げてしまうのです。偏平足(土踏まずのない足)になってしまうのも、そういったことが要因の一つです。サイズが小さい場合も同じことが言えますね。
サイズが大きすぎたり、きつい状態のままでいると、足裏で大切なMP関節(足指の付け根が曲がる部分)に過度の負担を与えてしまうことから、ケガが発症しやすくなります。また、シューズの中で足の指を動かせない状態でいると体のバランス力低下につながり、体への負担が増え、膝や腰、股関節を痛める可能性もあるのです。
シューズの中で足の指を固定させる事で、力が入りやすいという感覚はあるかもしれません。でも、それは、“感覚”であって、きついスパイクを履いていると、MP関節が反りにくくなる事で足指の筋肉を使いずらくさせる為、かえって足の機能低下、パフォーマンスの低下につながります。
那須友和医療とスポーツの現場でインソールの研究開発をし、日本の足の医療の遅れに危惧して、インソールマイスター資格を作り、治療家やトレーナーを対象に、全国で足の予防医療の普及活動に務める。またインソールメーカーとして、初の経済産業省支援企業に認定され、全国のサッカーチームで足の教育講演も実施。
足の中でもかかとは、一番衝撃を受けますし、かかとがしっかりしていないと、足首が内側や外側に倒れてしまい、そのあとの動作にも影響するからです。スパイクには比較的に芯は入っていますが、価格が安い場合、芯が入っていないケースもあるので、一度、触ってみるといいと思います
つま先部分が5㎜~1㎝ほどゆとりがあるかを確認してください。5本の足指がしっかり動かせるのが理想的です。また、この時、大切なのは、必ず、立った状態でチェックすることです。座っている時とでは、足裏への力の加わり方が変わるからです。
足指の付け根の部分と、スパイクの前足部の曲がる位置が同じかを確認することも大事です。また成長期のアスリートは、足の骨が靴の構造に影響を受けやすいため、前足部と後足部の連結部分(シャンク)がしっかりしたスパイクを選んで下さい。ねじれすぎてしまうと、足の変形やケガにつながってしまいます。
アディダスの「ジャパン」スパイクモデルには、2000人にも及ぶ日本人サッカープレーヤーの足のデータに基づいて作ったラスト(足型)「ネオジャパニーズマイクロフィットラスト」を搭載してします。ネオジャパニーズマイクロフィットラストを搭載することで、「ブレないかかと」「立体形状で土踏まずをサポート」「つま先(指)の自由な動き、足の成長をサポート」など、足裏の発達を妨げず、足全体に圧力が分散。そのため、疲れにくくしっかり踏ん張れるのでパフォーマンスアップにもつながるのです。
土・ロングパイル人工芝グラウンドなどあらゆるグラウンドに対応する丸型ベースのマルチスタッドと、スムーズな足裏の動きをサポートするコンフォートフレームアウトソールを搭載。プレデター19.1-ジャパン HG/AG(左から2番目)は、ダイアモンド型スタッドが360°方向へのスムーズな動きと鋭いグリップ性を発揮します
足幅がやせ細ってきている傾向が見られる今のジュニア選手たちが、
ジャストフィットで、正しくシューズを履くために「ジャパニーズジュニアマイクロフィットラスト」を
5年の歳月をかけて開発しました。つま先、甲周り、履き口、足の裏、かかと、土踏まず、足全体360度、
ブレず、流れず、しっかりフィットさせる形状がパフォーマンスを高めます。
ジュニア選手の足は、成長途中です。肉付きや土踏まずの成長を妨げてはいけません。つま先部分は足の形状に合わせ、過度なボリュームを抑えつつ、きつすぎずゆるすぎない適度なゆとりを持たせることで指の自由な動きや足の正しい成長への配慮をしています。
人間のかかとは必ず丸みを帯びています。スパイクをぶつ切りにして中底の断面を正面から見ると、通常は平らですが、このモデルからは緩やかな弧を描き、かかと全体をしっかり包み込むような3D立体設計になっています
日本のプレー環境も変化してきています。小石交じりの硬い土のグランドでのプレーはもちろん、人工芝ピッチでの試合や、天然芝でのプレーも増えてきました。土のグランドにだけ、人工芝にだけ対応というよりは、一足のスパイクでどの環境にも対応できる機能を搭載したアウトソールになっています。
ハードグラウンドとは?ハードグラウンド(HARD GROUND)は、主に日本の学校や運動場に多く見受けられる硬い土のグラウンドのことを意味します。
HGスパイクアウトソールの特徴硬い地盤や土への摩擦によるグリップを追及し、接地面が大きく高さが低めの固定式スタッドを採用しています。
ファームグランドとは? ファームグラウンド(FIRM GROUND)は、主に日本に多く見受けられる短めの天然芝のグラウンドのことを意味します。
アウトソールの特徴短い芝や硬めの地盤への適度な突き刺さりを追及し、細く長めの固定式スタッドを採用しています。
アーティフィシャルグラウンドとは?アーティフィシャルグラウンド(ARTIFICIAL GROUND)は、世界中で増加傾向にある毛足が長く且つ強いソフトな人工芝のことを意味します。やや硬い地盤上に強い人工芝が施工されており、ゴムチップ゚などの充填剤が入っていることが多いです。
アウトソールの特徴強い人工芝や硬めの地盤への適度な突き刺さりを追及し、固定式スタッドを採用しています。(原則FGソールとHGソールがロングパイル人工芝グラウンド対応となります)
ターフグラウンドとは?ターフグラウンド(TURF GROUND)は、主にショートパイルグラウンド(人工芝)とフットサルコートのことを意味します。
アウトソールの特徴強い人工芝や硬めの地盤、土への摩擦によるグリップ性を追求し、接地面を多くした低めのやわらかいゴム製スタッドを採用していることが多いです。
インドアとは?インドア(INDOOR)は、主に体育館などのインドア施設のことを意味します。木材やアスファルトなど表面が平らになっています。
アウトソールの特徴平らで硬い地面からの衝撃を考慮し、スタッドがないフラットなアウトソール構造になっています。主にゴム素材が使われ、優れた摩擦力によるグリップ性や素材のやわらかさによる屈曲性に優れています。
日常生活で使えるフットボールからインスパイアされたデザインのカジュアルシューズを意味します。