紅葉登山で八ヶ岳 ー美濃戸から行者小屋ー - P.S.Samphran

P.S.Samphran

タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

紅葉登山で八ヶ岳 ー美濃戸から行者小屋ー

今年は10月まで気温が高く、紅葉のハズレ年だそうな。。

元々紅葉時期には魅力を感じておらず、紅葉後の初冬によく登ってました。

今回はほぼ仕事での日本行きですが、予定を適当にごまかして山に行ってきました。

天気予報を眺め直前まで検討した結果。。。

八ヶ岳に決定!

いままで数十回登っており、茅野にも2回ほど住んでいたので新鮮さはありませんが、アルプスの予報がイマイチ、日本到着の翌日の山行、テント泊、下山後温泉、の条件で下記のスケジュールで行きます。

  1.  バスで美濃戸口入り⇒南沢を経て行者小屋でテント泊※恐らく雨でしょう。。
  2. 行者小屋⇒文三郎尾根⇒赤岳⇒横岳⇒硫黄岳⇒夏沢峠⇒夏沢鉱泉泊 ※天気によっては行者小屋から赤岳鉱泉経由で硫黄岳に登り夏沢へ下山
  3. 夏沢鉱泉⇒桜平⇒宿の送迎で茅野駅へ

八ヶ岳山中の温泉は何か所か入ってますが、夏沢鉱泉は通過した事はありますがお風呂に入ったことはないので泊まっちゃいます。

 

下山後の午後に仕事があるので仕事道具を持って山に入ります。

すれ違う方に『デカいですね。。。』と声を掛けられますが、道具が古くて嵩張るのと仕事道具が30%くらい締めてるからなのです。。

特急あずさで茅野で降り、週末運行のバスで美濃戸口に到着。

土日とあってバスは120%くらいの乗車率

天気はどんより。。

準備にもたついていたらビリッケツでの出発でした。

ほとんどの方は土日の山行ですからお急ぎですな。。

こちらは余裕あるのでのんびりでOK!

 

阿弥陀岳にダイレクトでアクセスする御小屋尾根は右へ、美濃戸方面は左です。

 

紅葉で有名な山域ではないですが、それなりに焼けてはいます。

赤岳周辺だと東側の斜面の方が紅葉は綺麗なんですよね。

 

林道のショートカットを繰り返し40分ほどで美濃戸口に到着。

ここでやることもなく調子もいいので通過します。

 

ここで北沢経由の赤岳鉱泉と南沢経由の行者小屋にわかれますが、特に理由がない限り自分の場合は必ず南沢を行き行者小屋にテント張ります。

北沢は途中まで林道が続いているのと、赤岳のテン場より行者小屋のテン場の方が開放感あって好きなんです。

 

この辺が八ヶ岳の魅力ですよね。。

天気が悪くても目を引く景色がちょこちょこ現れます。

 

The・八ヶ岳

水と苔

 

こんな紅葉の映え方もあります。

 

のんびり楽しみながら1時間半もあるけば行者小屋に到着

テントの受付をしているうちにガツんと雨が降り出します。

なかなかの降りですが、さっさとテントを張って小屋の軒下に避難。

 

日本到着後翌日のいきなり登山で自身がないため酒なしで上る予定でしたが、"生チュ"の誘惑あっさり負けてしまう。。。

この時点で明日はショートカットで硫黄岳に直行の匂いがプンプンします。

因みに小屋スペースは空いていてもテント泊の方は使えません。

外のテラスで雨をギリギリよけながらいただきます。

狭いスペースで同席させていただいた登山家のお二人。

関西の山岳会の会長さんとその右腕らしき方。

一緒にお酒を飲ましていただき、かなり楽しい話を聞かせていただきました。

お二人は一般ルートではなく中山尾根を登攀して横岳に出るのだそう。。

冬に山岳会の山行をするのでその下見なのだそう。。

『このまま雨なら岩も滑るからこのまま飲みまくっちゃおうか?』

なんていいながら飲み明かすのでした。。。

 

小屋泊りのお二人とはお別れして暗いテントにもどり去年の残り物の携帯食料を腹に詰めます。。

この日は土砂降り。。。
朝起きてからいろいろ考えよう、、、

早起きもしなくていいや、、、(目覚ましはオフに)

頭の中を整理したところで、、、

おやすみなさい。。。。

 

八ヶ岳~その2に続く