バンコク『タラートノイ/Talad Noi』を歩く。。。 - P.S.Samphran

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タイ在住。女房、猫との3人暮らし。。タイのこと、山のこと、映画のことなど。。。

バンコク『タラートノイ/Talad Noi』を歩く。。。

タイは母の日が週末と重なり三連休!

しかし儲からないけどやたらと仕事があるため、自分は二連休のみ。。。

この母の日なんですが、女房の誕生日と前後しているため何かするのに都合のいい連休で毎年小旅行をしてます。

昨年はチャチュンサオへの托鉢帰りにチャオプラヤーリバーサイドのホテル『Praya Palazzo』に泊まり夜はホテルのタイ宮廷ディナーでした。

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おととしもチャチュンサオの托鉢(1年間健康だったのでお礼参りに翌年も行かなくてはいけないので2年続いてしまいました)とピンクのガネーシャ

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そして今年は!

バンコク一泊小旅行にしました。

特にバンコク市内で行きたいところなどないのですが、川沿いの小さな宿に泊まって市場でも歩こうか?

 

最終的に決めた宿の立地などからタラートノイ周辺を散策することにしました。

 

まずは朝はのんびり自宅を出発!

バスを乗り継いでバンコクにでます。

この週は6月に40年以上営んでいた美容室を閉めて田舎(ナコーンシータマラート県)に帰った叔母がバンコクに来ていたので会いに行きます。

叔母の美容室のあった場所に自分も10年以上住んでいたので顔見知りが多く人と話をするだけで半日は過ぎてしまいます。

叔母や友人たちと適当な話を済ました後は近所のお寺で托鉢(タイの人は自分の誕生日に托鉢する方はけっこう多いのです)

お坊さんが何を言っているのかよくわからないので手を合わして、それらしい顔つくってフンフンしながら聞いてます。

托鉢後は船でホテルのあるタラートノイエリアへ移動!

やってきましたチャオプラヤーエクスプレスボート

バンコクにいた時はこの船に乗って毎日通勤をしてたんですよね~

以来ほとんど乗らなくなったので懐かしい。。。

 

途中今夜の宿の前を通り過ぎます。。

川沿い、真ん中ちょい右の木造の掘っ建て小屋。

宿についてはまた別の話。

船に乗ること約20分。。。

Marine Department 船着き場に到着

 

12時過ぎてます、、宿のチェックインは14:00、腹も減ってきたので船着き場から宿の方へ歩きながら昼飯場所を探します。

 

船着き場からタラートノイに進入!

Soi Wanit2を北上すること5分。。。

ก๋วยเตี๋ยวข้ามฟาก / 川向いのクイッティアオ

決め手は軽く食べられそうで、他にお客もおらず待ち時間0分だったため。。

しかし、これがなかなかの当たりでした。。

店内からの絵ずらがこれもいい。。。

 

基本メニューはクイティアオ・ガイ(鳥のクイティアオ)

他にもごちゃごちゃオリジナルメニューがありますが、、、、

 

ここはクイティアオ・ガイ一択!

煮込みまくっている手羽先、モモ肉などは底に眠ってます。。

 

これは鶏の血塊


濃いめのスープに漬かってやってきました、、、自分は胸肉で女房はモモ肉のクイッティアオ。

鶏肉の部位は数種類入れることも可能だし、麺と別けて別のお皿でも注文可能。

 

店の前はすでにタラートノイのレトロな建物が並んでます。

 

見た目とは違い意外とさっぱりとしたスープで美味しい。。

後でお菓子などを食べることを考えれば腹5分目くらいがちょうどよかったです。。

 

タラートノイ、先に進んでいきます。

 

MOMOという名の有名な古着屋だそうです。。

確かにそこそこ人が入ってましたね。。

 

14時にチェックインするためひとまずおやつは後回しで宿に向かいます。。。

船着き場から約500mほど北上するとメイン通りから入るタラートノイの入口に着きます。宿まではもうちょっと。。。

タラートノイをでてすぐのこのお寺に入ります。

Wat Pathum Khongkha Ratchaworawihan

今回の宿はこのお寺の奥にあります。。

奥にはお坊さんの宿坊があり、その隙間の川沿いに民家が数件並びます。。

この一軒が10年ちょっと前にリノベーションされて宿になりました。

小さい宿ですがそこそこ有名なので知っている人も多いかもしれませんね。。

宿の詳細は次回に、、、。

 

宿のチェックイン時間~チェックアウト時間(14j時~翌11時)は一歩も宿から出てないのでタラートノイの続きは二日目になります。。

 

二日目

朝食五少しのんびりしてからチェックアウト。。。

引き続きタラートノイを散策します。

アーモンド豆乳店

まずはアーモンド豆乳からスタート!

女房がよく飲むので付き合って購入。

恐らく隣のクラフトショップが副業でやっているんだと思います。

店主の姿勢と衣装のかわいらしさで立ち寄ってしまいました。

 

続いてCharoen Krung soi 20にあるขนมเปี๊ยะ(いわゆる中国のムーンケーキ)のお店を発見!

店の佇まいに女房が反応します。

เฮียบเตียง / Hiab Chinese Pastry

美人マダムがダラダラとしながらもしゃべりはテキパキと対応してくれます。

自分はあまりขนมเปี๊ยะは好きではないですが、歴史のありそうなお店なので買ってみます。

自分を見て『日本人ならこれがいいんじゃない?』と真ん中の大判のお菓子を進めてくれます。

中はもちもちしているので日本人向けだろうってことでした。

案内にはタラートノイで60年営業と書いてありますがマダム曰く創業は100年だそうです。

 

この辺の通りですが、タラートノイらしく古いオートパーツのジャンク屋が並びます。

路上をフォークリフトが普通に走ってるんですよね。

 

まだまだ散策は続きます。。

こんな感じの小さい路地中もタラートノイの魅力。

 

進んでいくとこんなところにでて”行き止まりか?”と思わせますが。。

 

しっかり通りは続いているのです。。

そしてその先にはちょっとした人だかり。。

 

กะหรี่ปั๊บ คุณปุ๊ / プーさんのカレーパフ

中国系らしく揚げ菓子が連発。。。自分はそうでもないですが女房が好きなのでこの手の店を見かけると各駅停車です。

 

女房も場所までは知らなかったようですが、この店かなりの有名店だそうな。。

確かに欧米のお客さんもならんでいたので外国のガイドブックなんかにも載っているのかもしれませんね。

包みの中はチキンカレー、タロイモ、豆など数種類から選べます。

食べてみました、、、確かに美味しいですが自宅周辺の店や友人の手作りも全然負けてないと感じましたね。。

 

昼食前の食べ歩きはこのくらいにして少し散策に集中します。

ศาลเจ้าโรงเกือก / Rong Kuek Shrine

こちらでちょいお参り。。。

 

驚くことにここには外国人観光客がかなり訪れてました。

 

10年以上前になりますが、このエリアは通勤経路になっておりよく歩いていたんですが、本当にいろいろと変わりましたね。

思い出されるのが、当時のお客さんの依頼でヤワラートからタラートノイ周辺までくまなく”香木”を探しにきました。

その際、小さい路地までほぼすべての路地を歩いたもんです。。

 

そしてこの霊廟の向かいにある一人のおばばがやっているストアがあります。

そこでお水を購入した時に少し話をしました。

『今年はまだまだ暑いね~』なんて話をしていると、でも水は売れないんだよね。。

おばば曰く、最近のタイ人(特に若者)は水なんかじゃ満足できない!こんなところで買わないで喉が渇くとその辺の洒落たコーヒー店でTHB 100くらいのドリンクを飲むんだそうです、常に水を買ってくれる欧米人観光客がありがたい!と言ってました。

そして韓国人・中国人観光客はそもそも買わないと。。。恐らく散策時はしっかり準備してきているのでしょうね。。

欧米人は持ち歩きたくないから現地調達しているような気がします。

 

このあたりもなかなか魅力的な路地が多いのですが、若干作られた雰囲気はあります。

 

こちらはタラートノイのジャンクパーツでつくられたモニュメント!?


それでは昼食にしましょう!

カレーパフ店で居合わせたお客さんから進めてもらったお店へ!

ก๋วยเตี๋ยวรู ตลาดน้อย / クイティアオ・ルー・タラートノイ

ルーは穴という意味。

お店が小さい穴(トンネル)のような立地なのでこの何なったようです。

確かに細い。。。

 

紹介者曰くこの店の肝はイェンタフォー(豆腐を発酵させたもので甘酸っぱい)との事なので迷わずイェンタフォーいきます!

コチラ👇がイェンタフォー

 

これはかき混ぜ前。

ルークチン全部入れてもらいました。

 

かき混ぜるとこんな感じ。。。



あ~たしかにうまいね。。。

ルークチンはマハチャイの方が好きだけど、この辺は好みの問題ですね。。

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スープは美味い!

ただイェンタフォーは自分には少ししょっぱかったので次回はイェンタフォー少な目か無しでいきたい。

 

これで腹がいっぱいにはなりませんが、こういった市場の食べ歩きは一か所で簡単に腹をみたしてはいけません。とにかくできる限り多くの種類を堪能しましょう!

 

そしてとどめの店はコチラ。。。

ขนมปังปิ้งเตาถ่าน / 炭火焼トースト

カレーパフ屋と同じChareonkrung soi 22にあります。

 

まあどこにでもあるような、、、と言ってしまえばそれまでですが、最近は電気オーブンで焼いているところが多く炭火は少なくなってきましたね。。

 

ソーセージと一緒に焼いている絵もいいじゃないですか。

 

焼き跡がいいよね~


そうなるとさすがにドリンクが必要!

すかさず先ほどのイェンタフォー屋の隣で女子がドリンクを売っていたのを思い出します。

 

ここでパンも一緒に食べていいか?と尋ねるとプラスティックの椅子を用意してくれました。

因みに隣がイェンタフォー屋なんですが、このドリンク店より入口が小さいのがわかりますね。

 

梅ソーダを注文しトーストと一緒にいただきます。


ドリンクはいいですが、ちょっとトーストがいまいち。。。

 

なんでもかんでも比べてはいけませんが、数年前に行ったItsaraphapのトーストを食べたくなっちゃいますね。。。

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これで今回のタラートノイ旅行は終了、この後はバスを三本も乗り継いで自宅に帰るのでした。。。

以前は仕事の帰りにちょっと寄るくらいでしたが、今回のように一泊二日かけてじっくり歩いたのは初めて。。。そもそも泊りで来るようなところではないですが、二日かけた分じっくりくまなく歩けました。

 

最近の女房の誕生日や結婚記念日は宿はそこそこ良いところ、それ以外は安上がりに!といった傾向が続いてます。

時期的に忙しくて長期休暇が取れないのでこんな感じになっちゃいますね。。

さて、来年はどこに泊まって何をしようか。。。