令和5年11月3日(金・祝)、毎年恒例の池田家墓所清掃ボランティアを実施しました。当日は好天に恵まれ、17名のみなさんに参加いただき、5代・6代・7代墓裏の落ち葉の掃除を行いました。また、墓所の概要と整備工事の状況について、担当者から説明させていただきました。
当日の模様は池田家墓所のfacebookページをご覧ください。
一般社団法人日本考古学協会第87回総会研究発表プログラムの2021年高校生ポスターセッションの部で、鳥取県立八頭高等学校亀の会が優秀賞(12校中3校)に選ばれました。同校の承諾を得て当日のポスターを掲載します。
「鳥取池田家・岡山池田家の墓碑について」
ポスター(pdf:279KB)
史跡鳥取藩主池田家墓所の魅力をリモートで楽しんでいただくことができる解説動画(字幕入り)を公開しました。解説は、平成16年度から管理と見学者への解説を務める沖廣俊(おきひろとし)さんによるものです。
⇒池田家墓所の全体像のページ
新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止としました当保存会設立50周年記念講演会(令和2年11月22日開催予定)の内容を、このたび収録動画で公開します。
記念講演「戦国時代と池⽥家の成⽴」 小和田哲男氏(静岡⼤学名誉教授・文学博士)
○動画ページへのリンク ⇒https://youtu.be/YxgnyjhewSo
○講演会用資料はこちら (pdf:621KB)
対談「史跡⿃取藩主池⽥家墓所の魅⼒」 聞き⼿:伊藤康晴⽒(⿃取市歴史博物館学芸員)
○動画ページへのリンク ⇒https://youtu.be/GFjdJsS9QsM
⼩和⽥哲男⽒プロフィール
静岡⼤学名誉教授、⽂学博⼠、公益財団法⼈⽇本城郭協会理事⻑。専⾨は⽇本中世史、特に戦国時代史で、主著「後北条⽒研究」「近江浅井⽒の研究」のほか、「⼩和⽥哲男著作集」などの研究書の刊⾏で、戦国時代史研究の第⼀⼈者として知られている。また、NHKEテレ「知恵泉」などにも出演し、わかりやすい解説には定評がある。
史跡の保存整備のため史跡鳥取藩主池田家墓所の入場時間は、午前8時半から午後6時まで(10月から3月までは午後5時まで)にお願いします。
令和元年11月16日(土)の午後に開催した池田家墓所探検隊の様子が日本海新聞のホームページの「動画ニュース」にアップされました。リンク先はこちらです。↓
https://www.youtube.com/watch?v=iZ6jRv35OmQ&feature=emb_logo
第14回池田家墓所燈籠会 会場にて、以下の落とし物がありました。
お心当たりの方は池田家墓所保存会(0857-26-7932)までお問い合わせください。
<落とし物>
・カメラキャップ
・眼鏡
・下着(男児用)
今年の春以降に池田家墓所を訪れた方は驚かれたと思いますが、墓所内のいたる所で燈籠の宝珠や墓碑を囲う玉垣(石製の柵)の石材が落下したり倒れて壊れてしまいました。これは、平成29年2月に発生した豪雪によるものであり、短期間で一気に降り積もった雪が急速に融け、バランスを崩した石材が雪とともに落下・転倒しました。
その被害は、墓所内の燈籠の約4割の石材落下・全倒、石塔や各藩主墓の正面にある装飾門の落下、分家の墓などの玉垣の倒壊など墓所全体に及び、復旧には多くの費用がかかります。そこで、手を付けられるところから少しずつでも復旧を行うことにしました。
平成29年6月中旬には、比較的修理が容易な燈籠と石塔を復旧しました。この工事により、被害のあった燈籠のうち7割以上が元の姿に戻りました。特に二代・三代藩主墓区画と四代藩主墓区画の間の参道は、以前と同じように整然と燈籠が並ぶ状態になりました。
残ったところは、復旧のための設計や、特別な材料の準備、壊れたものの代わりの石材の準備に時間がかかりますが、平成29年度中には元の姿に戻せるように復旧を続けていきます。また、9月30日開催予定の池田家墓所燈籠会までには、すべての燈籠を復旧したいと考えています。
これからも池田家墓所の姿を伝えていくために一日も早い復旧を進めていきます。みなさまの憩いの場として親しまれるように史跡の姿を戻していきますので、これまでと変わらず、池田家墓所を利用していただけたら幸いです。