地球温暖化によるここ数十年の気候変動は、自然災害や健康被害、生態系への影響など様々な課題を引き起こしており、温室効果ガス排出削減に向けた取組は世界中にひろがっています。
本県においても、琵琶湖や県民生活への脅威が差し迫る中、国に先立つこと2020年1月に、2050年CO₂排出量実質ゼロ(CO₂ネットゼロ)を目指す、しがCO₂ネットゼロムーブメント・キックオフ宣言を行ったところです。
CO₂ネットゼロに向けた取組を通じ、地域や産業の持続的な発展をも実現する「CO₂ネットゼロ社会づくり」を推進し、より豊かな滋賀を次の世代に引き継いでいく、滋賀県CO₂ネットゼロ社会づくり推進計画を策定しました。
また、市町が定める促進区域(地域脱炭素化促進事業の対象となる区域)の設定に関する基準を令和6年(2024年)3月に定めました。
温室効果ガス排出量の削減を目指すとともに、地域や産業の持続的な発展にもつながる「CO₂ネットゼロ社会」の実現を目指します。
2050年のCO₂ネットゼロを実現するための2030年度時点の中期目標を設定しました。なお、これらの目標に満足することなく、県民や事業者等の皆様とともに、さらなる高みに向けて挑戦していきます。
令和6年2月公表