例年、屋根からの雪下ろし中や落氷雪等による死傷事故が多数発生しています。
除雪などによる事故を未然に防ぐため、次の事項に注意するようお願いします。
被害防止のために
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屋根の雪おろしをする際には
- 複数で行う!(梯子を支えたり、安全を確認したり、万一の際の救助のために。やむを得ず一人で行う場合は、家族や近所の人に声をかけて)
- 滑り止め!(靴や梯子に滑り止めをつける等の工夫を)
- 命綱をつけて!(万一滑った場合や雪の急落に備えて)
- 周囲も確認!(下の通行人や子供などに十分注意を)
- 低い屋根でも油断は禁物!
- 建物のまわりに雪を残して雪下ろし!
- 晴れの日ほど要注意、屋根の雪がゆるんでいる!
除雪機を使用する際には
- 服装に注意!(機械に巻き込まれないように)
- トラブル時はエンジン停止!(雪が詰まった等、トラブル時はエンジンを必ず停止)
- 周囲も確認!(通行人や子供などに十分注意)
- 除雪道具はこまめに手入れ、点検を!
住宅の安全対策については
無落雪屋根や雪止め金具の設置を検討!
参考資料: 『 戸建て住宅の屋根の雪処理計画』
監修 (地独)北海道立総合研究機構建築研究本部北方建築総合研究所
その他の注意事項
- 屋根の雪に注意!( 屋根の下を通る時は、『雪』や『つらら』に注意を)
- 除雪時の健康に注意!(無理な作業しない、除雪後汗をかいたら着替え)
- 気象情報に注意!(暴風雪や大雪警報が発表されたら、なるべく外出を控える)
- 携帯電話の携行を忘れずに!
参考リンク
内閣府のホームページで、「除雪中の事故防止に向けた対策」を含め、住民の除雪中の事故防止のための準備・心構え等、「減災」の知恵や工夫を取りまとめて、情報発信を行っていますので、ご覧下さい。 http://www.bousai.go.jp/setsugai/index.html
除排雪により受けた被害の例
- 屋根の雪おろし中に屋根からの転落による被害
- 屋根の雪おろし中に梯子(はしご)からの転落による被害
- 歩行中または除雪中で落氷雪による被害(落氷雪が身体にあたり負傷。雪に埋もれ発見が遅れたことによる死亡等)
- 除雪機による手足の挟み込みによる被害