「角館野菜」100年以上の歴史のある野菜品評会の復活(下延地区収穫感謝祭)
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「角館野菜」として地域の野菜をブランド化する取り組みを行っています。
仙北市下延地域では100年以上の歴史のある地域独自の野菜品評会が行われていましたが、コロナ禍や猛暑の影響で近年中止されていました。今回、下延野菜生産研究会と地元自治会が協力して6年ぶりに下延地区の収穫感謝祭(令和6年11月9日)を開催し、歴史ある野菜品評会を復活させました。
【野菜品評会・収穫感謝祭の様子】
令和6年11月9日、「角館野菜」ののぼりを目印に野菜出品者や地域の方々が集まりました。
県農業振興普及課職員が審査員として、各野菜の審査を行いました。審査の着眼点を審査員から教えてもらい、さらなる野菜の品質向上を目指します。
出品された野菜の数々。出品された野菜には生産者と価格が記載された引換券が付いていました。来場者も野菜を品定めし、気に入った野菜を品評会終了後に購入できます。キャベツ200円(2玉で)、白菜300円(2玉で)など、立派すぎる野菜が驚くほどお買い得でした。
各野菜別の入賞者には実用的な賞品が贈呈され、中には1等(賞品はスコップ)を2つも受賞した野菜の匠も。
会場には第100回目の品評会の開催を記念した植樹があり、「110回まで開催したことは記憶している」と地元の方はおっしゃっておりました。歴史ある品評会の栄誉ある受賞です。
外では軽トラ市も行いました。粘りが違うと自慢の長芋は予約販売も行っています。
芋の子汁のふるまいも行いました。これが本当に美味しい!とろけるような芋の子(里芋)でした。
近年の異常気象対策や地産地消の取り組みについて、佐藤種苗(株)の佐藤代表より講演していだたきました。
仙北市下延地域で採れた旬の「角館野菜」を今後も販売していきますので、ピンクのステッカーを見かけたら是非お買い求めください。