秋田港の概要 | 美の国あきたネット
 秋田港は、県中央部を流れる雄物川の旧河口に位置し、県内物流の拠点として重要な役割を果たしています。
 5万トン岸壁1バース、4万トン岸壁1バース等30バースの公共岸壁が整備されています。
 外貿コンテナについては、韓国航路の週5便のうち、週1便が中国航路へ延伸(令和5年10月末現在)しており、令和4年(外貿実入り)は38,790TEU(454,548トン)の取扱いがありました。
 令和4年11月には内航フィーダー輸送によるコンテナ貨物の取扱いが開始され、12月までの2ヶ月間の実績は559TEU(4,059トン)でした。
 また、苫小牧東-秋田-新潟を結んでいるフェリー航路(週6便、うち週1便は敦賀まで延伸。令和5年11月末現在)は、貨物物流の一端を担っているとともに、多くの旅行者に利用されている。
 他にもマリーナが整備されており、プレジャーボートの受入れが行われています。
 平成24年4月に国際コンテナターミナルの供用を開始。平成27年1月にはコンテナヤードを拡張し、年間処理能力を10万TEUに拡大するなど、日本海側における交易・交流の拠点としての機能強化を図っています。
 令和5年1月にはポート・オブ・ザ・イヤー2022への選定や、港湾区域内における商業ベースでの大型洋上風力発電の運転が開始されたほか、同年のクルーズ船の寄港数が過去最高の23回となるなど、賑わいあるみなとまちづくりや港湾振興に寄与するものと期待されています。
 
    令和4年の取扱貨物量は、「その他の石油」、「セメント」、「木材チップ」など、合計6,828,212トン(輸出458,758トン、輸入1,778,966トン、移出1,369,684トン、移入3,220,804トン)でした。