令和5年度未来をつくるロカジョサークル応援事業の取組について
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令和5年度未来をつくるロカジョサークル応援事業の取組について
(「ロカジョ」とは、地域(ローカル)で活躍する女性を指す造語です。)
「やりたいことが漠然としている」「一緒に活動する仲間がほしい」「チャレンジする場がほしい」など、それぞれが抱える様々な想いを形にしていくため、運営スタッフによるトータルサポートのもと、事業参加者が仲間づくりからアイデアの具現化、実践に至るまでの活動に取り組みました。
事業の主な流れや、事業参加者の取組状況を次のとおりお知らせします。
1 事前説明会
事業の流れや、一緒に活動していくこととなる仲間同士の雰囲気などをあらかじめ知っていただくため、参加者募集の一環として、各地区で事前説明会を開催しました。
【事前説明会の様子】
2 交流会(各地区3回)
普段の生活の中で感じている"いつかやってみたいこと"や"モヤモヤ考えていること"などを具体的な形にしていくため、アイデアの整理や仲間集めなどを進めました。
・第1回:「自己紹介タイム」、「自己探求シート」の制作、共有など
・第2回:"やってみたい!"を書き出してみる「妄想会議シート」の制作、
相手の"妄想"が広がるのを手伝う「勝手にアイデアタイム」、
同じアイデアに一緒に取り組む仲間を募る「この指とまれタイム」など
・第3回:「山登りシート」を使ったやりたいことの整理、企画のイメージの具体化など
【交流会の様子】
~第1回(仙北地区)~ ~第2回(横手地区)~
~第3回(能代地区)~ ~第3回(仙北地区)~
3 実践活動(全5チーム)
交流会を通して検討したアイデアをもとに、5チームに分かれて実践活動を行いました。
パンケーキ in the school(能代)
「子どもたちに、地域で活躍する大人をもっと知ってほしい」との思いから、地元能代出身のパティシエ(ロカジョ事業参加者)を講師に、藤里町立義務教育学校藤里学園の3年生にパンケーキづくりに挑戦してもらいました。また、今後、キャリア教育の一環として、パティシエから子どもたちに向けて、現在の仕事の様子やこれまでの経歴などについてお話しすることも検討しています。
【活動の様子】
能代っぽい新商品を考える会(能代)
「能代らしさ」を感じられる商品づくりに取り組んでおり、秋田杉を素材とした容器(升)に、レーザープリントを施した試作品を製作しました。消費者に喜ばれる升のデザインなどを探るため、能代市内で開催されるクリスマスイベントに出展し、来場者向けの「升デコレーションワークショップ」を開催しました。
【活動の様子】
仙北市おしごと体験キッズマルシェ(仙北)
【活動の様子】
旧民宿の建物・敷地を利活用したい(仙北)
【活動の様子】
親子で楽しむプチクリスマス会(横手)
「子育て中の家族の交流の場を作りたい」という思いからクリスマスイベントを開催しました。クリスマスフォト、花を使ったフォトフレームWS、クリスマスアートWSを行いました。また、当日は、日頃から地域のコミュニティの場づくりとしてコミュニティカフェの運営に取り組んでいる境町地区交流センター運営協議会の協力により、「境町カフェ」の提供がありました。
【活動の様子】
4 活動報告会
事業参加者同士のネットワーク化を図るため、各会場をオンラインで繋ぎ、3地区合同の活動報告会を開催しました。
【報告会の様子】
5 事業参加者の声
事業に参加された方の感想を一部ご紹介します。
・普段から、やりたいと思ったことに時間を使えなかったり、一歩踏み出せなかったりすることがよくあるので、取組のきっかけをもらえて良かった。
・自分だけでは思いつかないようなアイデアを持っているメンバーと出会えて、一緒にイベントを作ることができた。やってみたいことが叶った。
・誰かと一緒なら、自分にも地域を良くするためにできることがあるのだと気付いた。
・普段あまり関わることのない職種の人たちとアイデアを出し合って進めていく過程が面白く、身になった。
・"何か"に向けて頑張れた。達成感があった。
・様々なサポート、アドバイスのもと、楽しく夢を語れる場であり、実現していく場だった。