「秋田県犯罪被害者等支援条例」を制定しました
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本県は、交通事故の発生件数や死傷者数が着実に減少しているとともに、犯罪の発生件数は全国的にも少なく、また検挙率は全国の高位にありますが、交通事故や殺人・強盗などの凶悪な事件は私たちの身の回りで起こっており、誰もが犯罪被害者等になる可能性があります。
被害に遭われた方やその家族は、生命、身体、財産に対しての直接的な被害だけでなく、周囲の人々の無関心や心ない言動、収入の途絶、高額な医療費の負担、自宅が事件現場になったことに伴う転居、事業主の無理解による一方的な解雇等、いわゆる「二次的被害」に苦しめられ、社会的に孤立してしまうことも少なくありません。
被害に遭われた方々が様々な問題や負担を軽減し、平穏な生活を早期に回復できるよう、犯罪被害者等支援の目的や理念を県民全体で共有し、支える地域社会づくりを目指して秋田県犯罪被害者等支援条例を制定しました。