「第4期あきた伝統的工芸品等産業振興プラン」を策定しました
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秋田県では、伝統的工芸品等産業の振興を図るため、平成30年度から令和3年度までの4年間を推進期間とする「第3期あきた伝統的工芸品等産業振興プラン」に基づき、産地や市町村と一体となって産業振興に向けた取組を行ってきました。
これまでの成果を踏まえ、引き続き伝統的工芸品等産業の振興を図るため、令和4年度から令和7年度までの4年間を推進期間とする「第4期あきた伝統的工芸品等産業振興プラン」を策定しました。
策定の趣旨
伝統的工芸品等産業を育成・強化し、次代に引き継いでいくため本プランを策定し、産地・事業者、市町村、県が一体となって伝統的工芸品等産業の振興に向けた取組を実施します。
基本方針
1 PR体制の整備と新たな販路の開拓
・消費者ニーズの変化に対応したPR強化
・本県で開催される伝統的工芸品月間国民会議全国大会を通じた魅力発信
・実際手に取って触れられる取扱店舗等の開拓
・海外展開も視野に入れたEC・通販等への対応強化
・観光業・飲食業等と連携した販路拡大
2 商品の魅力向上
・生活様式の変化によって生じたニーズをデザイン等に取り入れた新商品開発
・異業種と連携して行う新たな機能・用途開発
・産地間連携による秋田ブランドの確立
・歴史と伝統に基づく技術・サスティナブルな魅力による商品開発
3 産地の将来を担う人材の確保・育成
・「手しごと」を担う若手就労者の確保・育成
・従事者が安心して働き続けられる職場環境作り
・商品開発から販売まで、総合的にマネジメントできる次世代リーダーの育成
4 生産基盤の安定
・技術・技能の伝承・保存
・手しごとの良さを残しつつ、生産工程の改善による利益確保
・原材料の安定確保に向けた情報収集、技術的課題の解決