令和3年度秋田の原風景を守り継ぐ優良表彰仙北支部支部長賞授賞式を行いました。 | 美の国あきたネット

 

令和3年12月23日(木)仙北地域振興局で「令和3年度秋田の原風景を守り継ぐ優良表彰仙北支部支部長賞授賞式」を行いました。記念写真

 受賞団体を中心に市・県の関係者と記念撮影

本表彰は「多面的機能支払交付金」及び「中山間地域等直接支払交付金」(注1)を活用している組織・協定の中で特に優れた活動を行っている団体を表彰しており、支部長賞を受賞した「清水川若葉会活動組織」、「大宮田向集落協定」(注2)へ賞状の授与を行いました。

 
表彰清水川若葉会 表彰大宮田向集落協定
 表彰状授与(左 清水川若葉会活動組織 右 大宮田向集落協定)

                       

 秋田県多面的機能支援協議会仙北支部長である秋田県仙北地域振興局農林部 鈴木 慎一 部長は「今回受賞した2団体は仙北管内における地域活動のトップランナーであることから、今後は優良事例として他地域の活動へ波及し、仙北管内の活動組織がより活性化することに期待している」と述べ、2団体の活動を称賛していました。

また、受賞者の挨拶において、清水川若葉会活動組織の清水川 一郎 代表は「汗水流しながらみんなで協力したからこそ受賞できた。自分たちの代だけでなく子供や孫の代まで農地を荒廃させないようにしたい」と述べました。

大宮田向集落協定の荒木田 俊一 代表は「県営の基盤整備を契機に設立した農業法人等とも連携して活動しており、今後も組織を含めた関係機関が一体となって、この地域に住みたいと思うような農村にしていきたい」と述べました。

清水川代表 荒木田代表

受賞者挨拶(左 清水川若葉会活動組織 清水川代表  右 大宮田向集落協定 荒木田代表)

受賞組織の活動の様子
 清水川植栽  清水川看板
植栽による景観形成活動(清水川若葉会活動組織)  啓発看板の設置(清水川若葉会活動組織)
大宮田イワナ 大宮田祭事
イワナのつかみ取り体験(大宮田向集落協定) 神社での五穀豊穣祭事(大宮田向集落協定)

                        

 県では今後とも、秋田の原風景を守り継ぐ活動団体に対して継続的に支援をします。

 

1)多面的機能支払交付金とは、地域共同で行う、多面的機能を支える活動や、地域資源(農地、水路、農道等)の資源向上を図る活動を支援するものです。中山間地域等直接支払交付金とは高齢化や人口減少が著しい中山間地域等において、農業生産活動の継続に向けた取組への支援するものです。(上に戻る)

注2)清水川若葉会活動組織は平成19年から多面的機能支払交付金に取り組んでいる大仙市旧太田町の組織です。大宮田向集落協定は平成14年から中山間地域等直接支払交付金に取り組んでいる仙北市旧田沢湖町の組織です。(上に戻る)