あきたエコタウンセンターのご利用案内
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あきたエコタウンセンターとは
あきたエコタウンセンターは、秋田県北部を中心とした環境・リサイクル産業のPRと環境教育の推進を図ることを目的に設置されました。センター内には環境・リサイクルについてのパネル展示コーナーやDVDなどの視聴ができる環境学習のための研修室などがあります。また、環境・リサイクルに取り組む企業等への見学申し込みの窓口にもなっています。
これまでの技術を環境・リサイクルに活かして
戦後、秋田県の金属鉱山は小坂鉱山の黒鉱大鉱床の発見を皮切りに次々と大規模な鉱床が発見されて大いに活気づきました。しかしながら、昭和40年代後半からは海外の安価な鉱石の流入などによって経営の合理化や事業縮小を余儀なくされ、平成6年に秋田県内全鉱山が閉山または採掘休止となりました。現在、小坂製錬(株)では鉱石を原料とする製錬に替わり、一旦製品化され使用済みとなった電気・電子製品などから、再び金属を取り出すリサイクル製錬へと移行しています。黒鉱製錬時代の選鉱・製錬の高度な技術を活かして、高品質の金・銀やベースメタルの銅・鉛などからビスマス・インジウム等のレアメタルに至るまで、多種類の金属の回収を実現しています。このように秋田県北部では、これまでに培った技術をもとに、資源リサイクルを新たな産業の柱として、日本はもとより世界でも活躍する企業が増えてきました。
※黒鉱:亜鉛や鉛、銅のほか、金、銀、レアメタルなど多くの金属を含む黒い鉱石。
エコタウンとは
ゼロ・エミッション構想(産業から出るすべての廃棄物を他の分野の原料として活かし、廃棄物をゼロにすることを目指す構想))を基本とした、自然にやさしい環境と調和したまちづくりが進められている地域のことをいいます。
秋田県北部エコタウン計画(環境と調和したまちづくり)
平成11年11月12日付けで国(通商産業大臣、厚生大臣)から承認を受けています。
※平成16年10月7日には、国(経済産業省、環境省)から変更計画が承認されました。
見学モデルコースのご案内
見学コースはA、B、C、D,Eまでの5つです。それぞれ見学テーマに沿って講義や見学を実施します。 なお、実施場所はAコースのみ小坂町で、BからEのコースは大館市です。いずれのコースも、あきたエコタウンセンター案内人の会に所属するボランティア案内人がご案内いたします。詳しくは、あきたエコタウンセンターのWebサイトをご覧ください。
お申し込みにあたってのお願い
- お車の手配は見学者ご自身でお願いします。見学の際は、案内人が同乗させていただきます。
- 受け入れ側の都合により、見学できない場合もございます。
- ご予約は見学の1か月前を目途にお申込みください。
- 利用料金など、詳細についてはあきたエコタウンセンターのwebサイトをご覧ください。
あきたエコタウンセンター(秋田県金属鉱業研修技術センター内) TEL 0186-29-3100