「守りたい秋田の里地里山50」横手市三又地域で高校生が「山内にんじん」の収穫を体験
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令和2年10月25日(日)、横手市山内三又地域で高校生による「山内にんじん」の収穫体験が行われました。
三又地域は、県が進める「守りたい秋田の里地里山50」の認定地域のひとつです。
横手川上流部に沿って発達した山間農村集落であり、秋田の伝統野菜である「山内にんじん」等の野菜の栽培や「いぶりがっこ」の生産も盛んです。
この地域では三又営農組合が主体となり、市内の高校生や県内の大学生との地域交流を積極的に実施していて、地域の活性化や先人からの技術や製法を若い世代へ受け継ぐ活動をしています。
県は、認定地域で行われている里地里山の保全活動等に対し支援を行っています。
今年の収穫体験は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小しての活動となってしまいましたが、秋田県立横手城南高等学校の生徒10名と先生2名が参加しました。
当日は雨が降る中での作業となりました。
高校生は農家から収穫方法を教わりながら一生懸命作業に励み、一輪車数台分にもなる「山内にんじん」を収穫することができました。
「山内にんじん」は、鮮やかな赤色が特徴の太くて長いにんじんで、パリッとした食感と強い甘みがあり、漬け物やサラダ、煮物に向いているそうです。
店頭などで見かけた際には、ぜひ購入して味わってみてはいかがでしょうか?