横手市山内地域で「そばオーナー収穫祭」と「新そば食事会」が開催されました | 美の国あきたネット
 
 
そば畑に設置された「そばオーナー」の看板
 平成29年10月22日(日)、(株)ウッディさんない(道の駅さんない)(以下「ウッディさんない」)と農事組合法人 山楽里(さらり)(以下「山楽里」)の連携による「そばオーナー収穫祭」が、横手市山内地域で開催されました。
 当日は、そばオーナー30名が参加して、8月6日に種を撒いた階上早生(はしかみわせ)の収穫を体験したほか、食事会で山内産の新そばを味わいました。
(秋田県では「中山間ふるさと秋田づくり総合支援事業」でこの取り組みを支援しています。)
 
 
オーナーたちに挨拶する佐藤さん
 はじめに、山内大松川の霜焼野にあるそば畑で、山楽里代表理事の佐藤健一さんがオーナーの方々に挨拶しました。
 「8月前半までは天候も順調だったが開花してから雨が多く、また、風の強い日もあったので、そばの生育には不利な条件だった。」
 
 
オーナーたちに挨拶する木村さん
 続いて、畑を管理してくれた木村栄次さんが挨拶しました。
 「管理に気を使ったが収穫に間に合ってよかった。山内地域は寒暖の差が大きく他の地域とは味が違う。食事会で味わってほしい。」
 
 
刈り取ったそばを束ねる佐藤さん
 現在、そばの収穫は機械を使って行うのですが、佐藤さんが昔ながらの鎌を使ったそばの刈り取りと、天日を使った乾燥「稲架(はさ)掛け」を実演してくれました。
 
 
そばの実を扱いて収穫する参加者たち
 当日は明け方に雨が降り、そばの収穫には良い条件ではありませんでしたが、オーナーたちは鎌や手を使ってそばの収穫を体験しました。
 
 
 
施設の説明をする佐藤さん
 佐藤さんの案内で玄そば乾燥調整施設を見学しました。
 
 
新そば食事会の様子
 「新そば食事会」会場の南相野々地区集会所では、収穫体験参加者を含むそばオーナー90名が山内産の新そばの味と香りを楽しみました。
 
 
食事会で提供された新そば
 11月中旬にはオーナーを対象とした「そば打ち体験」が開催されます。
 
 
 
 なお、ウッディさんないに伺ったところ、そばオーナー以外の方でもそば打ちが体験できる「そば打ち体験教室」を開催しているとのことです。
 以下は「そば打ち体験教室」の概要です。
•山内産のそば粉で「二八そば」を打ちます。
•4名様以上でお申し込みください。
•予約は5日前までにお願いします。
•時期は問いませんが、土、日、祝日で他にイベント等を開催する場合は、体験を休ませていただきます。
•時間は午前10時からと午後2時からです。いずれかをお選びください。
•体験料は1人1回につき1,400円(税込み)です。
•打ったそばはすべてお持ち帰りいただきます。
•エプロンをご持参ください。それ以外はウッディさんないで用意します。