牛乳・乳製品の消費拡大のお願いについて - 愛知県
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牛乳・乳製品の消費拡大のお願いについて

ページID:0437279 掲載日:2022年12月26日更新 印刷ページ表示

「モ~ッと牛乳飲モ~」 牛乳・乳製品の消費拡大のお願いについて

 愛知県は、生乳(せいにゅう)(※)生産量が全国第8位の酪農が盛んな県です。牛乳やヨーグルト、バターなどの乳製品は、私たちの食卓に欠かせない食材であり、愛知県を始めとする全国各地の酪農関係者の方々の日頃の努力により安定的に供給されています。

 こうした中、新型コロナウイルス感染症の影響により、全国的に牛乳・乳製品の消費が伸び悩んでおり、2021年の年末以降、生乳が余ることが懸念される状況が続いています。

 また、牛に与える飼料の値段が今までにないぐらい上昇し、生産者の経営は大変厳しい状況にあります。

 乳牛は、毎日、乳(ちち)を搾(しぼ)る必要があり、急激に生産量を調整することは困難です。酪農家は飼育頭数を見直すなど対応をすすめていますが、一度生産量を減らすと元に戻すのに長い時間がかかります。

 今後、消費が回復した後でも、消費者の皆様に牛乳・乳製品を安定的に届けることができるよう、この危機を生産者と消費者が一丸となって乗り越える必要があります。

 そこで、愛知県は農林水産省等が実施する「牛乳でスマイルプロジェクト」に参加し、県産牛乳・乳製品の消費拡大の取組を愛知県農林水産部門のTwitterやフェイスブックなどで発信をしていく予定です。

 県民の皆様には、愛知県を始めとする全国各地の酪農関係者の皆様が丹精込めて生産した生乳の廃棄を避けるため、ぜひ、牛乳や乳製品を少しでも多く購入し、愛知の酪農を応援していただきたいと思います。

※:「生乳(せいにゅう)」とは、牛から搾ったままの乳のことであり、牛乳やヨーグルトやバターなど、乳業工場において、用途に分けて処理される。 

1 牛乳でスマイルプロジェクトについて

 令和4年6月、農林水産省が、一般社団法人Jミルクとともに、「牛乳でスマイルプロジェクト」を立ち上げました。
 このプロジェクトでは、酪農・乳業関係者のみならず、様々な企業・団体・自治体など官民から幅広い参加者に加わっていただき、共通ロゴマークにより一体感を持って、更なる牛乳乳製品の消費拡大に取り組まれています。

 下図:共通ロゴマーク

ロゴマーク

 

  • 「牛乳でスマイルプロジェクト」の詳細はこちら。

2 業界における消費促進の取組

 一般社団法人J ミルクでは、「牛乳でスマイルプロジェクト」の一環として、学校が休みとなる時期(冬休み、春休み等)の「給食のない日」に、子どもたちが家庭で楽しく牛乳乳製品を摂取するための呼びかけを「#土日ミルク」と打ち出し、実施しています。

  • 一般社団法人​Jミルクの「土日ミルク」特設webページは、こちら。

 また、牛乳乳製品を使った料理をつくり、出来ばえをSNSに投稿することで、牛乳料理の輪を広げよう!という取組として、「#牛乳料理部」という取組も実施されています。

  • 「#牛乳料理部」についての詳細は、こちら。

3 これまでの取組

 愛知県では「モ~ッと牛乳飲モ~」キャンペーンを実施し、昨年度の年末には、知事が愛知県産牛乳を飲むことで、県民の皆様に牛乳・乳製品の消費拡大を呼びかけました。

 ポスター

 農林水産省では、牛乳や乳製品を普段より1本多く消費することを推進する「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」を開始し、よしもと芸人とのコラボ動画などを公開しています。

  • 「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」の詳細はこちら。

 また、一般社団法人Jミルク※2では、緊急牛乳消費促進特設ページを開設し、酪農・乳業関係者が一体となり消費促進対策を実施しており、牛乳を活用したレシピ等も公開されています。

  • 一般社団法人​Jミルクの緊急牛乳消費促進特設webページはこちら。

4 問い合わせ先

  愛知県 農業水産局 畜産課あいまるくん
  生産・流通グループ
  電話:052-954-6426
  E-mail: chikusan@pref.aichi.lg.jp