研究開発
粉末冶金法とは、簡単にいえば異なる種類の金属粉を混合し押し固め、加熱し製品化する方法です。当社ではこの技術をもちい焼結含油軸受、焼結機械部品等の生産を行っています。この粉末冶金法は材料に無駄がなく、型で押し固めれば瞬時に成形できるため、生産効率が良く、形状の設計選択の幅が広いというのが最大のメリットです。一方、材料が金属粉と油であるため十分な特性を得るためには、それぞれの選定が重要となります。その鍵を握るのが材料の精製や配合などの技術開発なのであります。そこで研究開発部門においては当社オリジナルの試験機を用いて、将来も見据えた上で、お客様のニーズに対応できるよう各製品のさらなる高精度、高性能、高品質化を推し進めています。
主な試験器類(焼結含油軸受)
低摩擦、耐摩耗、静音、長寿命、広い使用温度範囲など、お客様の要望に沿う軸受を開発しています。サプライヤとの共同開発により、独自の材料、潤滑油、工法を生み出し、世の中に無い新しい製品を送り出しています。また、先端技術テーマを、大学や研究機関と共同研究しています。これら活動により、焼結含油軸受シェアNo.1を維持・拡大すると同時に、業界の発展に努めています。
レオメーター
軸受性能評価試験機
3次元白色光干渉型顕微鏡
SEM-EDX
主な試験器類(焼結機械部品)
お客様の要望を満足する機械部品を開発しています。サプライヤとの共同開発、ニーズ達成のため、独自の材料、工法を生み出し、当社ならではの付加価値のある製品を世の中に送り出しています。また、先端技術テーマを、大学や研究機関と共同研究しています。これら活動により、焼結機械部品のシェア拡大すると同時に、業界の発展に努めています。
50kN万能材料試験機
交流・直流磁化特性試験装置
走査電子顕微鏡
炭素・硫黄 分析装置