ポプラ文庫ピュアフル(362)
(P[こ]9−1)今宵、嘘つきたちは光の幕をあげる
一瞬に命をかける少女たちの輝きを閉じ込める「少女文学」作家・紅玉いづきが贈る、嘘を背負う双子の胸が熱くなる青春ミステリ!
発売年月 |
2023年9月 |
ISBN |
978-4-591-17895-9 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
148mm x 105mm |
ページ数 |
332ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
836円(本体760円) |
未曾有の大地震が首都・東京を襲った後、復興の名目で湾岸エリアに大人の街――カジノ特区がオープンしてから長い時間が経った。今宵も、街を象徴し、盛り上げるために置かれた少女サーカスでは、古き文学者の名を冠する精鋭たちが舞台へと踊り出る。が、あるとき花形の空中ブランコ乗り・片岡涙海が練習中に落下。身代わりとして容姿がそっくりの双子の妹・愛涙が舞台に立つことになる。やがて、その命が狙われて……?
熱狂とその舞台裏、大人たちの黒い思惑を巻き込みながら、嘘を背負って生きるふたりが見つけた結末は――。
一瞬に命をかける少女たちの輝きを閉じ込めた「少女文学」紅玉いづき、異色の青春ミステリ!
■著者プロフィール
紅玉いづき
1984年生まれ、石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業。2006年、少女の崩壊と再生を描いた『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞を受賞、07年同作にてデビュー。逆境を跳ね返し、我がものとしていく少女たちを描き、強固な支持を得ている。