(2024年11月07日更新)
いつもプラン・インターナショナルの活動に温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。
プランは、自然災害や紛争により避難を余儀なくされた方々への救援物資の提供をはじめ、その後の長期的な視野に立った緊急・復興支援を行っています。活動内容としては、建物の修繕や衛生環境の改善、緊急下における子どもの保護や心のケアなどが挙げられます。
2024年度※も、皆さまのご支援のおかげで、紛争により過酷な避難生活を強いられている難民や国内避難民の方々、そして災害で被災した子どもたちや家族などに対する緊急支援を実施することができました。これまでの活動成果を写真や現地の声とともにご報告いたします。
- ※2024年度(2023年7月1日~2024年6月30日)
2024年度「緊急・復興支援」活動報告
スーダンとガザでは、長期化している人道危機のため、特に子どもたちを中心に大勢の人々が飢餓に苦しんでいます。スーダンでは長引く紛争により人道支援活動が阻害され、状況が悪化の一途をたどっています。また、ガザでは長年にわたる封鎖によって経済活動が停滞し、食料や物資の不足が深刻化しており、最近の暴力の激化がさらなる困難を招いています。シリアでは、地震による甚大な被害に加え、長年の内戦が人々の生活を困難にしています。これら3地域に対する日本国内での緊急支援の寄付募集は終了いたしましたが、現地では引き続き人々のニーズに寄り添った活動を続けています。
一方、能登では、2024年1月の地震発生に伴い実施した緊急支援の活動期間を延長し、現場が直面しているさまざまな課題に取り組んでいます。9月の能登豪雨により被災された方々にも寄り添いながら、子どもたちが安心して学べる学校の復興や教育現場での防災への取り組みを継続しています。
皆さまの温かいご支援に心より感謝申し上げます。