よくあるご質問
よくあるご質問と回答
フリクションとは温度変化により無色になる「フリクションインキ」を搭載した新発想の製品です。フリクションシリーズにはボールペン、蛍光ペン、カラーペン、色鉛筆、スタンプの各製品があります。
フリクションシリーズ一覧はこちら。
「フリクションインキ」は、1975年に基本原理が開発発見されたメタモカラーというインキを改良研究し、進化させたものです。メタモカラーの原理は、ロイコ染料、顕色剤、変色調整剤を一つのマイクロカプセルの中に均一に混合し、封入して顔料化したものになります。
ロイコ染料とは、黒、赤などの色を決める成分ですが、単体では発色しません。しかしこれを顕色剤と科学的に結びつけると黒、赤などに発色する特性を有しています。
メタモカラーの最大の特徴は、ロイコ染料と顕著色剤が封入されたカプセルの中に。さらに変色温度調整剤を追加したことです。変色温度調整剤の種類を変えることで、インキ(マイクロカプセル)が変色する温度を自由に選べるようになりました。
「フリクションインキ」は特殊なマイクロカプセルが色素の役割を果たしています。カプセルに含まれる3種類の成分の組み合わせが摩擦熱により変化し、インキが無色になります。
「フリクションインキ」は消色温度が60度に設定されていて、筆跡を専用ラバーで擦ることで生じる摩擦熱によりインキの色が無色に変わり、筆跡や押印を消すことができます。 これが「フリクション」の消える仕組みです。
フリクションインキのわかりやすい説明はこちら
→「かく、がスキ」ボールペンなのにどうして消えるの?
「フリクションインキ」の仕組みを動画でご覧いただけます。
→パイロットライブラリー 開発者に聞くインキの仕組み
正しくお使いいただく為に
フリクションシリーズ取扱いの注意
筆記具取扱いの注意
- 筆記及び描画以外には使用しないでください。
- 幼児の手の届く所に置かないでください。
- ペン先を水平より上に向けての筆記はお避けください。インキ漏れの原因となります。(ボールペンの場合)
- 激しく振ったりショックを与えたりするとインキが漏れる場合があります。
- 使用後は必ずペン先を収納してください。(ノック式の場合)
- 使用後は必ずキャップを閉めてください。(キャップ式の場合)
- 衣服などにインキが付くと落ちない場合がありますのでご注意ください。
- 直射日光の当たる場所や、高温になる場所に置かないでください。
- 替芯はパイロット純正品をご使用ください。
【フリクションシリーズ】
- 筆跡が乾いてから消去用ラバーでこすると色が消えます。
- 証書類・宛名など消えてはいけないものには使用しないでください。
- 直射日光の当たる場所や、高温になる場所に置かないでください。60℃以上になるとインキが無色になります。
- -10℃前後になると消去した筆跡が戻る場合があります。
- 紙以外への筆記には使用しないでください。
- 感熱紙など紙の種類や、印刷物の特性によっては消去に不向きな場合があります。
- 消去用ラバーに汚れがついたまま擦ると、紙面が汚れます。ふき取るなど汚れを落としてからお使いください。
- マークシートには使用できません。
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